マイクロソフト セキュリティ情報 MS15-018 - 緊急

Internet Explorer 用の累積的なセキュリティ更新プログラム (3032359)

公開日: 2015 年 3 月 11 日

バージョン: 1.0

概要

このセキュリティ更新プログラムにより、Internet Explorer の脆弱性が解決されます。最も深刻な脆弱性が悪用された場合、ユーザーが特別に細工された Web ページを Internet Explorer を使用して表示すると、リモートでコードが実行される可能性があります。この脆弱性が悪用された場合、攻撃者により現在のユーザーと同じ権限が取得される可能性があります。コンピューターでのユーザー権限が低い設定のアカウントを持つユーザーは、管理者ユーザー権限で実行しているユーザーよりもこの脆弱性による影響が少ないと考えられます。

このセキュリティ更新プログラムは、影響を受ける Windows クライアント上の Internet Explorer 6 (IE 6)、Internet Explorer 7 (IE 7)、Internet Explorer 8 (IE 8)、Internet Explorer 9 (IE 9)、Internet Explorer 10 (IE 10)、および Internet Explorer 11 (IE 11) について深刻度が「緊急」、影響を受ける Windows サーバー上の Internet Explorer 6 (IE 6)、Internet Explorer 7 (IE 7)、Internet Explorer 8 (IE 8)、Internet Explorer 9 (IE 9)、Internet Explorer 10 (IE 10)、および Internet Explorer 11 (IE 11) について深刻度が「警告」と評価されています。詳細については、「影響を受けるソフトウェア」のセクションを参照してください。

このセキュリティ更新プログラムは、Internet Explorer がメモリ内のオブジェクトを処理する方法を変更する、VBScript スクリプト エンジンがメモリ内のオブジェクトを処理する方法を変更する、Internet Explorer でクロスドメイン ポリシーが適切に適用されるようにする、Internet Explorer に追加の許可検証を追加することでこの脆弱性を解決します。脆弱性の詳細については、「脆弱性の情報」を参照してください。

この更新プログラムの詳細については、サポート技術情報 3032359 を参照してください。

影響を受けるソフトウェア

次のソフトウェア バージョンまたはエディションが影響を受けます。一覧にないバージョンまたはエディションは、サポート ライフサイクルが終了しているか、この脆弱性の影響を受けません。ご使用中のソフトウェアのバージョンまたはエディションのサポート ライフ サイクルを確認するには、Microsoft サポート ライフサイクルの Web サイトを参照してください。

影響を受けるソフトウェア

オペレーティング システム

コンポーネント

最も深刻な脆弱性の影響

総合的な深刻度

置き換えられる更新プログラム

Internet Explorer 6

Windows Server 2003 Service Pack 2

Internet Explorer 6
(3032359)

リモートでコードが実行される

警告

MS15-009 の 3021952

Windows Server 2003 x64 Edition Service Pack 2

Internet Explorer 6
(3032359)

リモートでコードが実行される

警告

MS15-009 の 3021952

Windows Server 2003 with SP2 for Itanium-based Systems

Internet Explorer 6
(3032359)

リモートでコードが実行される

警告

MS15-009 の 3021952

Internet Explorer 7

Windows Server 2003 Service Pack 2

Internet Explorer 7
(3032359)

リモートでコードが実行される

警告

MS15-009 の 3021952

Windows Server 2003 x64 Edition Service Pack 2

Internet Explorer 7
(3032359)

リモートでコードが実行される

警告

MS15-009 の 3021952

Windows Server 2003 with SP2 for Itanium-based Systems

Internet Explorer 7
(3032359)

リモートでコードが実行される

警告

MS15-009 の 3021952

Windows Vista Service Pack 2

Internet Explorer 7
(3032359)

リモートでコードが実行される

緊急

MS15-009 の 3021952

Windows Vista x64 Edition Service Pack 2

Internet Explorer 7
(3032359)

リモートでコードが実行される

緊急

MS15-009 の 3021952

Windows Server 2008 for 32-bit Systems Service Pack 2

Internet Explorer 7
(3032359)

リモートでコードが実行される

警告

MS15-009 の 3021952

Windows Server 2008 for x64-based Systems Service Pack 2

Internet Explorer 7
(3032359)

