マイクロソフト セキュリティ情報 MS11-004 - 重要
インターネット インフォメーション サービス (IIS) の FTP サービスの脆弱性により、リモートでコードが実行される (2489256)
公開日: 2011年2月9日 | 最終更新日: 2011年3月9日
バージョン: 1.0
概説
要点
このセキュリティ更新プログラムは、一般で公開されたマイクロソフト インターネット インフォメーション サービス (IIS) の FTP サービスの脆弱性を解決します。この脆弱性により、影響を受ける FTP サーバーが特別に細工された FTP コマンドを受け取った場合、リモートでコードが実行される可能性があります。FTP サービスは IIS に既定でインストールされていません。
このセキュリティ更新プログラムは、すべてのサポートされているエディションの Windows Vista および Windows Server 2008 にインストールされている Microsoft FTP Service 7.0 for IIS 7.0 および Microsoft FTP Service 7.5 for IIS 7.0、およびすべてのサポートされているエディションの Windows 7 および Windows Server 2008 R2 上の Microsoft FTP Service 7.5 for IIS 7.5 について深刻度を「重要」に評価しています。詳細情報は、このセクションの「影響を受けるソフトウェアおよび影響を受けないソフトウェア」のサブセクションをご覧ください。
このセキュリティ更新プログラムは IIS の FTP サービスが特別に細工された FTP コマンドを処理する方法を変更して、これらの脆弱性を解決します。この脆弱性の詳細情報は、次の「脆弱性の情報」のセクションの特定の脆弱性に関するサブセクション「よく寄せられる質問 (FAQ)」をご覧ください。
推奨する対応策: 自動更新を有効にしている場合、このセキュリティ更新プログラムが自動的にダウンロードされインストールされるため、特別な操作を行う必要はありません。自動更新を有効にしていない場合、この更新プログラムを手動で確認し、インストールする必要があります。自動更新の具体的な構成オプションに関する情報は、サポート技術情報 294871 をご覧ください。
このセキュリティ更新プログラムを手動でインストールしたい管理者およびエンタープライズ インストール、またはエンド ユーザーについては、マイクロソフトは更新プログラム管理ソフトウェアを使用して、または Microsoft Update サービスを使用して更新プログラムを確認することにより、この累積的な更新プログラムを直ちに適用することを推奨します。 このセキュリティ情報の後半の「検出および適用のツールとガイダンス」をご覧ください。
既知の問題: マイクロソフト サポート技術情報 2489256 には、このセキュリティ更新プログラムをインストールする際に起こる可能性のある既知の問題に関して説明しています。また、これらの問題に対する推奨される解決策についても説明しています。
US マイクロソフトセキュリティ情報: https://www.microsoft.com/technet/security/bulletin/MS11-004.mspx
影響を受けるソフトウェアおよび影響を受けないソフトウェア
次の影響を受けるソフトウェアおよび影響を受けないソフトウェアの表では、サポート ライフサイクルが終了したソフトウェア バージョンは含んでいません。ご使用中の製品およびバージョンのサポートライフ サイクルを確認するためには、マイクロソフト サポート ライフサイクルの Web サイトをご覧ください。
影響を受けるソフトウェアおよびそのダウンロード先:
このマークをクリックして、更新プログラムをダウンロードしてください。
更新プログラムをダウンロードおよびインストールする方法は、更新プログラムのダウンロード方法および更新プログラムのインストール方法をご覧ください。
影響を受けるソフトウェア | IIS の FTP サービスのヒープ バッファー オーバーランの脆弱性 - CVE-2010-3972 | 総合的な深刻度 |
---|---|---|
Windows Vista Service Pack 1 および Windows Vista Service Pack 2 上にインストールされた Microsoft FTP Service 7.0 for IIS 7.0 | 重要 リモートでコードが実行される |
重要 |
Windows Vista Service Pack 1 および Windows Vista Service Pack 2 上にインストールされた Microsoft FTP Service 7.5 for IIS 7.0 | 重要 リモートでコードが実行される |
重要 |
Windows Vista x64 Edition Service Pack 1 および Windows Vista x64 Edition Service Pack 2 上にインストールされた Microsoft FTP Service 7.0 for IIS 7.0 | 重要 リモートでコードが実行される |
重要 |
Windows Vista x64 Edition Service Pack 1 および Windows Vista x64 Edition Service Pack 2 上にインストールされた Microsoft FTP Service 7.5 for IIS 7.0 | 重要 リモートでコードが実行される |
