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CLR バージョン検出の技術サンプル

[This documentation is for preview only, and is subject to change in later releases. Blank topics are included as placeholders.]

このサンプルでは、コンピュータにインストールされている .NET Framework 共通言語ランタイム (CLR: Common Language Runtime) のバージョンを検出する方法を示します。

サンプルの使用については、次のトピックを参照してください。

Visual Studio を使用してサンプルをビルドするには

  1. Windows エクスプローラを開き、CLRVerSample ディレクトリの CP サブディレクトリに移動します。

  2. CLRVerCP.sln のアイコンをダブルクリックして Visual Studio 2005 で開きます。

  3. [ビルド] メニューの [ソリューションのビルド] をクリックします。

サンプルを実行するには

  1. コマンド プロンプト ウィンドウで、新しい実行可能ファイルが格納されているディレクトリに移動します。

  2. コマンド ラインで「CLRVer.exe」と入力します。

Requirements

.NET Framework のバージョン: 2.0, 1.1

Microsoft Visual Studio 2005

これらのサンプルは、使用して構築している場合 Microsoft Visual Studio 2005、 Visual Studio 2005 コマンド プロンプトの、または Platform SDK をインストールし、インクルード パスで指定の がある場合に、プロジェクトに使用可能な Windows ヘッダーを必要です。

解説

このサンプルは、C++ 以外では使用できません。 このサンプル コードでは、mscoree.h に定義されているアンマネージ API を呼び出して、ローカル コンピュータにインストールされている CLR のバージョンの一覧を表示します。mscoree.h は、Windows Software Development Kit (SDK) のインストール ディレクトリの \include サブディレクトリに含まれています。

このサンプルは、プロセスに読み込まれている CLR のバージョンに関する情報を返す、アンマネージ GetRequestedRuntimeInfo 関数 メソッドを呼び出します。 この情報には、コンピュータにインストールされている最新の CLR バージョンが表示されないことがあります。

.NET Framework Version 2.0 では、GetRequestedRuntimeInfo 関数 パラメータを次のように指定すると、インストールされている最新の CLR バージョンを取得できます。

  • 最初の 3 つのパラメータには null を指定します。

  • runtimeInfoFlags パラメータに指定されている RUNTIME_INFO_FLAGS 列挙型 列挙体に RUNTIME_INFO_UPGRADE_VERSION フラグを設定します。

次の状況では、GetRequestedRuntimeInfo 関数 メソッドから最新の CLR バージョンが返されないことがあります。

  • 特定の CLR バージョンを読み込むように指定するアプリケーション構成ファイルがある場合。 .NET Framework は、pConfigurationFile パラメータに null が指定されている場合でも、構成ファイルを使用します。

  • 以前の CLR バージョンを指定する CorBindToRuntimeEx 関数 が呼び出された場合。

  • 以前の CLR バージョンでコンパイルされたアプリケーションが現在実行されている場合。

See Also

Reference

GetCORVersion 関数

Concepts

ランタイム ホスト

Other Resources

共通言語ランタイムのホスト

アンマネージ API リファレンス