リモートでコードが実行される

警告

MS15-009 の 3021952

Windows Server 2008 for Itanium-based Systems Service Pack 2

Internet Explorer 7
(3032359)

リモートでコードが実行される

警告

MS15-009 の 3021952

Internet Explorer 8

Windows Server 2003 Service Pack 2

Internet Explorer 8
(3032359)

リモートでコードが実行される

警告

MS14-084 の 3012176 および MS15-009 の3021952

Windows Server 2003 x64 Edition Service Pack 2

Internet Explorer 8
(3032359)

リモートでコードが実行される

警告

MS14-084 の 3012176 および MS15-009 の3021952

Windows Vista Service Pack 2

Internet Explorer 8
(3032359)

リモートでコードが実行される

緊急

MS14-084 の 3012176 および MS15-009 の3021952

Windows Vista x64 Edition Service Pack 2

Internet Explorer 8
(3032359)

リモートでコードが実行される

緊急

MS14-084 の 3012176 および MS15-009 の3021952

Windows Server 2008 for 32-bit Systems Service Pack 2

Internet Explorer 8
(3032359)

リモートでコードが実行される

警告

MS14-084 の 3012176 および MS15-009 の3021952

Windows Server 2008 for x64-based Systems Service Pack 2

Internet Explorer 8
(3032359)

リモートでコードが実行される

警告

MS14-084 の 3012176 および MS15-009 の3021952

Windows 7 for 32-bit Systems Service Pack 1

Internet Explorer 8
(3032359)

リモートでコードが実行される

緊急

MS14-084 の 3012176 および MS15-009 の3021952

Windows 7 for x64-based Systems Service Pack 1

Internet Explorer 8
(3032359)

リモートでコードが実行される

緊急

MS14-084 の 3012176 および MS15-009 の3021952

Windows Server 2008 R2 for x64-based Systems Service Pack 1

Internet Explorer 8
(3032359)

リモートでコードが実行される

警告

MS14-084 の 3012176 および MS15-009 の3021952

Windows Server 2008 R2 for Itanium-based Systems Service Pack 1

Internet Explorer 8
(3032359)

リモートでコードが実行される

警告

MS14-084 の 3012176 および MS15-009 の3021952

Internet Explorer 9

Windows Vista Service Pack 2

Internet Explorer 9
(3032359)

リモートでコードが実行される

緊急

MS15-009 の 3021952 および 3034196

Windows Vista x64 Edition Service Pack 2

Internet Explorer 9
(3032359)

リモートでコードが実行される

緊急

MS15-009 の 3021952 および 3034196

Windows Server 2008 for 32-bit Systems Service Pack 2

Internet Explorer 9
(3032359)

リモートでコードが実行される

警告

MS15-009 の 3021952 および 3034196

Windows Server 2008 for x64-based Systems Service Pack 2

Internet Explorer 9
(3032359)

リモートでコードが実行される

警告

MS15-009 の 3021952 および 3034196

Windows 7 for 32-bit Systems Service Pack 1

Internet Explorer 9
(3032359)

リモートでコードが実行される

緊急

MS15-009 の 3021952 および 3034196

Windows 7 for x64-based Systems Service Pack 1

Internet Explorer 9
(3032359)

リモートでコードが実行される

緊急

MS15-009 の 3021952 および 3034196

Windows Server 2008 R2 for x64-based Systems Service Pack 1

Internet Explorer 9
(3032359)

リモートでコードが実行される

警告

MS15-009 の 3021952 および 3034196

Internet Explorer 10

Windows 7 for 32-bit Systems Service Pack 1

Internet Explorer 10
(3032359)

リモートでコードが実行される

緊急

MS15-009 の 3021952 および 3034196

Windows 7 for x64-based Systems Service Pack 1

Internet Explorer 10
(3032359)

リモートでコードが実行される

緊急

MS15-009 の 3021952 および 3034196

Windows Server 2008 R2 for x64-based Systems Service Pack 1

Internet Explorer 10
(3032359)

リモートでコードが実行される

警告

MS15-009 の 3021952 および 3034196

Windows 8 for 32-bit Systems

Internet Explorer 10
(3032359)