重要 |
Windows Server 2008 for 32-bit Systems および Windows Server 2008 for 32-bit Systems Service Pack 2 上にインストールされた Microsoft FTP Service 7.0 for IIS 7.0* | 重要 リモートでコードが実行される |
重要 |
Windows Server 2008 for 32-bit Systems および Windows Server 2008 for 32-bit Systems Service Pack 2 上にインストールされた Microsoft FTP Service 7.5 for IIS 7.0* | 重要 リモートでコードが実行される |
重要 |
Windows Server 2008 for x64-based Systems および Windows Server 2008 for x64-based Systems Service Pack 2 上にインストールされた Microsoft FTP Service 7.0 for IIS 7.0* | 重要 リモートでコードが実行される |
重要 |
Windows Server 2008 for x64-based Systems および Windows Server 2008 for x64-based Systems Service Pack 2 上にインストールされた Microsoft FTP Service 7.5 for IIS 7.0* | 重要 リモートでコードが実行される |
重要 |
Windows 7 for 32-bit Systems および Windows 7 for 32-bit Systems Service Pack 1 上の Internet Information Services 7.5 | 重要 リモートでコードが実行される |
重要 |
Windows 7 for x64-based Systems および Windows 7 for x64-based Systems Service Pack 1 上の Internet Information Services 7.5 | 重要 リモートでコードが実行される |
重要 |
Windows Server 2008 R2 for x64-based Systems および Windows Server 2008 R2 for x64-based Systems Service Pack 1 上の Internet Information Services 7.5* | 重要 リモートでコードが実行される |
重要 |
Windows Server 2008 R2 for Itanium-based Systems および Windows Server 2008 R2 for Itanium-based Systems Service Pack 1 上の Internet Information Services 7.5 | 重要 リモートでコードが実行される |
重要 |
この修正を含む予定のサービスパック | |
---|---|
この問題に対する修正は今後リリースされるサービス パックまたは更新プログラムのロールアップに含まれる予定です。 | |
展開 | |
ユーザーによる操作を必要としないインストール | すべてのサポートされている 32-bit エディションの Windows Vista にインストールされている Microsoft FTP Service 7.0 for IIS 7.0: ftp70\_x86\_kb2489256.msp /q |
すべてのサポートされている 32-bit エディションの Windows Vista にインストールされている Microsoft FTP Service 7.5 for IIS 7.0: ftp75\_x86\_kb2489256.msp /q | |
すべてのサポートされている x64 エディションの Windows Vista にインストールされている Microsoft FTP Service 7.0 for IIS 7.0: ftp70\_x64\_kb2489256.msp /q | |
すべてのサポートされている x64 エディションの Windows Vista にインストールされている Microsoft FTP Service 7.5 for IIS 7.0: ftp75\_x64\_kb2489256.msp /q | |
再起動しないインストール | すべてのサポートされている 32-bit エディションの Windows Vista にインストールされている Microsoft FTP Service 7.0 for IIS 7.0: ftp70\_x86\_kb2489256.msp /norestart |
すべてのサポートされている 32-bit エディションの Windows Vista にインストールされている Microsoft FTP Service 7.5 for IIS 7.0: ftp75\_x86\_kb2489256.msp /norestart | |
すべてのサポートされている x64 エディションの Windows Vista にインストールされている Microsoft FTP Service 7.0 for IIS 7.0: ftp70\_x64\_kb2489256.msp /norestart | |
