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VETileSourceSpecification.TileSource プロパティ

タイルが存在する場所を指定します。

構文

VETileSourceSpecification.TileSource = value

解説

TileSource プロパティの値としては、有効な URL を指定する必要があります。ただし、URL 内では 3 つの変数 (タイルに関連付けるマップ モードを指定するための変数、タイルをホストするサーバーの数を指定するための変数、およびタイルの個別ファイル名を取得するための変数) を使用できます。以下では、それぞれの変数について説明します。

  • %1: このパラメータを使用すると、カスタム タイルに関連付けるマップ スタイルを特定できます。たとえば、タイル ファイル名が "r" で始まっている場合、そのカスタム ファイルが表示されるのはマップ スタイルが "r" (道路地図) に設定されている場合のみになります。有効な値は rh、および a です。
  • %2: 負荷分散のために複数のサーバーを使用している場合は、このパラメータを VETileSourceSpecification.NumServers プロパティと組み合わせて使用することで、タイル サーバーを循環させることができます。
  • %4: この変数を使用すると、ファイル名を循環させることができます。

たとえば、TileServer0、TileServer1、TileServer2 という 3 つのサーバーでタイルをホストしているとします。また、マップ スタイルが航空写真 (aerial) に設定されている場合にのみ表示したいカスタム タイルのセットがあるとします。Virtual Earth の標準の名前付け規則に従えば、これらのタイルはすべて .png ファイルで、そのファイル名は英文字 "a" から始まります (例: "a00245676.png")。この場合であれば、TileSource プロパティを「http://TileServer%2/MyTiles/%1%4.png」に設定し、VETileSourceSpecification.NumServers プロパティを「3」に設定する必要があります。

変数 %2 は数字の循環です。初期値は 0 で、NumServers プロパティに指定した値になった後、また 0 に戻ります。変数 %4 では、Virtual Earth の標準の名前付け規則が使用されます。変数 %1 によって結果がフィルタされるため、これらのタイルはマップ スタイルが航空写真に設定されている場合にのみ表示されます。