バージョン 2011-08-18

2011-08-18 バージョンの Azure Storage には、次の変更が含まれています。

  • Get Blob 操作は、サービスが範囲要求をサポートしていることを示すヘッダーを応答で返Accept-Ranges:bytesします。

  • Blob の取得操作では、指定したオフセットから BLOB の末尾までを読み取る新しい範囲ヘッダー形式がサポートされています。 詳細については、「Azure Blob Storage操作の範囲ヘッダーを指定する」を参照してください。

  • Blob Storage によって返される ETag は、引用符で囲まれます。 さらに、Blob Storage は引用符で囲まれた ETag と引用符で囲まれていない ETag を受け入れます。

  • [Blob Storage のプロパティの設定] 操作では、バージョン管理されていない要求を受信したときに使用する既定のバージョンを指定できます。

  • BLOB ストレージに対する GET 操作と PUT 操作 If-Match、BLOB が存在しない場合は HTTP 404 (見つかりません) と HTTP 412 (前提条件に失敗) が返されるようになりました。 この変更は、バージョン 2009-09-19 以降に適用されます。

  • Azure Table Storage では、$select クエリ オプションを使用して、選択したプロパティのプロジェクションがサポートされます。 詳細については、「 クエリ エンティティ 操作」および 「Azure Table Storage に対する LINQ クエリの記述」を参照してください。

  • Table Storage では、 エンティティの挿入または置換 操作とエンティティ の挿入またはマージ 操作が追加され、エンティティがアップサートされます。

  • Azure Queue Storage によって メッセージの更新 操作が追加されます。これにより、メッセージの非表示時間を延長したり、メッセージの内容を更新したりできます。

  • メッセージの配置操作では、省略可能なvisibilitytimeoutパラメーターを追加します。これにより、新しいメッセージの非表示時間を延長できます。

  • パラメーターを visibilitytimeout 、以前の最大 2 時間から最大 7 日間に設定できるようになりました。

  • キュー メッセージのサイズは、以前の最大 8 KB から 64 KB になります。

関連項目

Azure Storage のバージョン管理