toArray メソッド
VBArray を JScript の標準配列に変換します。
safeArray.toArray( )
必須の safeArray 参照には、VBArray オブジェクトの名前を指定します。
解説
この変換では、多次元の VBArray も 1 次元の JScript 配列に変換されます。この場合、各次元は 1 つ前の次元の後ろに順次追加されます。たとえば、各次元に要素を 3 つずつ持つ次のような 3 次元 VBArray があったとすると、次のように JScript 配列に変換されます。
VBArray に (1, 2, 3), (4, 5, 6), (7, 8, 9) が含まれている場合、変換後の JScript 配列は 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9 になります。
現在、JScript 配列を VBArray に変換する方法はありません。
使用例
次のコードは、3 つの部分から構成されます。最初の部分は、Visual Basic のセーフ配列を作成する VBScript のコードです。2 番目の部分は、Visual Basic のセーフ配列を JScript の配列に変換する JScript のコードです。どちらのコードも、HTML ページの <HEAD> セクションに記述します。3 番目の部分は、ほかの 2 つのコードを実行するために <BODY> セクションに記述する JScript のコードです。
<HEAD>
<SCRIPT LANGUAGE="VBScript">
<!--
Function CreateVBArray()
Dim i, j, k
Dim a(2, 2)
k = 1
For i = 0 To 2
For j = 0 To 2
a(j, i) = k
document.writeln(k)
k = k + 1
Next
document.writeln("<BR>")
Next
CreateVBArray = a
End Function
-->
</SCRIPT>
<SCRIPT LANGUAGE="JScript">
<!--
function VBArrayTest(vbarray)
{
var a = new VBArray(vbarray);
var b = a.toArray();
var i;
for (i = 0; i < 9; i++)
{
document.writeln(b[i]);
}
}
-->
</SCRIPT>
</HEAD>
<BODY>
<SCRIPT LANGUAGE="JScript">
<!--
VBArrayTest(CreateVBArray());
-->
</SCRIPT>
</BODY>
必要条件
参照
dimensions メソッド | getItem メソッド | lbound メソッド | ubound メソッド
Applies To: VBArray オブジェクト