リモートでコードが実行される

緊急

MS15-009 の 3021952 および 3034196

Windows 8 for x64-based Systems

Internet Explorer 10
(3032359)

リモートでコードが実行される

緊急

MS15-009 の 3021952 および 3034196

Windows Server 2012

Internet Explorer 10
(3032359)

リモートでコードが実行される

警告

MS15-009 の 3021952 および 3034196

Windows RT

Internet Explorer 10[1] (3032359)

リモートでコードが実行される

緊急

MS15-009 の 3021952 および 3034196

Internet Explorer 11

Windows 7 for 32-bit Systems Service Pack 1

Internet Explorer 11
(3032359)

リモートでコードが実行される

緊急

MS15-009 の 3021952 および 3034196

Windows 7 for x64-based Systems Service Pack 1

Internet Explorer 11
(3032359)

リモートでコードが実行される

緊急

MS15-009 の 3021952 および 3034196

Windows Server 2008 R2 for x64-based Systems Service Pack 1

Internet Explorer 11
(3032359)

リモートでコードが実行される

警告

MS15-009 の 3021952 および 3034196

Windows 8.1 for 32-bit Systems

Internet Explorer 11
(3032359)

リモートでコードが実行される

緊急

MS15-009 の 3021952、3034196、および 3036197

Windows 8.1 for x64-based Systems

Internet Explorer 11
(3032359)

リモートでコードが実行される

緊急

MS15-009 の 3021952、3034196、および 3036197

Windows Server 2012 R2

Internet Explorer 11
(3032359)

リモートでコードが実行される

警告

MS15-009 の 3021952、3034196、および 3036197

Windows RT 8.1

Internet Explorer 11[1] (3032359)

リモートでコードが実行される

緊急

MS15-009 の 3021952、3034196、および 3036197

[1] この更新プログラムは、Windows Update を介して入手可能です。.

注: Internet Explorer 8 以降を実行しているシステムの場合は、この更新プログラム (3032359) によって CVE-2015-0032 が解決されます。他のすべての影響を受けるバージョンの Internet Explorer の場合、MS15-019 に記載されている更新プログラムによって CVE-2015-0032 が解決されます。詳細については、更新プログラムに関する FAQ を参照してください。

注: Windows Technical Preview および Windows Server Technical Preview が影響を受けます。これらのオペレーティング システムを実行しているお客様は、Windows Update から入手できる更新プログラムを適用することをお勧めします。

更新プログラムに関する FAQ

CVE-2015-0032 の解決のために、システムにどの更新プログラムが適用されますか?
CVE-2015-0032 は、VBScript スクリプト エンジンの脆弱性です。攻撃の経路は Internet Explorer によるものですが、この脆弱性は、Internet Explorer 8、Internet Explorer 9、Internet Explorer 10、および Internet Explorer 11 を実行しているシステムでのみこの更新プログラム (3032359) によって解決されます。Internet Explorer 7 以前および Internet Explorer がインストールされていないシステムの場合、この脆弱性は、MS15-019 で説明されている更新プログラムによって解決されます。

CVE-2015-0032 を解決するこの更新プログラムは、お使いのシステムにインストールされている VBScript スクリプト エンジンのバージョンによって異なります。更新プログラムの情報については、次の表を参照してください。

バージョン MS15-019 MS15-018
VBScript 5.6
(Internet Explorer 6)
VBScript 5.6
(3030403)
対象外
VBScript 5.7
(Internet Explorer 6 および Internet Explorer 7)
VBScript 5.7
(3030398)
対象外
VBScript 5.8
(Internet Explorer 8)
VBScript 5.8
(3030630)
(Windows Server 2008 R2 での Windows Server コア インストールのみ)
Internet Explorer 8
(3032359)
VBScript 5.8
(Internet Explorer 9)
対象外 Internet Explorer 9
(3032359)
VBScript 5.8
(Internet Explorer 10)
対象外 Internet Explorer 10
(3032359)
VBScript 5.8
(Internet Explorer 11)
対象外 Internet Explorer 11
(3032359)

認識しておく必要があるその他の Internet Explorer の更新プログラムがありますか?
はい。更新プログラム 3032359 の一部として含まれる Internet Explorer 11 の追加の修正プログラムがあります。

