マイクロソフト セキュリティ情報 MS13-027 - 重要

カーネルモード ドライバーの脆弱性により、特権が昇格される (2807986)

公開日: 2013年3月13日 | 最終更新日: 2013年7月11日

バージョン: 1.2

概説

概要

このセキュリティ更新プログラムは、非公開で報告された 3 件の Microsoft Windows に存在する脆弱性を解決します。これらの脆弱性により、攻撃者がシステムへのアクセスを獲得した場合、特権の昇格が起こる可能性があります。

このセキュリティ更新プログラムは、すべてのサポートされているリリースの Microsoft Windows について、深刻度を「重要」と評価しています。詳細については、このセクションの「影響を受けるソフトウェアおよび影響を受けないソフトウェア」のサブセクションを参照してください。

このセキュリティ更新プログラムは、Windows カーネルモード ドライバーがメモリ内のオブジェクトを処理する方法を修正することにより、この脆弱性を解決します。これらの脆弱性の詳細については、次の「脆弱性の情報」のセクションの特定の脆弱性に関するサブセクション「よく寄せられる質問 (FAQ)」を参照してください。

推奨する対応策:ほとんどのお客様は自動更新を有効にしていて、このセキュリティ更新プログラムが自動的にダウンロードおよびインストールされるため、特別な措置を講じる必要はありません。自動更新を有効にしていない場合、この更新プログラムを手動で確認し、インストールする必要があります。自動更新の具体的な構成オプションの詳細については、サポート技術情報 294871 を参照してください。

管理者およびエンタープライズのインストール、またはこのセキュリティ更新プログラムを手動でインストールしたいエンドユーザーは、更新プログラムの管理ソフトウェアまたは Microsoft Update サービスで更新プログラムを確認して、この更新プログラムをできる限り早期に適用することを推奨します。

このセキュリティ情報の後半の「検出および展開ツールとガイダンス」を参照してください。

サポート技術情報

サポート技術情報 2807986
ファイルに関する情報 あり
SHA1/SHA2 ハッシュ あり
既知の問題 あり

影響を受けるソフトウェアおよび影響を受けないソフトウェア

ここに記載されているソフトウェアをテストし、影響を受けるバージョンまたはエディションを確認しました。その他のバージョンまたはエディションはサポート ライフサイクルが終了したか、または影響を受けません。ご使用中のソフトウェアのバージョンまたはエディションのサポート ライフサイクルを確認するには、マイクロソフト サポート ライフサイクルの Web サイトを参照してください。

影響を受けるソフトウェア

オペレーティング システム 最も深刻な脆弱性の影響 総合的な深刻度 置き換えられる更新プログラム
Windows XP
[Windows XP Service Pack 3](https://www.microsoft.com/download/ja-jp/details.aspx?familyid=ba528d03-b0a6-40a5-a6bd-13c062a8a877) (2807986) 特権の昇格 重要 なし
[Windows XP Professional x64 Edition Service Pack 2](https://www.microsoft.com/download/ja-jp/details.aspx?familyid=4f8a48d4-b1bb-465c-a232-d29fe94d1429) (2807986) 特権の昇格 重要 なし
Windows Server 2003
[Windows Server 2003 Service Pack 2](https://www.microsoft.com/download/ja-jp/details.aspx?familyid=835651b7-79fb-4d50-b48e-f02173062253) (2807986) 特権の昇格 重要 なし
[Windows Server 2003 x64 Edition Service Pack 2](https://www.microsoft.com/download/ja-jp/details.aspx?familyid=9d5f1ed1-f33b-4c90-9b29-ee8ac587d31b) (2807986) 特権の昇格 重要 なし
[Windows Server 2003 with SP2 for Itanium-based Systems](https://www.microsoft.com/download/ja-jp/details.aspx?familyid=28d441e7-abcf-4cc9-84e0-572e5b79aab7) (2807986) 特権の昇格 重要 なし
Windows Vista
[Windows Vista Service Pack 2](https://www.microsoft.com/download/ja-jp/details.aspx?familyid=b8472bc7-9e20-4238-adcf-a1e1a91687a1) (2807986) 特権の昇格 重要 なし
[Windows Vista x64 Edition Service Pack 2](https://www.microsoft.com/download/ja-jp/details.aspx?familyid=e412c54a-a93d-4c5b-9b13-40b59d1dff35) (2807986) 特権の昇格 重要 なし
Windows Server 2008
[Windows Server 2008 for 32-bit Systems Service Pack 2](https://www.microsoft.com/download/ja-jp/details.aspx?familyid=f1ca4fe0-3ee3-4162-a9fa-48c54fc8b08e) (2807986) 特権の昇格 重要 なし
[Windows Server 2008 for x64-based Systems Service Pack 2](https://www.microsoft.com/download/ja-jp/details.aspx?familyid=8b61f3e5-0cf9-4eab-8a59-829957135dd6) (2807986) 特権の昇格 重要 なし
[Windows Server 2008 for Itanium-based Systems Service Pack 2](https://www.microsoft.com/download/ja-jp/details.aspx?familyid=af2e8e83-fb8f-4ba5-83ec-8bd4347a5fe6) (2807986) 特権の昇格 重要 なし
Windows 7
[Windows 7 for 32-bit Systems](https://www.microsoft.com/download/ja-jp/details.aspx?familyid=c72f78be-e6a8-43b4-9303-7c93dd11d502) (2807986) 特権の昇格 重要 なし
[Windows 7 for 32-bit Systems Service Pack 1](https://www.microsoft.com/download/ja-jp/details.aspx?familyid=c72f78be-e6a8-43b4-9303-7c93dd11d502) (2807986) 特権の昇格 重要 なし
[Windows 7 for x64-based Systems](https://www.microsoft.com/download/ja-jp/details.aspx?familyid=6a8a22d6-0e6e-4d3b-afd0-d4841274ade0) (2807986) 特権の昇格 重要 なし
[Windows 7 for x64-based Systems Service Pack 1](https://www.microsoft.com/download/ja-jp/details.aspx?familyid=6a8a22d6-0e6e-4d3b-afd0-d4841274ade0) (2807986) 特権の昇格 重要 なし
Windows Server 2008 R2
[Windows Server 2008 R2 for x64-based Systems](https://www.microsoft.com/download/ja-jp/details.aspx?familyid=84ba3686-14ed-4aac-8db1-4438aa9e0a2e) (2807986) 特権の昇格 重要 なし
[Windows Server 2008 R2 for x64-based Systems Service Pack 1](https://www.microsoft.com/download/ja-jp/details.aspx?familyid=84ba3686-14ed-4aac-8db1-4438aa9e0a2e) (2807986) 特権の昇格 重要 なし
[Windows Server 2008 R2 for Itanium-based Systems](https://www.microsoft.com/download/ja-jp/details.aspx?familyid=01498cd0-e27e-4256-8f21-7a6eeedfb77c) (2807986) 特権の昇格 重要 なし
[Windows Server 2008 R2 for Itanium-based Systems Service Pack 1](https://www.microsoft.com/download/ja-jp/details.aspx?familyid=01498cd0-e27e-4256-8f21-7a6eeedfb77c) (2807986) 特権の昇格 重要 なし
Windows 8
[Windows 8 for 32-bit Systems](https://www.microsoft.com/download/ja-jp/details.aspx?familyid=de4ec125-c337-4615-b39b-8456658dae22) (2807986) 特権の昇格 重要 なし
[Windows 8 for 64-bit Systems](https://www.microsoft.com/download/ja-jp/details.aspx?familyid=c1539e94-0635-4f51-8172-a96a737d81d3) (2807986) 特権の昇格 重要 なし
Windows Server 2012
[Windows Server 2012](https://www.microsoft.com/download/ja-jp/details.aspx?familyid=959c78e1-29d9-40a3-9eb3-1206c09e3752) (2807986) 特権の昇格 重要 なし
Server Core インストール オプション
[Windows Server 2008 for 32-bit Systems Service Pack 2](https://www.microsoft.com/download/ja-jp/details.aspx?familyid=f1ca4fe0-3ee3-4162-a9fa-48c54fc8b08e) (Server Core インストール) (2807986) 特権の昇格 重要 なし
[Windows Server 2008 for x64-based Systems Service Pack 2](https://www.microsoft.com/download/ja-jp/details.aspx?familyid=8b61f3e5-0cf9-4eab-8a59-829957135dd6) (Server Core インストール) (2807986) 特権の昇格 重要 なし
[Windows Server 2008 R2 for x64-based Systems](https://www.microsoft.com/download/ja-jp/details.aspx?familyid=84ba3686-14ed-4aac-8db1-4438aa9e0a2e) (Server Core インストール) (2807986) 特権の昇格 重要 なし
[Windows Server 2008 R2 for x64-based Systems Service Pack 1](https://www.microsoft.com/download/ja-jp/details.aspx?familyid=84ba3686-14ed-4aac-8db1-4438aa9e0a2e) (Server Core インストール) (2807986) 特権の昇格 重要 なし
[Windows Server 2012](https://www.microsoft.com/download/ja-jp/details.aspx?familyid=959c78e1-29d9-40a3-9eb3-1206c09e3752) (Server Core インストール) (2807986) 特権の昇格 重要 なし