すべてのサポートされている x64 エディションの Windows Vista にインストールされている Microsoft FTP Service 7.5 for IIS 7.0: ftp75\_x64\_kb2489256.msp /norestart | |
詳細 | 「検出および展開ツールとガイダンス」のセクションをご覧ください。 |
再起動に関する情報 | |
再起動の必要性 | このセキュリティ更新プログラムは再起動を必要としません。インストーラーによって、必要なサービスが停止され、更新プログラムが適用され、サービスが再起動します。しかし、何らかの理由により、必要なサービスが停止されない場合、または必要なファイルが使用中の場合、この更新プログラムを適用すると、再起動が要求されます。この動作が起きた場合、再起動するメッセージが表示されます。 |
ホットパッチ | 対象外 |
削除に関する情報 | |
Windows Vista: WUSA.exe はコマンドラインでの更新プログラムのアンインストールをサポートしていません。WUSA.exe によりインストールされた更新プログラムをアンインストールするには、\[コントロール パネル\] をクリックし、次に \[セキュリティ\] をクリックします。\[Windows Update\] の下の\[インストールされた更新プログラム\] をクリックし、更新プログラムの一覧から選択します。 | |
ファイル情報 | |
サポート技術情報 [2489256](https://support.microsoft.com/kb/2489256) をご覧ください。 | |
レジストリ キーの確認 | |
注:この更新プログラムがインストールされているかどうかを検証するためのレジストリ キーはありません。 |
更新プログラムのインストール
これらのセキュリティ更新プログラムをインストールするとき、コンピューター上のアップデート対象ファイルのいずれかが、マイクロソフトの修正プログラムによって過去にアップデートされているかどうかがチェックされます。
インストーラーに関する詳細情報は、サポート技術情報 934307 をご覧ください。
このセキュリティ情報で使用されている用語 (修正プログラムなど) に関しては、サポート技術情報 824684 をご覧ください。
このセキュリティ更新プログラムは次のセットアップ スイッチをサポートします。
スイッチ | 説明 |
---|---|
/help | インストール メッセージの一覧を表示します。 |
セットアップ モード | |
/q | ユーザー インターフェイスなし。 |
インストールオプション | |
/extract \[ディレクトリ\] | 特定されたディレクトリに対してパッケージを抽出します |
再起動オプション | |
/norestart | アンインストールの完了後、再起動しません。 |
/forcerestart | インストール後、再起動します。 |
/promptrestart | 再起動が必要なときに確認メッセージを表示します。 |
ログオプション | |
/l\[i|w|e|a|r|u|c|m|o|p|v|x| + |!|\*\] <ログファイル> | ログオプションを設定します |
i - ステータス メッセージ | |
w - 致命的でない警告 | |
e - すべてのエラー メッセージ | |
a - 動作のスタート アップ | |
r - 特定のアクションの記録 | |
u - ユーザー リクエスト | |
c - 初期の UI のパラメータ | |
m - メモリ以外または致命的な終了情報 | |
o - ディスクのスペース範囲外のメッセージ | |
p - ターミナル プロパティ | |
v - 詳細なアウトプット | |
x - デバッグの追加情報 | |
+ - 既存のログ ファイルへの追加 | |
! - ログに各行をフラッシュする | |
\* - すべての情報を記録 (v および x のオプションを除く) | |
/log <ログファイル> | /l\* <ログファイル> に等しい |
Microsoft Baseline Security Analyzer
影響を受けるコンピューターにセキュリティ更新プログラムがインストールされていることを確認するためには、Microsoft Baseline Security Analyzer (MBSA) ツールを使用してください。詳細については、このセキュリティ情報の上部にある「検出および展開ツールとガイダンス」のセクションをご覧ください。
ファイルバージョンの確認
Microsoft Windows にはいくつかのバージョンがあるため、次のステップは使用中のコンピューターにより異なる場合があります。その場合、製品の説明書をご覧ください。
[スタート] をクリックし、[検索の開始] に更新ファイル名を入力します。
[プログラム] の下にファイルが表示されたら、ファイル名を右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
[全般] タブの下で、ファイルのサイズをこのセクションで提供されているファイル情報の表と比較します。
注: コンピューターにインストールされているオペレーティング システム、またはプログラムのエディションにより、ファイル情報の一覧に記載されているファイルで、インストールされないものがある場合もあります。
[詳細] タブをクリックし、ファイル バージョンや更新された日付などの情報をこのセクションで提供されているファイル情報の表と比較することもできます。
