データとファイルへのアクセス (HTML)

[ この記事は、Windows ランタイム アプリを作成する Windows 8.x および Windows Phone 8.x 開発者を対象としています。Windows 10 向けの開発を行っている場合は、「最新のドキュメント」をご覧ください]

アプリからファイル、フォルダー、データにアクセスします。

ファイル ピッカーからのファイル アクセス

はじめに:

クイック スタート: ファイル ピッカーによるファイルへのアクセス

ファイル ピッカーでファイルを保存する方法

ファイル ピッカーを使うと、アプリがアクセスできるファイルとフォルダーを明示的に制御でき、保存するファイルの名前や場所をユーザーが指定できるように簡単に設定できます。アプリで操作するファイルやフォルダーをユーザーが選べるようにするには、ファイル ピッカーを呼び出します (ユーザーがファイル ピッカーでアプリがフォルダーにアクセスできるようにした場合、アプリはそのフォルダーとすべてのサブフォルダーにもアクセスできるようになります)。

たいていのアプリがそうであるように、個別のファイルまたは少数のファイルのリストを操作するアプリの場合、ファイル ピッカーの対話式操作だけを使って、アプリで使うファイルやフォルダーにアクセスできる場合があります。 他のファイル システム アクセスが必要ない場合、アプリの機能宣言を最小限にし、アプリをストアに送る際のレビュー プロセスを簡略化できる可能性があります。既定のファイル システム アクセス許可とファイル ピッカーについて詳しくは、「ファイル アクセスとアクセス許可」をご覧ください。

たとえば、次のスクリーン ショットでは、メール アプリでファイル ピッカーを呼び出して、ユーザーがピクチャから画像を選べるようにしています。

また、次のスクリーン ショットでは、リーダー アプリでファイル ピッカーを呼び出して、ユーザーが保存するファイルの名前と場所を指定できるようにしています。

プログラムでのファイルへのアクセス

はじめに:

クイック スタート: プログラムによるファイルへのアクセス

特定の場所にあるファイルとフォルダーにアクセスするためのアクセス許可がアプリにある場合は、その場所のすべてのファイルを列挙してファイルにアクセスできます。アプリが自動的にアクセスできる場所、アプリがその他の場所にアクセスできる方法については、「ファイル アクセスとアクセス許可」をご覧ください。

アプリのファイルとデータへのアクセス

詳細情報:

アプリケーション データの管理

アプリ リソースの定義

ファイル リソースを読み込む方法

アプリのローカル データに対して高度なクエリを実行する方法

すべてのアプリでは、アプリ パッケージ内のリソース ファイルなどのアプリ固有のファイルとデータを、ローカル ファイル システムまたはクラウドに格納して管理できます。

ファイル データの読み取りまたは書き込み

はじめに:

クイック スタート: ファイルの読み取りと書き込み

ファイル内のデータの読み取りと書き込みは、直接行うことも、ストリームを使って行うこともできます。

データ ソースからのデータの取得

詳細情報:

データ ソースの操作

アプリでは、データ ソースを使って、データベース、ファイル、RSS フィードなど、基になっているソースからデータを取得できます。データ ソースは、データを操作し、ListView や FlipView などのコントロールにデータを表示できます。

このセクションの内容

トピック	説明
クイック スタート: プログラムによるファイルへのアクセス	フォルダー、ライブラリ、デバイス、ネットワークの場所などの場所にあるファイルとフォルダーにアクセスします。ファイルやフォルダーのクエリを作成することで、ある場所にあるファイルやフォルダーのクエリを実行することもできます。
クイック スタート: ファイルの読み取りと書き込み	StorageFile オブジェクトを使ってファイルの読み取りと書き込みを行います。
クイック スタート: ファイルのプロパティの取得	StorageFile オブジェクトで表されるファイルのプロパティを取得します。
最近使ったファイルやフォルダーを追跡する方法	ユーザーが頻繁にアクセスするファイルを追跡するには、そのファイルを最近使ったアプリの一覧に追加します。この mostRecentlyUsedList は、最後にアクセスした日時に基づいて項目を並べ替えたり、一覧の上限である 25 項目に達したら最も古い項目を削除したりして、プラットフォームが管理しています。すべてのアプリにはそれぞれに専用の mostRecentlyUsedList があります。
クイック スタート: ホームグループ コンテンツへのアクセス	ユーザーのホームグループ フォルダー (ピクチャ、ミュージック、ビデオなど) に格納されているコンテンツにアクセスします。
選択的なワイプを使ってファイルを保護する方法	アプリで選択的なワイプを使って、アプリのユーザーがアプリのデータに対する権限を失ったときに取り消すことができる保護されたファイルを特定できます。これは、従業員が自分のデバイスを持ち込んで仕事できるようにする一般的なビジネス シナリオです。従業員が退職したときに、個人デバイス上の会社のファイルを削除できます。
クイック スタート: Microsoft OneDrive ファイルが利用可能かどうかの確認	OneDrive ファイルが利用可能かどうかは、StorageFile.isAvailable プロパティを使って確認します。
Visual Studio のテンプレート データをカスタマイズする方法	ハブ/ピボット、ハブ、ピボット、グリッド、スプリットの各テンプレートでは、アプリに必要なデータを取得するためのコードは data.js ファイルに含まれています。 このファイルは、アプリのサンプル データ ソースを表しています。
カスタム ファイルを使って OEM 情報を渡す方法	開発したアプリでカスタム ファイルを使って OEM 情報をアプリに渡す方法
カスタム データ ソースを作成する方法	カスタムの IListDataAdapter と IListDataSource を作る方法について説明します。
ファイル ピッカーの操作	このセクションには、アプリにファイル ピッカーを組み込む方法について説明しているクイック スタートと方法のトピックが記載されています。

 

関連トピック

ファイル アクセスのサンプル

ファイル ピッカーのサンプル