Windows 7 Service Pack 1 および Windows Server 2008 R2 Service Pack 1 上の Internet Explorer 11 の場合:

  • セキュリティ更新プログラム 3021952 (マイクロソフト セキュリティ情報 MS15-009 を参照してください) をインストールしていない場合、更新プログラム 3032359 をインストールするときに更新プログラム 3023607 も自動的にインストールされます。更新プログラム 3023607 は、TLS (Transport Layer Security ) プロトコルの再ネゴシエーションとフォールバックの動作を変更します。
  • インストールが完了すると、更新プログラム 3032359 および 3023607 がインストールされている更新プログラムとして表示されます。
  • 更新プログラムを手動でダウンロードしてインストールする場合は、[ダウンロード] をクリックしたときに、更新プログラム 3032359 および 3023607 を選択するように求めるメッセージが表示されます。セキュリティ更新プログラム 3021952 をインストールした場合は、更新プログラム 3023607 を再インストールする必要はありません。
  • 詳細については、マイクロソフト サポート技術情報 3023607 を参照してください。

Windows 8.1、Windows Server 2012 R2、または Windows RT 8.1 上の Internet Explorer 11 の場合:

  • 更新プログラム 3032359 をインストールすると、更新プログラム 3040335 が自動的にインストールされます。更新プログラム 3040335 は、TLS プロトコルの再ネゴシエーションとフォールバックの動作を変更します。更新プログラム 3040335 は、更新プログラム 3023607 よりも優先され、さまざまな VPN ソフトウェア アプリケーションの問題を解決します。
  • インストールが完了すると、更新プログラム 3032359 および 3040335 がインストールされている更新プログラムとして表示されます。
  • 更新プログラムを手動でダウンロードしてインストールする場合、[ダウンロード] をクリックしたときに、更新プログラム 3032359 および 3040335 を選択するように求めるメッセージが表示されます。
  • 詳細については、マイクロソフト サポート技術情報 3040335 を参照してください。

深刻度および脆弱性識別番号

次の深刻度の評価は、脆弱性の影響が最も深刻な場合を想定しています。深刻度の評価およびセキュリティ上の影響に関連して、このセキュリティ情報の公開から 30 日以内にこの脆弱性が悪用される可能性に関する情報については、3 月のセキュリティ情報の概要の Exploitability Index (悪用可能性指標) を参照してください。

深刻度の評価および影響の表で、「緊急」、「重要」、および「警告」という値が明記されている場合、それらは深刻度の評価を示します。詳細については、セキュリティ情報の深刻度評価システムを参照してください。表内で使用される次のキーで示される省略形は、最も大きな影響があることを示しています。