注:ファイルのバージョン以外の属性はインストール中に変更される場合があります。ファイル情報の表の情報とその他のファイルの属性を比較することは、更新プログラムの適用を確認する方法としてサポートされていません。また、インストール中にファイル名が変更される場合があります。ファイルまたはバージョン情報が存在しない場合、別の方法を用いて更新プログラムが正しくインストールされたことを確認してください。
最後に、[以前のバージョン] タブをクリックし、ファイルの新しいまたは更新されたバージョンについて、ファイルの以前のバージョンをファイル情報と比較することもできます。
Windows Server 2008 (すべてのエディション)
参照表
次の表には、このソフトウェアのセキュリティ更新プログラムに関する情報が含まれています。追加情報については、このセクションのサブセクション「展開に関する情報」をご覧ください。
この修正を含む予定のサービスパック | |
---|---|
この問題に対する修正は今後リリースされるサービス パックまたは更新プログラムのロールアップに含まれる予定です。 | |
展開 | |
ユーザーによる操作を必要としないインストール | すべてのサポートされている 32-bit エディションの Windows Server 2008 にインストールされている Microsoft FTP Service 7.0 for IIS 7.0: ftp70\_x86\_kb2489256.msp /q |
すべてのサポートされている 32-bit エディションの Windows Server 2008 にインストールされている Microsoft FTP Service 7.5 for IIS 7.0: ftp75\_x86\_kb2489256.msp /q | |
すべてのサポートされている x64 エディションの Windows Server 2008 にインストールされている Microsoft FTP Service 7.0 for IIS 7.0: ftp75\_x64\_kb2489256.msp /q | |
すべてのサポートされている x64 エディションの Windows Server 2008 にインストールされている Microsoft FTP Service 7.5 for IIS 7.0: ftp75\_x64\_kb2489256.msp /q | |
再起動しないインストール | すべてのサポートされている 32-bit エディションの Windows Server 2008 にインストールされている Microsoft FTP Service 7.0 for IIS 7.0: ftp70\_x86\_kb2489256.msp /norestart |
すべてのサポートされている 32-bit エディションの Windows Server 2008 にインストールされている Microsoft FTP Service 7.5 for IIS 7.0: ftp75\_x86\_kb2489256.msp /norestart | |
すべてのサポートされている x64 エディションの Windows Server 2008 にインストールされている Microsoft FTP Service 7.0 for IIS 7.0: ftp75\_x64\_kb2489256.msp /norestart | |
すべてのサポートされている x64 エディションの Windows Server 2008 にインストールされている Microsoft FTP Service 7.5 for IIS 7.0: ftp75\_x64\_kb2489256.msp /norestart | |
詳細 | 「検出および展開ツールとガイダンス」のセクションをご覧ください。 |
再起動に関する情報 | |
再起動の必要性 | このセキュリティ更新プログラムは再起動を必要としません。インストーラーによって、必要なサービスが停止され、更新プログラムが適用され、サービスが再起動します。しかし、何らかの理由により、必要なサービスが停止されない場合、または必要なファイルが使用中の場合、この更新プログラムを適用すると、再起動が要求されます。この動作が起きた場合、再起動するメッセージが表示されます。 |
ホットパッチ | 対象外 |
削除に関する情報 | |
Windows Server 2008: WUSA.exe はコマンドラインでの更新プログラムのアンインストールをサポートしていません。WUSA.exe によりインストールされた更新プログラムをアンインストールするには、\[コントロール パネル\] をクリックし、次に \[システムとセキュリティ\] をクリックします。\[Windows Update\] の下の\[インストールされた更新プログラム\] をクリックし、更新プログラムの一覧から選択します。 | |
ファイル情報 | |
サポート技術情報 [2489256](https://support.microsoft.com/kb/2489256) をご覧ください。 | |
レジストリ キーの確認 | |
注:この更新プログラムがインストールされているかどうかを検証するためのレジストリ キーはありません。 |
更新プログラムのインストール
これらのセキュリティ更新プログラムをインストールするとき、コンピューター上のアップデート対象ファイルのいずれかが、マイクロソフトの修正プログラムによって過去にアップデートされているかどうかがチェックされます。
