キュー サービス リソースのアドレス指定

キュー サービスは、REST API を使用して次のリソースを公開します。

  • アカウントなど)。 ストレージ アカウントは、ストレージ システム内で一意に識別されるエンティティです。 アカウントは、キュー サービスの親名前空間となります。 すべてのキューはアカウントに関連付けられます。

  • キュー: キューは、クライアント アプリケーションまたはサービスが取得できるメッセージを格納します。

  • メッセージ: メッセージは、XML 要素の値にすることができる UTF-8 エンコード テキストです。 メッセージのサイズは 64 KiB です。

リソースの URI の構文

各リソースには、リソースそれ自体を参照する、対応するベース URI があります。

ストレージ アカウントの場合、キュー操作のベース URI にはアカウントの名前だけが含まれます。

https://myaccount.queue.core.windows.net  

キューの場合、キュー操作のベース URI にはアカウントの名前とキューの名前が含まれます。

https://myaccount.queue.core.windows.net/myqueue  

キュー内のメッセージの場合、ベース URI には、アカウントの名前、キューの名前、およびそのキューに格納されているメッセージのセットが含まれます。

https://myaccount.queue.core.windows.net/myqueue/messages  

メッセージ ID を参照することで、個々のメッセージを更新または削除できます。 この構文は、 メッセージの更新 操作と メッセージの削除 操作でのみ使用でき、検証には パラメーターが popreceipt 必要であることに注意してください。

https://myaccount.queue.core.windows.net/myqueue/messages/messageid?popreceipt=string-value  

各リソースにはコンポーネントを含めることもできます。コンポーネントはベース URI のクエリ文字列の一部として表現します。 クエリ文字列の構文は ?comp=<component_name> です。 現時点では、クエリ リソースの URI のパラメーターとして、次のリソース コンポーネントを使用できます。

コンポーネント サポートされているリソース 説明
list Account このリソースの下のエンティティを列挙します。 アカウントのキューの一覧が返されます。
metadata キュー ユーザー定義のメタデータを含むキューのプロパティを設定するか、返します。

クエリ パラメーターの値はすべて、Azure ストレージ サービスに送信する前に URL エンコードする必要があります。

サポートされている HTTP 操作

各リソースは、HTTP 動詞の GET、PUT、HEAD、および DELETE に基づく操作をサポートします。 各操作の動詞、構文、およびサポートされる HTTP のバージョンは、各操作のリファレンス ページに記載されています。 操作参照ページの完全な一覧については、「 Queue Service REST API」を参照してください。

関連項目

キューとメタデータの名前付け
キューに対する操作
メッセージに対する操作
Queue サービス REST API