省略形 最も大きな影響
RCE リモートでコードが実行される
EoP 特権の昇格
ID 情報漏えい
SFB セキュリティ機能のバイパス

脆弱性の深刻度の評価および影響

CVE 番号

脆弱性のタイトル

Internet Explorer 6

Internet Explorer 7

Internet Explorer 8

Internet Explorer 9

Internet Explorer 10

Internet Explorer 11

CVE-2015-0032

VBScript のメモリ破損の脆弱性

対象外

対象外

Windows クライアント:
緊急/RCE
Windows サーバー:
警告/RCE

Windows クライアント:
緊急/RCE
Windows サーバー:
警告/RCE

Windows クライアント:
緊急/RCE
Windows サーバー:
警告/RCE

Windows クライアント:
緊急/RCE
Windows サーバー:
警告/RCE

CVE-2015-0056

Internet Explorer のメモリ破損の脆弱性

対象外

対象外

対象外

対象外

対象外

Windows クライアント:
緊急/RCE
Windows サーバー:
警告/RCE

CVE-2015-0072

Internet Explorer 特権の昇格の脆弱性

対象外

対象外

対象外

Windows クライアント:
重要/EoP
Windows サーバー:
低/EoP

Windows クライアント:
重要/EoP
Windows サーバー:
低/EoP

Windows クライアント:
重要/EoP
Windows サーバー:
低/EoP

CVE-2015-0099

Internet Explorer のメモリ破損の脆弱性

対象外

対象外

対象外

対象外

Windows クライアント:
緊急/RCE
Windows サーバー:
警告/RCE

対象外

CVE-2015-0100

Internet Explorer のメモリ破損の脆弱性

対象外

対象外

Windows クライアント:
緊急/RCE
Windows サーバー:
警告/RCE

対象外

対象外

対象外

CVE-2015-1622

Internet Explorer のメモリ破損の脆弱性

対象外

対象外

対象外

対象外

Windows クライアント:
緊急/RCE
Windows サーバー:
警告/RCE

Windows クライアント:
緊急/RCE
Windows サーバー:
警告/RCE

CVE-2015-1623

Internet Explorer のメモリ破損の脆弱性

対象外

対象外

対象外

対象外

対象外

Windows クライアント:
緊急/RCE
Windows サーバー:
警告/RCE

CVE-2015-1624

Internet Explorer のメモリ破損の脆弱性

対象外

対象外

Windows クライアント:
緊急/RCE
Windows サーバー:
警告/RCE

Windows クライアント:
緊急/RCE
Windows サーバー:
警告/RCE

Windows クライアント:
緊急/RCE
Windows サーバー:
警告/RCE

Windows クライアント:
緊急/RCE
Windows サーバー:
警告/RCE

CVE-2015-1625

Internet Explorer のメモリ破損の脆弱性

Windows クライアント:
緊急/RCE
Windows サーバー:
警告/RCE

Windows クライアント:
緊急/RCE
Windows サーバー:
警告/RCE

Windows クライアント:
緊急/RCE
Windows サーバー:
警告/RCE

Windows クライアント:
緊急/RCE
Windows サーバー:
警告/RCE

Windows クライアント:
緊急/RCE
Windows サーバー:
警告/RCE

Windows クライアント:
緊急/RCE
Windows サーバー:
警告/RCE

CVE-2015-1626

Internet Explorer のメモリ破損の脆弱性

対象外

対象外

対象外

対象外

対象外

Windows クライアント:
緊急/RCE
Windows サーバー:
警告/RCE

CVE 番号

脆弱性のタイトル

Internet Explorer 6

Internet Explorer 7

Internet Explorer 8

Internet Explorer 9

Internet Explorer 10

Internet Explorer 11

CVE-2015-1627

Internet Explorer 特権の昇格の脆弱性

対象外

Windows クライアント:
重要/EoP
Windows サーバー:
低/EoP

Windows クライアント:
重要/EoP
Windows サーバー:
低/EoP

Windows クライアント:
重要/EoP
Windows サーバー:
低/EoP

Windows クライアント:
重要/EoP
Windows サーバー:
低/EoP

Windows クライアント:
重要/EoP
Windows サーバー:
低/EoP

CVE-2015-1634

Internet Explorer のメモリ破損の脆弱性

Windows クライアント:
緊急/RCE
Windows サーバー:
警告/RCE

Windows クライアント:
緊急/RCE
Windows サーバー:
警告/RCE

Windows クライアント:
緊急/RCE
Windows サーバー:
警告/RCE

Windows クライアント:
緊急/RCE
Windows サーバー:
警告/RCE

Windows クライアント:
緊急/RCE
Windows サーバー:
警告/RCE

Windows クライアント:
緊急/RCE
Windows サーバー:
警告/RCE

脆弱性の情報

Internet Explorer の複数メモリ破損の脆弱性

Internet Explorer がメモリ内のオブジェクトに不適切にアクセスする場合に、リモートでコードが実行される脆弱性が存在します。これらの脆弱性では、攻撃者が現在のユーザーのコンテキストで任意のコードを実行するような方法で、メモリを破損する可能性があります。この更新プログラムは、Internet Explorer がメモリ内のオブジェクトを処理する方法を変更することにより、これらの脆弱性を排除します。

攻撃者は Internet Explorer を介してこれらの脆弱性を悪用することを目的として特別に細工した Web サイトをホストし、その Web サイトを表示するようにユーザーを誘導する可能性があります。また、攻撃者は、この脆弱性を悪用する可能性のある特別な細工がされたコンテンツを追加することによって、侵害された Web サイトおよびユーザーが提供したコンテンツや広告を受け入れるまたはホストする Web サイトを悪用する可能性もあります。しかし、すべての場合において、強制的にユーザーに攻撃者が制御するコンテンツを表示させることはできません。その代わり、ユーザーに操作を行わせることが攻撃者にとっての必要条件となります。一般的には、ユーザーにインスタント メッセンジャーまたは電子メール メッセージのリンクをクリックさせ、攻撃者の Web サイトへユーザーを誘導します。または、電子メールで送信した添付ファイルを開かせようとします。