影響を受けないソフトウェア

オペレーティング システム
Windows RT

更新プログラムに関する FAQ

なぜこのセキュリティ情報は 2013 年 3 月 29 日に更新されたのですか?    マイクロソフトはこのセキュリティ情報を更新し、次の回避策を修正しました:「既にシステムにインストールされている USB デバイスにユーザーが接続できないようにする」と「システムにインストールされていない USB デバイスの USB ドライバーを無効にする」。元の回避策には、USB ストレージ デバイスへの接続とUSB ストレージ デバイスのインストールをブロックするための手順が含まれていました。これらの手順は、不必要であるために回避策から削除されています。

元の回避策を適用しました。回避策を再適用する必要はありますか?    いいえ。元の回避策を適用しているお客様は、元の回避策によって既知の攻撃方法がブロックされるため、回避策を再適用する必要はありません。ただし、USB ストレージ デバイスへの接続とUSB ストレージ デバイスのインストールをブロックする必要はないので、マイクロソフトは、元の回避策にあるこれらの手順を元に戻すことをお勧めします。

元の 「既にシステムにインストールされている USB ストレージ デバイスにユーザーが接続できないようにする」回避策を適用しました。 USB ストレージ デバイス機能 を無効にした手順を元に戻すには、どうすればよいですか?    回避策で作成されたバックアップ ファイル ("UsbStor_backup.reg ") を検索します。そのファイルについて、以下のコマンドを実行します。

Regedit /s UsbStor_backup.reg

元の 「システムにインストールされていない USB デバイスの USB ドライバーを無効にする」回避策を適用しました。 USB ストレージ デバイス機能を無効にした手順を元に戻すには、どうすればよいですか?    管理者としてコマンド プロンプトから次のコマンドを実行します。

Windows XP および Windows Server 2003:

cacls "%SystemRoot%\Inf\Usbstor.pnf" /E /R everyone
cacls "%SystemRoot%\Inf\Usbstor.inf" /E /R everyone

Windows Vista、Windows Server 2008、Windows 7、Windows Server 2008 R2、Windows 8、および Windows Server 2012 の場合:

icacls "%SystemRoot%\Inf\" /restore %TEMP%\USBSTOR_PNF_ACL.TXT
icacls "%SystemRoot%\Inf\" /restore %TEMP%\USBSTOR_INF_ACL.TXT

このセキュリティ情報で説明しているソフトウェアの旧バージョンを使用しています。どうすればよいですか? 
このセキュリティ情報に記載されている影響を受けるソフトウェアのテストを行い、影響を受けるリリースを確認しました。その他のリリースは、サポート ライフサイクルが終了しました。製品のライフサイクルに関する詳細については、マイクロソフト サポート ライフサイクルの Web サイトを参照してください。

今後、脆弱性の影響を受けないようにするため、旧リリースのソフトウェアを使用しているお客様は、サポート対象のリリースに移行することを強く推奨します。使用するソフトウェアのサポート ライフサイクルを確認するには、サービスパック ライフサイクル ポリシーを参照してください。これらのソフトウェアのリリースのサービス パックの詳細については、サービスパック ライフサイクル ポリシーを参照してください。

以前のソフトウェアに関するカスタム サポートが必要なお客様は、担当営業、またはマイクロソフト アカウント チームの担当者、担当テクニカル アカウント マネージャー (TAM)、またはカスタム サポート オプションのマイクロソフト パートナー担当者までご連絡ください。プレミア契約をお持ちでないお客様は、マイクロソフト サポート契約センター (営業時間 9:30-12:00 13:00-19:00 土日祝祭日を除く TEL:0120-17-0196 FAX:03-5388-8253) までお問い合わせください。連絡先の情報は、Microsoft Worldwide Information Web サイトの Contact Information のプルダウン リストから国を選択し、[Go] ボタンをクリックすると、連絡先の電話番号が表示されます。お問い合わせの際、お住まいの地域のプレミア サポート営業担当にご連絡ください。詳細については、マイクロソフト サポート ライフサイクル ポリシー FAQ を参照してください。