インストーラーに関する詳細情報は、サポート技術情報 934307 をご覧ください。
このセキュリティ情報で使用されている用語 (修正プログラムなど) に関しては、サポート技術情報 824684 をご覧ください。
このセキュリティ更新プログラムは次のセットアップ スイッチをサポートします。
スイッチ | 説明 |
---|---|
/help | インストール メッセージの一覧を表示します。 |
セットアップ モード | |
/q | ユーザー インターフェイスなし。 |
インストールオプション | |
/extract \[ディレクトリ\] | 特定されたディレクトリに対してパッケージを抽出します |
再起動オプション | |
/norestart | アンインストールの完了後、再起動しません。 |
/forcerestart | インストール後、再起動します。 |
/promptrestart | 再起動が必要なときに確認メッセージを表示します。 |
ログオプション | |
/l\[i|w|e|a|r|u|c|m|o|p|v|x| + |!|\*\] <ログファイル> | ログオプションを設定します |
i - ステータス メッセージ | |
w - 致命的でない警告 | |
e - すべてのエラー メッセージ | |
a - 動作のスタート アップ | |
r - 特定のアクションの記録 | |
u - ユーザー リクエスト | |
c - 初期の UI のパラメータ | |
m - メモリ以外または致命的な終了情報 | |
o - ディスクのスペース範囲外のメッセージ | |
p - ターミナル プロパティ | |
v - 詳細なアウトプット | |
x - デバッグの追加情報 | |
+ - 既存のログ ファイルへの追加 | |
! - ログに各行をフラッシュする | |
\* - すべての情報を記録 (v および x のオプションを除く) | |
/log <ログファイル> | /l\* <ログファイル> に等しい |
Microsoft Baseline Security Analyzer
影響を受けるコンピューターにセキュリティ更新プログラムがインストールされていることを確認するためには、Microsoft Baseline Security Analyzer (MBSA) ツールを使用してください。詳細については、このセキュリティ情報の上部にある「検出および展開ツールとガイダンス」のセクションをご覧ください。
ファイルバージョンの確認
Microsoft Windows にはいくつかのバージョンがあるため、次のステップは使用中のコンピューターにより異なる場合があります。その場合、製品の説明書をご覧ください。
[スタート] をクリックし、[検索の開始] に更新ファイル名を入力します。
[プログラム] の下にファイルが表示されたら、ファイル名を右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
[全般] タブの下で、ファイルのサイズをこのセクションで提供されているファイル情報の表と比較します。
注: コンピューターにインストールされているオペレーティング システム、またはプログラムのエディションにより、ファイル情報の一覧に記載されているファイルで、インストールされないものがある場合もあります。
[詳細] タブをクリックし、ファイル バージョンや更新された日付などの情報をこのセクションで提供されているファイル情報の表と比較することもできます。
注:ファイルのバージョン以外の属性はインストール中に変更される場合があります。ファイル情報の表の情報とその他のファイルの属性を比較することは、更新プログラムの適用を確認する方法としてサポートされていません。また、インストール中にファイル名が変更される場合があります。ファイルまたはバージョン情報が存在しない場合、別の方法を用いて更新プログラムが正しくインストールされたことを確認してください。
最後に、[以前のバージョン] タブをクリックし、ファイルの新しいまたは更新されたバージョンについて、ファイルの以前のバージョンをファイル情報と比較することもできます。
Windows 7 (すべてのエディション)
参照表
この修正を含む予定のサービスパック | |
---|---|
この問題に対する修正は今後リリースされるサービス パックまたは更新プログラムのロールアップに含まれる予定です。 | |
展開 | |
ユーザーによる操作を必要としないインストール | サポートされているすべての 32-bit エディションの Windows 7: Windows6.1-KB2489256-x86 /quiet |
サポートされているすべての x64 エディションの Windows 7: Windows6.1-KB2489256-x64 /quiet | |
再起動しないインストール | サポートされているすべての 32-bit エディションの Windows 7: Windows6.1-KB2489256-x86 /quiet /norestart |
サポートされているすべての x64 エディションの Windows 7: Windows6.1-KB2489256-x64 /quiet /norestart | |
詳細 | 「検出および展開ツールとガイダンス」のセクションをご覧ください。 |
再起動に関する情報 | |