この脆弱性が悪用された場合、攻撃者により現在のユーザーと同じ権限が取得される可能性があります。現在のユーザーが管理者ユーザー権限でログオンしているときに、攻撃者によりこれらの脆弱性が悪用された場合、影響を受けるコンピューターが完全に制御される可能性があります。攻撃者は、その後、プログラムのインストール、データの表示、変更、削除などを行ったり、完全なユーザー権限を持つ新たなアカウントを作成したりする可能性があります。ワークステーションまたはターミナル サーバーなど、Internet Explorer を頻繁に使用するコンピューターが、最もこれらの脆弱性による危険にさらされます。

この更新プログラムは、Internet Explorer がメモリ内のオブジェクトを処理する方法を変更することにより、これらの脆弱性を排除します。

次の表には、Common Vulnerabilities and Exposures リストの各脆弱性の標準のエントリへのリンクが含まれています。

脆弱性のタイトル CVE 番号 一般に公開 悪用
Internet Explorer のメモリ破損の脆弱性 CVE-2015-0056 なし なし
Internet Explorer のメモリ破損の脆弱性 CVE-2015-0099 なし なし
Internet Explorer のメモリ破損の脆弱性 CVE-2015-0100 なし なし
Internet Explorer のメモリ破損の脆弱性 CVE-2015-1622 なし なし
Internet Explorer のメモリ破損の脆弱性 CVE-2015-1623 なし なし
Internet Explorer のメモリ破損の脆弱性 CVE-2015-1624 なし なし
Internet Explorer のメモリ破損の脆弱性 CVE-2015-1625 あり なし
Internet Explorer のメモリ破損の脆弱性 CVE-2015-1626 なし なし
Internet Explorer のメモリ破損の脆弱性 CVE-2015-1634 なし なし

問題を緩和する要素

マイクロソフトは、これらの脆弱性の問題を緩和する要素を確認していません。

回避策

マイクロソフトは、これらの脆弱性の回避策を確認していません。

よく寄せられる質問

Windows Server 2003、Windows Server 2008、Windows Server 2008 R2、Windows Server 2012、または Windows Server 2012 R2 上で Internet Explorer を使用していますが、これにより、これらの脆弱性の影響は緩和されますか?
はい。既定で、Windows Server 2003、Windows Server 2008、Windows Server 2008 R2、Windows Server 2012、および Windows Server 2012 R2 上の Internet Explorer は、「セキュリティ強化の構成」と呼ばれる制限されたモードで実行されます。セキュリティ強化の構成は、Internet Explorer で事前に設定され、ユーザーまたは管理者が特別に細工された Web コンテンツをサーバーにダウンロードし、実行する危険性を低減します。これは、Internet Explorer の信頼済みサイト ゾーンに追加していない Web サイトに対する「緩和する要素」に該当します。

EMET はこれらの脆弱性を悪用しようとする攻撃の緩和に役立ちますか?
はい。Enhanced Mitigation Experience Toolkit (EMET) により、セキュリティの緩和技術を管理すれば、攻撃者は特定のソフトウェアの脆弱性を悪用することが困難になります。EMET は、Internet Explorer と動作するように EMET のインストールと設定がされているシステム上の Internet Explorer におけるこれらの脆弱性を緩和できます。

EMET の詳細については、Enhanced Mitigation Experience Toolkit を参照してください。

VBScript のメモリ破損の脆弱性 - CVE-2015-0032

VBScript エンジンが Internet Explorer でレンダリングされるときにメモリ内のオブジェクトを処理する方法に、リモートでコードが実行される脆弱性が存在します。この脆弱性では、攻撃者が現在のユーザーのコンテキストで任意のコードを実行するような方法で、メモリを破損する可能性があります。