脆弱性の情報

深刻度および脆弱性識別番号

次の深刻度の評価は、脆弱性の影響が最も深刻な場合を想定しています。深刻度の評価およびセキュリティ上の影響に関連して、このセキュリティ情報の公開から 30 日以内にこの脆弱性が悪用される可能性に関する情報については、3 月のセキュリティ情報の概要の Exploitability Index (悪用可能性指標) を参照してください。詳細については、Microsoft Exploitability Index (悪用可能性指標) を参照してください。

影響を受けるソフトウェアごとの脆弱性の深刻度および最大のセキュリティ上の影響
影響を受けるソフトウェア Windows USB 記述子の脆弱性 - CVE-2013-1285 Windows USB 記述子の脆弱性 - CVE-2013-1286 Windows USB 記述子の脆弱性 - CVE-2013-1287 総合的な深刻度
Windows XP
Windows XP Service Pack 3 重要  特権の昇格 重要  特権の昇格 重要  特権の昇格 重要
Windows XP Professional x64 Edition Service Pack 2 重要  特権の昇格 重要  特権の昇格 重要  特権の昇格 重要
Windows Server 2003
Windows Server 2003 Service Pack 2 重要  特権の昇格 重要  特権の昇格 重要  特権の昇格 重要
Windows Server 2003 x64 Edition Service Pack 2 重要  特権の昇格 重要  特権の昇格 重要  特権の昇格 重要
Windows Server 2003 with SP2 for Itanium-based Systems 重要  特権の昇格 重要  特権の昇格 重要  特権の昇格 重要
Windows Vista
Windows Vista Service Pack 2 重要  特権の昇格 重要  特権の昇格 重要  特権の昇格 重要
Windows Vista x64 Edition Service Pack 2 重要  特権の昇格 重要  特権の昇格 重要  特権の昇格 重要
Windows Server 2008
Windows Server 2008 for 32-bit Systems Service Pack 2 重要  特権の昇格 重要  特権の昇格 重要  特権の昇格 重要
Windows Server 2008 for x64-based Systems Service Pack 2 重要  特権の昇格 重要  特権の昇格 重要  特権の昇格 重要
Windows Server 2008 for Itanium-based Systems Service Pack 2 重要  特権の昇格 重要  特権の昇格 重要  特権の昇格 重要
Windows 7
Windows 7 for 32-bit Systems 重要  特権の昇格 重要  特権の昇格 重要  特権の昇格 重要
Windows 7 for 32-bit Systems Service Pack 1 重要  特権の昇格 重要  特権の昇格 重要  特権の昇格 重要
Windows 7 for x64-based Systems 重要  特権の昇格 重要  特権の昇格 重要  特権の昇格 重要
Windows 7 for x64-based Systems Service Pack 1 重要  特権の昇格 重要  特権の昇格 重要  特権の昇格 重要
Windows Server 2008 R2
Windows Server 2008 R2 for x64-based Systems 重要  特権の昇格 重要  特権の昇格 重要  特権の昇格 重要
Windows Server 2008 R2 for x64-based Systems Service Pack 1 重要  特権の昇格 重要  特権の昇格 重要  特権の昇格 重要
Windows Server 2008 R2 for Itanium-based Systems 重要  特権の昇格 重要  特権の昇格 重要  特権の昇格 重要
Windows Server 2008 R2 for Itanium-based Systems Service Pack 1 重要  特権の昇格 重要  特権の昇格 重要  特権の昇格 重要
Windows 8
Windows 8 for 32-bit Systems 重要  特権の昇格 重要  特権の昇格 重要  特権の昇格 重要
Windows 8 for 64-bit Systems 重要  特権の昇格 重要  特権の昇格 重要  特権の昇格 重要
Windows Server 2012
Windows Server 2012 重要  特権の昇格 重要  特権の昇格 重要  特権の昇格 重要
Server Core インストール オプション
Windows Server 2008 for 32-bit Systems Service Pack 2 (Server Core インストール) 重要  特権の昇格 重要  特権の昇格 重要  特権の昇格 重要
Windows Server 2008 for x64-based Systems Service Pack 2 (Server Core インストール) 重要  特権の昇格 重要  特権の昇格 重要  特権の昇格 重要
Windows Server 2008 R2 for x64-based Systems (Server Core インストール) 重要  特権の昇格 重要  特権の昇格 重要  特権の昇格 重要
Windows Server 2008 R2 for x64-based Systems Service Pack 1 (Server Core インストール) 重要  特権の昇格 重要  特権の昇格 重要  特権の昇格 重要
Windows Server 2012 (Server Core インストール) 重要  特権の昇格 重要  特権の昇格 重要  特権の昇格 重要

Windows USB 記述子の脆弱性 - CVE-2013-1285

Windows USB ドライバーがメモリ内のオブジェクトを正しく処理しない場合に、特権の昇格の脆弱性が存在します。攻撃者によりこの脆弱性が悪用された場合、カーネルモード内の任意のコードが実行される可能性があります。その後、攻撃者はプログラムのインストール、データの表示、変更、削除、または完全な管理者権限を持つ新たなアカウントを作成する可能性があります。

Common Vulnerabilities and Exposures のリストの標準のエントリとしてこの脆弱性を確認するには、CVE-2013-1285 を参照してください。

問題を緩和する要素

緩和する要素は、既定の状態における設定、一般的な構成または最善策を示し、脆弱性悪用の深刻度が下がる場合があります。お客様の状況で、次の「緩和する要素」が役立つ場合があります。

  • 既定の構成では、認証されていない攻撃者は、システムに物理的にアクセスできる場合にのみこの脆弱性を悪用できます。

回避策

回避策は、根本的な脆弱性を正すものではありませんが、更新プログラムを適用するまでの間、既知の攻撃方法の阻止に役立つ設定または構成の変更を示します。マイクロソフトは次の回避策をテストし、回避策が機能性を低下させるかどうかの情報を提供しています。

  • 既にシステムにインストールされている USB ストレージ デバイスにユーザーが接続できないようにする

    この回避策を使用して、既にシステムにインストールされている USB デバイスを使用した攻撃方法をブロックします。レジストリを変更し、ユーザーがコンピューターに接続してもデバイスが機能しないようにすることができます。

    警告: レジストリ エディターを正しく使用しないと、深刻な問題が生じ、オペレーティング システムの再インストールが必要になる場合があります。マイクロソフトは、レジストリ エディターを正しく使用しない場合に起こる問題の解決について、保証はできません。レジストリ エディターは、お客様各自の責任において使用してください。