再起動の必要性 | このセキュリティ更新プログラムは再起動を必要としません。インストーラーによって、必要なサービスが停止され、更新プログラムが適用され、サービスが再起動します。しかし、何らかの理由により、必要なサービスが停止されない場合、または必要なファイルが使用中の場合、この更新プログラムを適用すると、再起動が要求されます。この動作が起きた場合、再起動するメッセージが表示されます。 |
ホットパッチ | 対象外 |
削除に関する情報 | |
Windows 7: WUSA によりインストールされた更新プログラムをアンインストールするためには、/Uninstall セットアップ スイッチを使用するあるいは、\[コントロール パネル\] をクリックし、\[システムとセキュリティ\] をクリックし、\[Windows Update\] の下の \[インストールされた更新プログラムを表示\] をクリックし、更新プログラムの一覧から選択します。 | |
ファイル情報 | |
サポート技術情報 [2489256](https://support.microsoft.com/kb/2489256) をご覧ください。 | |
レジストリ キーの確認 | |
注:この更新プログラムがインストールされているかどうかを検証するためのレジストリ キーはありません。 |
更新プログラムのインストール
これらのセキュリティ更新プログラムをインストールするとき、コンピューター上のアップデート対象ファイルのいずれかが、マイクロソフトの修正プログラムによって過去にアップデートされているかどうかがチェックされます。
インストーラーに関する詳細情報は、サポート技術情報 934307 をご覧ください。
このセキュリティ情報で使用されている用語 (修正プログラムなど) に関しては、サポート技術情報 824684 をご覧ください。
このセキュリティ更新プログラムは次のセットアップ スイッチをサポートします。
サポートされているセキュリティ更新プログラムのインストールスイッチ
スイッチ | 説明 |
---|---|
/?、/h、/help | サポートされているスイッチでヘルプを表示します。 |
/quiet | 状態またはエラー メッセージを表示しません。 |
/norestart | /quiet と組み合わされた場合、コンピューターはインストールを完了するために再起動が必要であっても、インストール後に再起動しません。 |
/warnrestart:<seconds> | /quiet スイッチと組み合わされた場合、インストーラーは再起動の開始前にユーザーに警告します。 |
/promptrestart | /quiet スイッチと組み合わされた場合、インストーラーは再起動の開始前にメッセージを表示します。 |
/forcerestart | /quiet スイッチと組み合わされた場合、インストーラーは強制的にアプリケーションを終了し、再起動を開始します。 |
/log:<file name> | 指定されたファイルへのログを有効にします。 |
/extract:<destination> | パッケージ コンポーネントをインストール先フォルダーに展開します。 |
/uninstall /kb:<KB Number> | ソフトウェアの更新をアンインストールします。 |
更新プログラムが適用されたかどうかを確認する方法
Microsoft Baseline Security Analyzer
影響を受けるコンピューターにセキュリティ更新プログラムがインストールされていることを確認するためには、Microsoft Baseline Security Analyzer (MBSA) ツールを使用してください。詳細については、このセキュリティ情報の上部にある「検出および展開ツールとガイダンス」のセクションをご覧ください。
ファイルバージョンの確認
Microsoft Windows にはいくつかのバージョンがあるため、次のステップは使用中のコンピューターにより異なる場合があります。その場合、製品の説明書をご覧ください。
[スタート] をクリックし、[検索の開始] に更新ファイル名を入力します。
[プログラム] の下にファイルが表示されたら、ファイル名を右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
[全般] タブの下で、ファイルのサイズをこのセクションで提供されているファイル情報の表と比較します。
注: コンピューターにインストールされているオペレーティング システム、またはプログラムのエディションにより、ファイル情報の一覧に記載されているファイルで、インストールされないものがある場合もあります。
[詳細] タブをクリックし、ファイル バージョンや更新された日付などの情報をこのセクションで提供されているファイル情報の表と比較することもできます。
注:ファイルのバージョン以外の属性はインストール中に変更される場合があります。ファイル情報の表の情報とその他のファイルの属性を比較することは、更新プログラムの適用を確認する方法としてサポートされていません。また、インストール中にファイル名が変更される場合があります。ファイルまたはバージョン情報が存在しない場合、別の方法を用いて更新プログラムが正しくインストールされたことを確認してください。
最後に、[以前のバージョン] タブをクリックし、ファイルの新しいまたは更新されたバージョンについて、ファイルの以前のバージョンをファイル情報と比較することもできます。
Windows Server 2008 R2 (すべてのエディション)
参照表
