Dim ステートメント

変数を宣言してメモリ領域を割り当てます。

Dim varname[([subscripts])][, varname[([subscripts])]] . . .

引数

  • varname
    宣言する変数の名前を指定します。変数の標準的な名前付け規則に従って名前を付けます。

  • subscripts
    配列変数の次元を指定します。指定できる次元数の最大値は 60 です。subscripts の構文は次のとおりです。

    upperbound [,upperbound] . . . . .

    配列のインデックス番号の最小値は、常に 0 になります。

解説

Dim ステートメントを使ってスクリプト レベルで宣言した変数は、宣言したスクリプト内のすべてのプロシージャから参照できます。プロシージャ レベルで宣言した変数は、宣言したプロシージャ内でのみ参照できます。

Dim ステートメントを空のかっこと組み合わせて使うと、動的配列を宣言することができます。宣言した動的配列の次元と要素の数をプロシージャ内で定義するには、ReDim ステートメントを使います。ただし、Dim ステートメントで明示的にサイズを指定した配列変数の次元を再び宣言しようとすると、エラーが発生します。

メモ プロシージャ内に Dim ステートメントを記述する場合は、プロシージャの先頭に記述した方がコードが読みやすくなります。

次のコードは、Dim ステートメントの使用例です。

Dim Names(9)       ' 10 個の要素を持つ配列を宣言します。
Dim Names()        ' 動的配列を宣言します。
Dim MyVar, MyNum   ' 2 個の変数を宣言します。

必要条件

バージョン 1

参照

Private ステートメント | Public ステートメント | ReDim ステートメント | Set ステートメント