    回避策の影響: ユーザーは、コンピュータに USB RNDIS デバイスをインストールできません。

    1. レジストリ キーのバックアップを作成します。バックアップ コピーは、次のコマンドを使用して、管理された導入スクリプトで作成可能です。

      Regedit.exe /e Usb_rndis_backup.reg HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\Usb_rndis
      Regedit.exe /e Usb_rndisx_backup.reg HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\Usb_rndisx
      Regedit.exe /e Usb_rndis6_backup.reg HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\Usb_rndis6
      
    2. 次の内容を持つ、Disable_USB_RNDIS.reg という名前のテキスト ファイルを作成します。

      [HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\Usb_rndis]"Start"=dword:00000004  [HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\Usb_rndisx]"Start"=dword:00000004  [HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\Usbrndis6]"Start"=dword:00000004
      
    3. 対象のコンピューターで次のコマンドを使用し、ステップ 2 で作成したレジストリ スクリプトを実行します。

      Regedit /s Disable_USB_RNDIS.reg

    回避策の解除方法:

    上記の「既にシステムにインストールされている USB ストレージ デバイスにユーザーが接続できないようにする」回避策のステップ1 で作成したバックアップ ファイルを次のコマンドで復元します。

    Regedit /s Usb_rndis_backup.reg
    Regedit /s Usb_rndisx_backup.reg
    Regedit /s Usb_rndis6_backup.reg
    
  • システムにインストールされていない USB デバイスの USB ドライバーを無効にする

    この回避策を使用して、まだシステムにインストールされていない USB デバイスを使用した攻撃方法をブロックします。コマンド プロンプトから管理者として次のコマンドを実行します。

    Windows XP および Windows Server 2003:

    cacls "%SystemRoot%\Inf\Netrndis.pnf" /E /P everyone:N
    cacls "%SystemRoot%\Inf\Netrndis.inf" /E /P everyone:N
    

    Windows Vista、Windows Server 2008、Windows 7、Windows Server 2008 R2、Windows 8、および Windows Server 2012 の場合:

    takeown /f "%SystemRoot%\Inf\Netrndis.pnf"
    icacls "%SystemRoot%\Inf\Netrndis.pnf" /save %TEMP%\NETRNDIS_PNF_ACL.TXT
    icacls "%SystemRoot%\Inf\Netrndis.pnf" /deny everyone(F)
    
    takeown /f "%SystemRoot%\Inf\Netrndis.inf"
    icacls "%SystemRoot%\Inf\Netrndis.inf" /save %TEMP%\NETRNDIS_INF_ACL.TXT
    icacls "%SystemRoot%\Inf\Netrndis.inf" /deny everyone(F)
    

    回避策の影響:ユーザーは、コンピュータに USB RNDIS デバイスをインストールできません。

    回避策の解除方法:

    コマンド プロンプトから管理者として次のコマンドを実行します。

    Windows XP および Windows Server 2003:

    cacls "%SystemRoot%\Inf\Netrndis.pnf" /E /R everyone
    cacls "%SystemRoot%\Inf\Netrndis.inf" /E /R everyone
    

    Windows Vista、Windows Server 2008、Windows 7、Windows Server 2008 R2、Windows 8、および Windows Server 2012 の場合:

    icacls "%SystemRoot%\Inf\" /restore %TEMP%\NETRNDIS_PNF_ACL.TXT
    icacls "%SystemRoot%\Inf\" /restore %TEMP%\NETRNDIS_INF_ACL.TXT
    

よく寄せられる質問

この脆弱性により、どのようなことが起こる可能性がありますか? 
これは、特権の昇格の脆弱性です。

何が原因で起こりますか? 
この脆弱性は、Windows カーネル モード ドライバーがメモリ内のオブジェクトを正しく処理しない場合に起こります。

Windows カーネルとは何ですか?    Windows カーネルとはオペレーティング システムの中心となる部分です。デバイスやメモリの管理、処理時の時間の割り当て、およびエラー処理の管理など、システムレベルのサービスを提供します。

この脆弱性により、攻撃者は何を行う可能性がありますか? 
攻撃者によりこの脆弱性が悪用された場合、カーネルモード内の任意のコードが実行される可能性があります。その後、攻撃者はプログラムのインストール、データの表示、変更、削除、または完全な管理者権限を持つ新たなアカウントを作成する可能性があります。

攻撃者はこの 脆弱性をどのように悪用する可能性がありますか? 
攻撃者は悪意のある USB デバイスをシステムに挿入することによって、この脆弱性を悪用する可能性があります。

主にどのコンピューターがこの脆弱性による危険にさらされますか? 
主に、ワークステーションが危険にさらされます。

この更新プログラムはどのように問題を修正しますか? 
この更新プログラムは、Windows カーネルモード ドライバーがメモリ内のオブジェクトを処理する方法を修正することによりこの脆弱性を解決します。

このセキュリティ情報の公開時に、この脆弱性は一般に知られていましたか? 
いいえ。マイクロソフトは協調的な脆弱性の公開を通して、この脆弱性に関する情報を受けました。

このセキュリティ情報の公開時に、マイクロソフトはこの脆弱性が悪用されたという報告を受けていましたか? 
いいえ。マイクロソフトは、このセキュリティ情報が最初に公開された際に、この脆弱性が一般で悪用され、お客様が攻撃されていたことを示す情報を受けていませんでした。

Windows USB 記述子の脆弱性 - CVE-2013-1286

Windows USB ドライバーがメモリ内のオブジェクトを正しく処理しない場合に、特権の昇格の脆弱性が存在します。攻撃者によりこの脆弱性が悪用された場合、カーネルモード内の任意のコードが実行される可能性があります。その後、攻撃者はプログラムのインストール、データの表示、変更、削除、または完全な管理者権限を持つ新たなアカウントを作成する可能性があります。

Common Vulnerabilities and Exposures のリストの標準のエントリとしてこの脆弱性を確認するには、CVE-2013-1286 を参照してください。

問題を緩和する要素

緩和する要素は、既定の状態における設定、一般的な構成または最善策を示し、脆弱性悪用の深刻度が下がる場合があります。お客様の状況で、次の「緩和する要素」が役立つ場合があります。

  • 既定の構成では、認証されていない攻撃者は、システムに物理的にアクセスできる場合にのみこの脆弱性を悪用できます。

回避策

回避策は、根本的な脆弱性を正すものではありませんが、更新プログラムを適用するまでの間、既知の攻撃方法の阻止に役立つ設定または構成の変更を示します。マイクロソフトは次の回避策をテストし、回避策が機能性を低下させるかどうかの情報を提供しています。

  • 既にシステムにインストールされている USB ストレージ デバイスにユーザーが接続できないようにする

    この回避策を使用して、既にシステムにインストールされている USB デバイスを使用した攻撃方法をブロックします。レジストリを変更し、ユーザーがコンピューターに接続してもデバイスが機能しないようにすることができます。