次の表には、このソフトウェアのセキュリティ更新プログラムに関する情報が含まれています。追加情報については、このセクションのサブセクション「展開に関する情報」をご覧ください。
この修正を含む予定のサービスパック | |
---|---|
この問題に対する修正は今後リリースされるサービス パックまたは更新プログラムのロールアップに含まれる予定です。 | |
展開 | |
ユーザーによる操作を必要としないインストール | サポートされているすべての x64 エディションの Windows Server 2008 R2: Windows6.1-KB2489256-x64 /quiet |
サポートされているすべての Itanium-based エディションの Windows Server 2008 R2: Windows6.1-KB2489256-ia64 /quiet | |
再起動しないインストール | サポートされているすべての x64 エディションの Windows Server 2008 R2: Windows6.1-KB2489256-x64 /quiet /norestart |
サポートされているすべてのItanium-based エディションの Windows Server 2008 R2: Windows6.1-KB2489256-ia64 /quiet /norestart | |
詳細 | 「検出および展開ツールとガイダンス」のセクションをご覧ください。 |
再起動に関する情報 | |
再起動の必要性 | このセキュリティ更新プログラムは再起動を必要としません。インストーラーによって、必要なサービスが停止され、更新プログラムが適用され、サービスが再起動します。しかし、何らかの理由により、必要なサービスが停止されない場合、または必要なファイルが使用中の場合、この更新プログラムを適用すると、再起動が要求されます。この動作が起きた場合、再起動するメッセージが表示されます。 |
ホットパッチ | 対象外 |
削除に関する情報 | |
Windows Server 2008 R2: WUSA によりインストールされた更新プログラムをアンインストールするためには、/Uninstall セットアップ スイッチを使用するあるいは、\[コントロール パネル\] をクリックし、\[システムとセキュリティ\] をクリックし、\[Windows Update\] の下の \[インストールされた更新プログラムを表示\] をクリックし、更新プログラムの一覧から選択します。 | |
ファイル情報 | |
サポート技術情報 [2489256](https://support.microsoft.com/kb/2489256) をご覧ください。 | |
レジストリ キーの確認 | |
注:この更新プログラムがインストールされているかどうかを検証するためのレジストリ キーはありません。 |
更新プログラムのインストール
これらのセキュリティ更新プログラムをインストールするとき、コンピューター上のアップデート対象ファイルのいずれかが、マイクロソフトの修正プログラムによって過去にアップデートされているかどうかがチェックされます。
インストーラーに関する詳細情報は、サポート技術情報 934307 をご覧ください。
このセキュリティ情報で使用されている用語 (修正プログラムなど) に関しては、サポート技術情報 824684 をご覧ください。
このセキュリティ更新プログラムは次のセットアップ スイッチをサポートします。
サポートされているセキュリティ更新プログラムのインストールスイッチ
スイッチ | 説明 |
---|---|
/?、/h、/help | サポートされているスイッチでヘルプを表示します。 |
/quiet | 状態またはエラー メッセージを表示しません。 |
/norestart | /quiet と組み合わされた場合、コンピューターはインストールを完了するために再起動が必要であっても、インストール後に再起動しません。 |
/warnrestart:<seconds> | /quiet スイッチと組み合わされた場合、インストーラーは再起動の開始前にユーザーに警告します。 |
/promptrestart | /quiet スイッチと組み合わされた場合、インストーラーは再起動の開始前にメッセージを表示します。 |
/forcerestart | /quiet スイッチと組み合わされた場合、インストーラーは強制的にアプリケーションを終了し、再起動を開始します。 |
/log:<file name> | 指定されたファイルへのログを有効にします。 |
/extract:<destination> | パッケージ コンポーネントをインストール先フォルダーに展開します。 |
/uninstall /kb:<KB Number> | ソフトウェアの更新をアンインストールします。 |
更新プログラムが適用されたかどうかを確認する方法
Microsoft Baseline Security Analyzer
影響を受けるコンピューターにセキュリティ更新プログラムがインストールされていることを確認するためには、Microsoft Baseline Security Analyzer (MBSA) ツールを使用してください。詳細については、このセキュリティ情報の上部にある「検出および展開ツールとガイダンス」のセクションをご覧ください。
ファイルバージョンの確認
Microsoft Windows にはいくつかのバージョンがあるため、次のステップは使用中のコンピューターにより異なる場合があります。その場合、製品の説明書をご覧ください。
