OData データ サービスのバージョン ヘッダーの設定

次の Table Service 操作は OData と互換性があります。

これらの操作の 1 つを呼び出す場合は、次の要求ヘッダーのいずれかを使用して OData Data Service のバージョンを指定する必要があります。

  • MaxDataServiceVersion: データ サービスの最大バージョンを指定します。

  • DataServiceVersion: データ サービスの完全一致バージョンを指定します。

両方のヘッダーが存在する場合は、MaxDataServiceVersion が優先されます。

OData プロトコルのバージョンを指定するヘッダーが、サービスへの要求に使用されるテーブル サービスのバージョンを指定する x-ms-version ヘッダーに似ている点に注意してください。 上記の操作では、両方のヘッダーを指定する必要があります。

Table サービスのすべてのバージョンがすべての OData データ サービス バージョンと互換性があるわけではありません。そのため、次の表に示すように、 と DataServiceVersion/MaxDataServiceVersion の両方x-ms-versionが互換性のあるバージョンに設定されていることを確認する必要があります。

DataServiceVersion/MaxDataServiceVersion のヘッダー値 互換性のあるテーブル サービスのバージョン (x-ms-version ヘッダー値)
1.0;NetFx 任意のバージョン
2.0;NetFx 2011-08-18 以降
3.0;NetFx 2013/08/15 以降

Azure ストレージ クライアント ライブラリを使用してテーブル サービスにアクセスする場合、これらのヘッダーは自動的に設定されます。

参照

テーブル サービスの概念