    警告: レジストリ エディターを正しく使用しないと、深刻な問題が生じ、オペレーティング システムの再インストールが必要になる場合があります。マイクロソフトは、レジストリ エディターを正しく使用しない場合に起こる問題の解決について、保証はできません。レジストリ エディターは、お客様各自の責任において使用してください。

    回避策の影響: ユーザーは、コンピュータに USB RNDIS デバイスをインストールできません。

    1. レジストリ キーのバックアップを作成します。バックアップ コピーは、次のコマンドを使用して、管理された導入スクリプトで作成可能です。

      Regedit.exe /e Usb_rndis_backup.reg   HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\Usb_rndisRegedit.exe /e Usb_rndisx_backup.reg   HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\Usb_rndisxRegedit.exe /e Usb_rndis6_backup.reg  
      HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\Usb_rndis6
      
    2. 次の内容を持つ、Disable_USB_RNDIS.reg という名前のテキスト ファイルを作成します。

      [HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\Usb_rndis]"Start"=dword:00000004  [HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\Usb_rndisx]"Start"=dword:00000004  [HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\Usbrndis6]"Start"=dword:00000004
      
    3. 対象のコンピューターで次のコマンドを使用し、ステップ 2 で作成したレジストリ スクリプトを実行します。

      Regedit /s Disable_USB_RNDIS.reg

    回避策の解除方法:

    上記の「既にシステムにインストールされている USB ストレージ デバイスにユーザーが接続できないようにする」回避策のステップ1 で作成したバックアップ ファイルを次のコマンドで復元します。

    Regedit /s Usb_rndis_backup.reg
    Regedit /s Usb_rndisx_backup.reg
    Regedit /s Usb_rndis6_backup.reg
    
  • システムにインストールされていない USB デバイスの USB ドライバーを無効にする

    この回避策を使用して、まだシステムにインストールされていない USB デバイスを使用した攻撃方法をブロックします。コマンド プロンプトから管理者として次のコマンドを実行します。

    Windows XP および Windows Server 2003:

    cacls "%SystemRoot%\Inf\Netrndis.pnf" /E /P everyone:N
    cacls "%SystemRoot%\Inf\Netrndis.inf" /E /P everyone:N
    

    Windows Vista、Windows Server 2008、Windows 7、Windows Server 2008 R2、Windows 8、および Windows Server 2012 の場合:

    takeown /f "%SystemRoot%\Inf\Netrndis.pnf"
    icacls "%SystemRoot%\Inf\Netrndis.pnf" /save %TEMP%\NETRNDIS_PNF_ACL.TXT
    icacls "%SystemRoot%\Inf\Netrndis.pnf" /deny everyone(F)
    
    takeown /f "%SystemRoot%\Inf\Netrndis.inf"
    icacls "%SystemRoot%\Inf\Netrndis.inf" /save %TEMP%\NETRNDIS_INF_ACL.TXT
    icacls "%SystemRoot%\Inf\Netrndis.inf" /deny everyone(F)
    

    回避策の影響:ユーザーは、コンピュータに USB RNDIS デバイスをインストールできません。

    回避策の解除方法:

    コマンド プロンプトから管理者として次のコマンドを実行します。

    Windows XP および Windows Server 2003:

    cacls "%SystemRoot%\Inf\Netrndis.pnf" /E /R everyone
    cacls "%SystemRoot%\Inf\Netrndis.inf" /E /R everyone
    

    Windows Vista、Windows Server 2008、Windows 7、Windows Server 2008 R2、Windows 8、および Windows Server 2012 の場合:

    icacls "%SystemRoot%\Inf\" /restore %TEMP%\NETRNDIS_PNF_ACL.TXT
    icacls "%SystemRoot%\Inf\" /restore %TEMP%\NETRNDIS_INF_ACL.TXT
    

よく寄せられる質問

この脆弱性により、どのようなことが起こる可能性がありますか? 
これは、特権の昇格の脆弱性です。

何が原因で起こりますか? 
この脆弱性は、Windows カーネル モード ドライバーがメモリ内のオブジェクトを正しく処理しない場合に起こります。

Windows カーネルとは何ですか?    Windows カーネルとはオペレーティング システムの中心となる部分です。デバイスやメモリの管理、処理時の時間の割り当て、およびエラー処理の管理など、システムレベルのサービスを提供します。

この脆弱性により、攻撃者は何を行う可能性がありますか? 
攻撃者によりこの脆弱性が悪用された場合、カーネルモード内の任意のコードが実行される可能性があります。その後、攻撃者はプログラムのインストール、データの表示、変更、削除、または完全な管理者権限を持つ新たなアカウントを作成する可能性があります。

攻撃者はこの脆弱性をどのように悪用する可能性がありますか? 
攻撃者は悪意のある USB デバイスをシステムに挿入することによって、この脆弱性を悪用する可能性があります。

主にどのコンピューターがこの脆弱性による危険にさらされますか? 
主に、ワークステーションが危険にさらされます。

この更新プログラムはどのように問題を修正しますか? 
この更新プログラムは、Windows カーネルモード ドライバーがメモリ内のオブジェクトを処理する方法を修正することによりこの脆弱性を解決します。

このセキュリティ情報の公開時に、この脆弱性は一般に知られていましたか? 
いいえ。マイクロソフトは協調的な脆弱性の公開を通して、この脆弱性に関する情報を受けました。

このセキュリティ情報の公開時に、マイクロソフトはこの脆弱性が悪用されたという報告を受けていましたか? 
いいえ。マイクロソフトは、このセキュリティ情報が最初に公開された際に、この脆弱性が一般で悪用され、お客様が攻撃されていたことを示す情報を受けていませんでした。

Windows USB 記述子の脆弱性 - CVE-2013-1287

Windows USB ドライバーがメモリ内のオブジェクトを正しく処理しない場合に、特権の昇格の脆弱性が存在します。攻撃者によりこの脆弱性が悪用された場合、カーネルモード内の任意のコードが実行される可能性があります。その後、攻撃者はプログラムのインストール、データの表示、変更、削除、または完全な管理者権限を持つ新たなアカウントを作成する可能性があります。

Common Vulnerabilities and Exposures のリストの標準のエントリとしてこの脆弱性を確認するには、CVE-2013-1287 を参照してください。

問題を緩和する要素

緩和する要素は、既定の状態における設定、一般的な構成または最善策を示し、脆弱性悪用の深刻度が下がる場合があります。お客様の状況で、次の「緩和する要素」が役立つ場合があります。

