Visual Studio 管理者ガイド
Visual Studio をネットワークに配置するには、インストール対象となる各コンピューターが最小インストール要件を満たしている必要があります。
検出キーおよびサービス キー
レジストリの検出サブキーを使用して、Visual Studio 製品がコンピューターに既にインストールされているかどうかを確認できます。「システム要件の検出」を参照してください。
再起動の回避
Visual Studio の配置前に、.NET Framework の適切なバージョンが既にインストールされていることを確認することにより、再起動を回避できます。たとえば、Windows 8 を実行しているコンピューターで、最初に .NET Framework 4.5.1 をインストールせずに Visual Studio 2013 を配置すると、コンピューターの再起動が必要になる場合があります。「.NET Framework 管理者向け配置ガイド」を参照してください。
エラー リターン コード
次の表に重要なエラー コードを示します。これらのコードは、クライアント コンピューターの再起動が必要かどうかに密接に関連しています。
セットアップの状態 |
再起動は不要 |
再起動が必要 |
説明 |
---|---|---|---|
成功 |
0x00000000 [0] |
0x00000bc2 [3010] |
インストールは成功しました。 |
ブロック |
0x80044000 [-2147205120] |
0x8004C000 [-2147172352] |
報告するブロックが "再起動の保留中" だけの場合、戻り値は "不完全-再起動が必要" の値 (0x80048bc7) です。 |
キャンセル |
0x00000642 [1602] |
0x80048642 [-2147187134] |
再起動値が返されると、結果コードは 1602 です。 |
不完全-再起動が必要 |
N/A |
0x80048bc7 [-2147185721] |
インストールを続行するには再起動が必要です。 |
失敗 |
0x00000643 [1603] |
0x80048643 [-2147187133] |
再起動値が返されると、結果コードは 1603 です。 |
顧客フィードバック設定の指定
次のレジストリ キーの値を変更することで、個々のコンピューターで顧客からのフィードバックを有効にするように Visual Studio を構成できます。値は、true の場合は dword:00000001、false の場合は dword:00000000 です。キーが null の場合やない場合、このインストールでは、その Visual Studio のエディション (たとえば、Visual Studio Professional) の既定の設定が継承されます。
x86: HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\VSCommon\12.0\SQM\Optin
x64: HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Wow6432Node\Microsoft\VSCommon\12.0\SQM\Optin
関連トピック
トピック |
説明 |
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無人モードで Visual Studio をインストールする方法について説明します。 |
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Visual Studio をインストールする方法について説明するトピックや情報へのリンクを提供します。 |