[スタート] をクリックし、[検索の開始] に更新ファイル名を入力します。
[プログラム] の下にファイルが表示されたら、ファイル名を右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
[全般] タブの下で、ファイルのサイズをこのセクションで提供されているファイル情報の表と比較します。
注: コンピューターにインストールされているオペレーティング システム、またはプログラムのエディションにより、ファイル情報の一覧に記載されているファイルで、インストールされないものがある場合もあります。
[詳細] タブをクリックし、ファイル バージョンや更新された日付などの情報をこのセクションで提供されているファイル情報の表と比較することもできます。
注:ファイルのバージョン以外の属性はインストール中に変更される場合があります。ファイル情報の表の情報とその他のファイルの属性を比較することは、更新プログラムの適用を確認する方法としてサポートされていません。また、インストール中にファイル名が変更される場合があります。ファイルまたはバージョン情報が存在しない場合、別の方法を用いて更新プログラムが正しくインストールされたことを確認してください。
最後に、[以前のバージョン] タブをクリックし、ファイルの新しいまたは更新されたバージョンについて、ファイルの以前のバージョンをファイル情報と比較することもできます。
その他の情報
Microsoft Active Protections Program (MAPP)
お客様のセキュリティ保護をより向上させるために、マイクロソフトは、月例のセキュリティ更新プログラムの公開に先立ち、脆弱性情報を主要なセキュリティ ソフトウェア プロバイダーに提供しています。セキュリティ ソフトウェア プロバイダーは、この脆弱性の情報を使用し、ウイルス対策、ネットワーク ベースの侵入検出システムまたはホスト ベースの侵入防止システムを介して、お客様に最新の保護環境を提供します。この様な保護環境を提供するセキュリティ ソフトウェア ベンダーの情報は、Microsoft Active Protections Program (MAPP) Partners (英語情報) に記載されている各社の Web サイトをご覧ください。
サポート
- セキュリティ関連、およびセキュリティ更新プログラムに関するご質問や、ご不明な点などありましたら、マイクロソフト セキュリティ情報センターまでご連絡ください。 マイクロソフト セキュリティ情報センター
- その他、製品に関するご質問は、マイクロソフト プロダクト サポートまでご連絡ください。マイクロソフトでは、お問い合わせの内容が弊社製品の不具合が原因である場合、無償またはインシデントの未消費にてサポートをご提供いたします。 マイクロソフト プロダクト サポートへの連絡方法はこちらをご覧ください。
免責条項
本セキュリティ情報に含まれている情報は、いかなる保証もない現状ベースで提供されるものです。Microsoft Corporation 及びその関連会社は、市場性および特定の目的への適合性を含めて、明示的にも黙示的にも、一切の保証をいたしません。さらに、Microsoft Corporation 及びその関連会社は、本文書に含まれている情報の使用及び使用結果につき、正確性、真実性等、いかなる表明・保証も行いません。Microsoft Corporation、その関連会社及びこれらの権限ある代理人による口頭または書面による一切の情報提供またはアドバイスは、保証を意味するものではなく、かつ上記免責条項の範囲を狭めるものではありません。Microsoft Corporation、その関連会社及びこれらの者の供給者は、直接的、間接的、偶発的、結果的損害、逸失利益、懲罰的損害、または特別損害を含む全ての損害に対して、状況のいかんを問わず一切責任を負いません。(Microsoft Corporation、その関連会社またはこれらの者の供給者がかかる損害の発生可能性を了知している場合を含みます。) 結果的損害または偶発的損害に対する責任の免除または制限を認めていない地域においては、上記制限が適用されない場合があります。
更新履歴
- 2011/02/09: このセキュリティ情報ページを公開しました。
- 2011/02/10: Microsoft FTP Service 7.0 for IIS 7.0 および Microsoft FTP Service 7.5 for IIS 7.0 のセキュリティ更新プログラムのダウンロード センターでの提供を開始しました。
- 2011/03/09: マイクロソフトはこのセキュリティ情報を更新し、「影響を受けるソフトウェア」の一覧に、Windows 7 for 32-bit Systems Service Pack 1、Windows 7 for x64-based Systems Service Pack 1、Windows Server 2008 R2 for x64-based Systems Service Pack 1 および Windows Server 2008 R2 for Itanium-based Systems Service Pack 1 を追加したことをお知らせしました。詳細については、更新内容の説明を追加した「このセキュリティ更新プログラムに関するよく寄せられる質問 (FAQ)」のセクションをご覧ください。
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