  • 既定の構成では、認証されていない攻撃者は、システムに物理的にアクセスできる場合にのみこの脆弱性を悪用できます。

回避策

回避策は、根本的な脆弱性を正すものではありませんが、更新プログラムを適用するまでの間、既知の攻撃方法の阻止に役立つ設定または構成の変更を示します。マイクロソフトは次の回避策をテストし、回避策が機能性を低下させるかどうかの情報を提供しています。

  • 既にシステムにインストールされている USB ストレージ デバイスにユーザーが接続できないようにする

    この回避策を使用して、既にシステムにインストールされている USB デバイスを使用した攻撃方法をブロックします。レジストリを変更し、ユーザーがコンピューターに接続してもデバイスが機能しないようにすることができます。

    警告: レジストリ エディターを正しく使用しないと、深刻な問題が生じ、オペレーティング システムの再インストールが必要になる場合があります。マイクロソフトは、レジストリ エディターを正しく使用しない場合に起こる問題の解決について、保証はできません。レジストリ エディターは、お客様各自の責任において使用してください。

    回避策の影響: ユーザーは、コンピュータに USB RNDIS デバイスをインストールできません。

    1. レジストリ キーのバックアップを作成します。バックアップ コピーは、次のコマンドを使用して、管理された導入スクリプトで作成可能です。

      Regedit.exe /e Usb_rndis_backup.reg   HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\Usb_rndisRegedit.exe /e Usb_rndisx_backup.reg   HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\Usb_rndisxRegedit.exe /e Usb_rndis6_backup.reg 
      HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\Usb_rndis6
      
    2. 次の内容を持つ、Disable_USB_RNDIS.reg という名前のテキスト ファイルを作成します。

      [HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\Usb_rndis]"Start"=dword:00000004  [HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\Usb_rndisx]"Start"=dword:00000004  [HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\Usbrndis6]"Start"=dword:00000004
      
    3. 対象のコンピューターで次のコマンドを使用し、ステップ 2 で作成したレジストリ スクリプトを実行します。

      Regedit /s Disable_USB_RNDIS.reg

    回避策の解除方法:

    上記の「既にシステムにインストールされている USB ストレージ デバイスにユーザーが接続できないようにする」回避策のステップ1 で作成したバックアップ ファイルを次のコマンドで復元します。

    Regedit /s Usb_rndis_backup.reg
    Regedit /s Usb_rndisx_backup.reg
    Regedit /s Usb_rndis6_backup.reg
    
  • システムにインストールされていない USB デバイスの USB ドライバーを無効にする

    この回避策を使用して、まだシステムにインストールされていない USB デバイスを使用した攻撃方法をブロックします。コマンド プロンプトから管理者として次のコマンドを実行します。

    Windows XP および Windows Server 2003:

    cacls "%SystemRoot%\Inf\Netrndis.pnf" /E /P everyone:N
    cacls "%SystemRoot%\Inf\Netrndis.inf" /E /P everyone:N
    

    Windows Vista、Windows Server 2008、Windows 7、Windows Server 2008 R2、Windows 8、および Windows Server 2012 の場合:

    takeown /f "%SystemRoot%\Inf\Netrndis.pnf"
    icacls "%SystemRoot%\Inf\Netrndis.pnf" /save %TEMP%\NETRNDIS_PNF_ACL.TXT
    icacls "%SystemRoot%\Inf\Netrndis.pnf" /deny everyone(F)
    
    takeown /f "%SystemRoot%\Inf\Netrndis.inf"
    icacls "%SystemRoot%\Inf\Netrndis.inf" /save %TEMP%\NETRNDIS_INF_ACL.TXT
    icacls "%SystemRoot%\Inf\Netrndis.inf" /deny everyone(F)
    

    回避策の影響:ユーザーは、コンピュータに USB RNDIS デバイスをインストールできません。

    回避策の解除方法:

    コマンド プロンプトから管理者として次のコマンドを実行します。

    Windows XP および Windows Server 2003:

    cacls "%SystemRoot%\Inf\Netrndis.pnf" /E /R everyone
    cacls "%SystemRoot%\Inf\Netrndis.inf" /E /R everyone
    

    Windows Vista、Windows Server 2008、Windows 7、Windows Server 2008 R2、Windows 8、および Windows Server 2012 の場合:

    icacls "%SystemRoot%\Inf\" /restore %TEMP%\NETRNDIS_PNF_ACL.TXT
    icacls "%SystemRoot%\Inf\" /restore %TEMP%\NETRNDIS_INF_ACL.TXT
    

よく寄せられる質問

この脆弱性により、どのようなことが起こる可能性がありますか? 
これは、特権の昇格の脆弱性です。

何が原因で起こりますか? 
この脆弱性は、Windows カーネル モード ドライバーがメモリ内のオブジェクトを正しく処理しない場合に起こります。

Windows カーネルとは何ですか?    Windows カーネルとはオペレーティング システムの中心となる部分です。デバイスやメモリの管理、処理時の時間の割り当て、およびエラー処理の管理など、システムレベルのサービスを提供します。

この脆弱性により、攻撃者は何を行う可能性がありますか? 
攻撃者によりこの脆弱性が悪用された場合、カーネルモード内の任意のコードが実行される可能性があります。その後、攻撃者はプログラムのインストール、データの表示、変更、削除、または完全な管理者権限を持つ新たなアカウントを作成する可能性があります。

攻撃者はこの脆弱性をどのように悪用する可能性がありますか? 
攻撃者は悪意のある USB デバイスをシステムに挿入することによって、この脆弱性を悪用する可能性があります。

主にどのコンピューターがこの脆弱性による危険にさらされますか? 
主に、ワークステーションが危険にさらされます。

この更新プログラムはどのように問題を修正しますか? 
この更新プログラムは、Windows カーネルモード ドライバーがメモリ内のオブジェクトを処理する方法を修正することによりこの脆弱性を解決します。

このセキュリティ情報の公開時に、この脆弱性は一般に知られていましたか? 
いいえ。マイクロソフトは協調的な脆弱性の公開を通して、この脆弱性に関する情報を受けました。

このセキュリティ情報の公開時に、マイクロソフトはこの脆弱性が悪用されたという報告を受けていましたか? 
いいえ。マイクロソフトは、このセキュリティ情報が最初に公開された際に、この脆弱性が一般で悪用され、お客様が攻撃されていたことを示す情報を受けていませんでした。

更新プログラムに関する情報

検出および展開ツールとガイダンス

管理者がセキュリティ更新プログラムを展開するときに役立つリソースがいくつかあります。 

  • Microsoft Baseline Security Analyzer (MBSA) を使用して、管理者はローカル システムとリモート システムの不足しているセキュリティ更新プログラムと一般的な誤ったセキュリティ構成をスキャンできます。 
  • Windows Server Update Services (WSUS)、Systems Management Server (SMS)、および System Center Configuration Manager (SCCM) は、管理者がセキュリティ更新プログラムを配布するときに役に立ちます。 
  • Application Compatibility Toolkit に含まれている Update Compatibility Evaluator コンポーネントは、インストールされているアプリケーションに対する Windows の更新プログラムのテストおよび確認を効率化する手助けをします。 

利用可能なこれらのツールおよび他のツールの詳細については、「セキュリティ ツール」を参照してください。

セキュリティ更新プログラムの展開

影響を受けるソフトウェア

影響を受けるソフトウェア用の特定のセキュリティ更新プログラムについては、該当リンクの情報を参照してください。

Windows XP (すべてのエディション)

参照表

次の表では、このソフトウェア用のセキュリティ更新プログラムの情報を記載しています。

セキュリティ更新プログラムのファイル名 Windows XP Service Pack 3:
WindowsXP-KB2807986-x86-JPN.exe
Windows XP Professional x64 Edition Service Pack 2:
WindowsServer2003.WindowsXP-KB2807986-x64-jpn.exe
インストール スイッチ サポート技術情報 262841 を参照してください。
ログ ファイル KB2807986.log
再起動の必要性 はい。セキュリティ更新プログラムを適用してから、コンピューターを再起動する必要があります。
削除に関する 情報 [コントロール パネル] の [プログラムの追加と削除] または %Windir%\$NTUninstallKB2807986$\Spuninst フォルダーの Spuninst.exe ユーティリティを使用します。
ファイルに関する 情報 サポート技術情報 2807986 を参照してください。
レジストリ キーの 確認 すべてのサポートされている 32 ビット版の Windows XP:
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Updates\Windows XP\SP4\KB2807986\Filelist
すべてのサポートされている x64-based エディションの Windows XP:
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Updates\Windows XP Version 2003\SP3\KB2807986\Filelist

注 Windows XP Professional x64 Edition のサポートされるバージョンの更新プログラムは、Windows Server 2003 x64 Edition のサポートされるバージョンにも適用されます。

Windows Server 2003 (すべてのエディション)

参照表

次の表では、このソフトウェア用のセキュリティ更新プログラムの情報を記載しています。

セキュリティ更新プログラムのファイル名 すべてのサポートされている 32 ビット版の Windows Server 2003:
WindowsServer2003-KB2807986-x86-jpn.exe
すべてのサポートされている x64-based エディションの Windows Server 2003:
WindowsServer2003.WindowsXP-KB2807986-x64-jpn.exe
すべてのサポートされている Itanium-based エディションの Windows Server 2003:WindowsServer2003-KB2807986-ia64-jpn.exe
インストール スイッチ サポート技術情報 262841 を参照してください。
ログ ファイル KB2807986.log
再起動の必要性 はい。セキュリティ更新プログラムを適用してから、コンピューターを再起動する必要があります。
削除に関する 情報 [コントロール パネル] の [プログラムの追加と削除] または %Windir%\$NTUninstallKB2807986$\Spuninst フォルダーの Spuninst.exe ユーティリティを使用します。
ファイルに関する情報 サポート技術情報 2807986 を参照してください。
レジストリ キーの 確認 すべてのサポートされている 32 ビット版の Windows Server 2003:
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Updates\Windows Server 2003\SP3\KB2807986\Filelist
すべてのサポートされている x64-based エディションの Windows Server 2003:
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Updates\Windows Server 2003\SP3\KB2807986\Filelist

注 Windows Server 2003 x64 Edition のサポートされるバージョンの更新プログラムは、Windows XP Professional x64 Edition のサポートされるバージョンにも適用されます。

Windows Vista (すべてのエディション)

参照表

次の表では、このソフトウェア用のセキュリティ更新プログラムの情報を記載しています。

セキュリティ更新プログラムのファイル名 すべてのサポートされている 32 ビット版の Windows Vista:
Windows6.0-KB2807986-x86.msu
すべてのサポートされている x64-based エディションの Windows Vista:
Windows6.0-KB2807986-x64.msu
インストール スイッチ サポート技術情報 934307 を参照してください。
再起動の必要性 はい。セキュリティ更新プログラムを適用してから、コンピューターを再起動する必要があります。
削除に関する 情報 WUSA.exe は更新プログラムのアンインストールをサポートしていません。WUSA.exe によりインストールされた更新プログラムをアンインストールするには、[コントロール パネル] をクリックし、次に [セキュリティ センター] をクリックします。[Windows Update] の下の [インストールされた更新プログラム] をクリックして、更新プログラムの一覧から選択します。
ファイルに関する情報 サポート技術情報 2807986 を参照してください。
レジストリ キーの確認 注: この更新プログラムが存在しているかどうかを検証するためのレジストリ キーはありません。

Windows Server 2008 (すべてのエディション)

参照表

次の表では、このソフトウェア用のセキュリティ更新プログラムの情報を記載しています。

セキュリティ更新プログラムのファイル名 すべてのサポートされている 32 ビット版の Windows Server 2008:
Windows6.0-KB2807986-x86.msu
すべてのサポートされている x64-based エディションの Windows Server 2008:
Windows6.0-KB2807986-x64.msu
すべてのサポートされている Itanium-based エディションの Windows Server 2008:
Windows6.0-KB2807986-ia64.msu
インストール スイッチ サポート技術情報 934307 を参照してください。
再起動の必要性 はい。セキュリティ更新プログラムを適用してから、コンピューターを再起動する必要があります。
削除に関する 情報 WUSA.exe は更新プログラムのアンインストールをサポートしていません。WUSA.exe によりインストールされた更新プログラムをアンインストールするには、[コントロール パネル] をクリックし、次に [セキュリティ センター] をクリックします。[Windows Update] の下の [インストールされた更新プログラム] をクリックして、更新プログラムの一覧から選択します。
ファイルに関する情報 サポート技術情報 2807986 を参照してください。
レジストリ キーの確認 注: この更新プログラムが存在しているかどうかを検証するためのレジストリ キーはありません。

Windows 7 (すべてのエディション)

参照表

次の表では、このソフトウェア用のセキュリティ更新プログラムの情報を記載しています。

セキュリティ更新プログラムのファイル名 すべてのサポートされている 32 ビット版の Windows 7:
Windows6.1-KB2807986-x86.msu
すべてのサポートされている x64-based エディションの Windows 7:
Windows6.1-KB2807986-x64.msu
インストール スイッチ サポート技術情報 934307 を参照してください。
再起動の必要性 はい。セキュリティ更新プログラムを適用してから、コンピューターを再起動する必要があります。
削除に関する 情報 WUSA によりインストールされた更新プログラムをアンインストールするためには、/Uninstall セットアップ スイッチを使用するあるいは、[コントロール パネル] をクリックし、[システムとセキュリティ] をクリックし、[Windows Update] の下の [インストールされた更新プログラムを表示] をクリックし、更新プログラムの一覧から選択します。
ファイル サポート技術情報 2807986 を参照してください。
レジストリ 注: この更新プログラムが存在しているかどうかを検証するためのレジストリ キーはありません。

Windows Server 2008 R2 (すべてのエディション)

参照表

次の表では、このソフトウェア用のセキュリティ更新プログラムの情報を記載しています。

セキュリティ更新プログラムのファイル名 すべてのサポートされている x64-based エディションの Windows Server 2008 R2:
Windows6.1-KB2807986-x64.msu
すべてのサポートされている Itanium-based エディションの Windows Server 2008 R2:
Windows6.1-KB2807986-ia64.msu
インストール スイッチ サポート技術情報 934307 を参照してください。
再起動の必要性 はい。セキュリティ更新プログラムを適用してから、コンピューターを再起動する必要があります。
削除に関する 情報 WUSA によりインストールされた更新プログラムをアンインストールするためには、/Uninstall セットアップ スイッチを使用するあるいは、[コントロール パネル] をクリックし、[システムとセキュリティ] をクリックし、[Windows Update] の下の [インストールされた更新プログラムを表示] をクリックし、更新プログラムの一覧から選択します。
ファイルに関する情報 サポート技術情報 2807986 を参照してください。
レジストリ 注: この更新プログラムが存在しているかどうかを検証するためのレジストリ キーはありません。

Windows 8 (すべてのエディション)

参照表

次の表では、このソフトウェア用のセキュリティ更新プログラムの情報を記載しています。

セキュリティ更新プログラムのファイル名 すべてのサポートされている 32 ビット版の Windows 8:
Windows8-RT-KB2807986-x86.msu
すべてのサポートされている 64 ビット版の Windows 8:
Windows8-RT-KB2807986-x64.msu
インストール スイッチ サポート技術情報 934307 を参照してください。
再起動の必要性 はい。セキュリティ更新プログラムを適用してから、コンピューターを再起動する必要があります。
削除に関する 情報 WUSAによってインストールされた更新プログラムをアンインストールするためには、/Uninstallセットアップ スイッチを使用するか、[コントロールパネル]、[システムとセキュリティ]、[Windows Update]、[インストールされた更新プログラム]の順にクリックし、更新プログラムの一覧から選択します。
ファイルに関する情報 サポート技術情報 2807986 を参照してください。
レジストリ キーの 確認 注: この更新プログラムが存在しているかどうかを検証するためのレジストリ キーはありません。

Windows Server 2012 (すべてのエディション)

参照表

次の表では、このソフトウェア用のセキュリティ更新プログラムの情報を記載しています。

セキュリティ更新プログラムのファイル名 すべてのサポートされているエディションの Windows Server 2012:
Windows8-RT-KB2807986-x64.msu
インストール スイッチ サポート技術情報 934307 を参照してください。
再起動の必要性 はい。セキュリティ更新プログラムを適用してから、コンピューターを再起動する必要があります。
削除に関する 情報 WUSAによってインストールされた更新プログラムをアンインストールするためには、/Uninstallセットアップ スイッチを使用するか、[コントロールパネル]、[システムとセキュリティ]、[Windows Update]、[インストールされた更新プログラム]の順にクリックし、更新プログラムの一覧から選択します。
ファイルに関する情報 サポート技術情報 2807986 を参照してください。
レジストリ キーの 確認 注: この更新プログラムが存在しているかどうかを検証するためのレジストリ キーはありません。

関連情報

謝辞

この問題を連絡し、顧客の保護に協力してくださった下記の方に対し、マイクロソフトは深い謝意を表します。

  • Windows USB 記述子の脆弱性 (CVE-2013-1285) を報告してくださった NCC Group の Andy Davis 氏
  • Windows USB 記述子の脆弱性 (CVE-2013-1286) を報告してくださった NCC Group の Andy Davis 氏
  • Windows USB 記述子の脆弱性 (CVE-2013-1287) を報告してくださった NCC Group の Andy Davis 氏

Microsoft Active Protections Program (MAPP)

お客様のセキュリティ保護をより向上させるために、マイクロソフトは、月例のセキュリティ更新プログラムの公開に先立ち、脆弱性情報を主要なセキュリティ ソフトウェア プロバイダーに提供しています。セキュリティ ソフトウェア プロバイダーは、この脆弱性の情報を使用し、ウイルス対策、ネットワーク ベースの侵入検出システムまたはホスト ベースの侵入防止システムを介して、お客様に最新の保護環境を提供します。このような保護環境を提供するセキュリティ ソフトウェア ベンダーの情報については、Microsoft Active Protections Program (MAPP) パートナーに記載されている各社の Web サイトを参照してください。

サポート

このセキュリティ更新プログラムに関するヘルプとサポートを受ける方法

免責

この文書に含まれている情報は、いかなる保証もない現状ベースで提供されるものです。Microsoft Corporation 及びその関連会社は、市場性および特定の目的への適合性を含めて、明示的にも黙示的にも、一切の保証をいたしません。さらに、Microsoft Corporation 及びその関連会社は、本文書に含まれている情報の使用及び使用結果につき、正確性、真実性等、いかなる表明・保証も行いません。Microsoft Corporation、その関連会社及びこれらの権限ある代理人による口頭または書面による一切の情報提供またはアドバイスは、保証を意味するものではなく、かつ上記免責条項の範囲を狭めるものではありません。Microsoft Corporation、その関連会社及びこれらの者の供給者は、直接的、間接的、偶発的、結果的損害、逸失利益、懲罰的損害、または特別損害を含む全ての損害に対して、状況のいかんを問わず一切責任を負いません。結果的損害または偶発的損害に対する責任の免除または制限を認めていない地域においては、上記制限が適用されない場合があります。

更新履歴

  • V1.0 (2013/03/13):このセキュリティ情報ページを公開しました。
  • V1.1 (2013/03/29):このセキュリティ情報ページを更新し、USB 大容量記憶装置を無効にするための回避策の手順を削除しました。これは、これらの手順が、既知の攻撃方法をブロックするために必要ではないからです。詳細については、更新プログラムに関する FAQ を参照してください。
  • V1.2 (2013/07/11):このセキュリティ情報ページを更新し、更新プログラム 2807986 について Windows Vista パッケージでの検出を変更し、Windows Update での再提供の問題を修正したことをお知らせしました。これは検出の変更のみです。システムを正常に更新済みのお客様は、措置を講じる必要はありません。

Built at 2014-04-18T01:50:00Z-07:00