攻撃者は、Internet Explorer を介してこの脆弱性の悪用を意図して特別に細工した Web サイトをホストし、ユーザーを誘導してその Web サイトを表示させる可能性があります。攻撃者は「初期化しても安全」と判断された ActiveX コントロールを、IE レンダリング エンジンをホストするアプリケーションや Microsoft Office ドキュメントに埋め込む可能性もあります。また、攻撃者は、これらの脆弱性を悪用する可能性のある特別な細工がされたコンテンツを追加することによって、侵害された Web サイトおよびユーザーが提供したコンテンツや広告を受け入れるまたはホストする Web サイトを悪用する可能性もあります。しかし、すべての場合において、強制的にユーザーに攻撃者が制御するコンテンツを表示させることはできません。その代わり、ユーザーに操作を行わせることが攻撃者にとっての必要条件となります。一般的には、ユーザーに電子メール メッセージまたはインスタント メッセンジャーのメッセージのリンクをクリックさせ、攻撃者の Web サイトへユーザーを誘導します。または、電子メールで送信した添付ファイルを開かせようとします。

この脆弱性が悪用された場合、攻撃者が現在のユーザーと同じユーザー権限を取得する可能性があります。現在のユーザーが管理者ユーザー権限でログオンしているときに、攻撃者によりこの脆弱性が悪用された場合、影響を受けるコンピューターが完全に制御される可能性があります。攻撃者は、その後、プログラムのインストール、データの表示、変更、削除などを行ったり、完全なユーザー権限を持つ新たなアカウントを作成したりする可能性があります。ワークステーションまたはターミナル サーバーなど、Internet Explorer を頻繁に使用するコンピューターが、最もこの脆弱性による危険にさらされます。

この更新プログラムは、VBScript スクリプト エンジンがメモリのオブジェクトを処理する方法を変更することにより、この脆弱性を排除します。

次の表には、Common Vulnerabilities and Exposures リストの各脆弱性の標準のエントリへのリンクが含まれています。

脆弱性のタイトル CVE 番号 一般に公開 悪用
VBScript のメモリ破損の脆弱性 CVE-2015-0032 なし なし

問題を緩和する要素

マイクロソフトは、この脆弱性の問題を緩和する要素を確認していません。

回避策

マイクロソフトは、この脆弱性の回避策を確認していません。

よく寄せられる質問

Windows Server 2003、Windows Server 2008、Windows Server 2008 R2、Windows Server 2012、または Windows Server 2012 R2 用の Internet Explorer を使用していますが、これにより、この脆弱性の影響は緩和されますか?
はい。既定で、Windows Server 2003、Windows Server 2008、Windows Server 2008 R2、Windows Server 2012、および Windows Server 2012 R2 上の Internet Explorer は、「セキュリティ強化の構成」と呼ばれる制限されたモードで実行されます。セキュリティ強化の構成は、Internet Explorer で事前に設定され、ユーザーまたは管理者が特別に細工された Web コンテンツをサーバーにダウンロードし、実行する危険性を低減します。これは、Internet Explorer の信頼済みサイト ゾーンに追加していない Web サイトに対する「緩和する要素」に該当します。

Internet Explorer 特権の昇格の脆弱性 - CVE-2015-0072

Internet Explorer が適切にクロスドメイン ポリシーを適用しない場合に特権の昇格の脆弱性が存在し、これにより、攻撃者が 1 つのドメインの情報にアクセスして別のドメインにその情報を注入できる可能性があります。この更新プログラムは、Internet Explorer でクロスドメイン ポリシーが適切に適用されるようにすることでこの脆弱性を解決します。

Web ベースの攻撃のシナリオで、攻撃者はこの脆弱性の悪用を意図した Web サイトをホストする可能性があります。さらに、侵害された Web サイトやユーザー提供のコンテンツを受け入れたりホストしたりする Web サイトに、特別に細工したコンテンツが含まれていて、この脆弱性が悪用される可能性があります。しかし、すべての場合において、強制的にユーザーに攻撃者が制御するコンテンツを表示させることはできません。その代わり、攻撃者はユーザーにアクションを起こさせる必要があります。たとえば、攻撃者はユーザーを騙してリンクをクリックさせ、攻撃者のサイトへ誘導する可能性があります。この脆弱性を悪用することに成功した攻撃者は、Internet Explorer の影響を受けるバージョンで特権を昇格することができます。

この脆弱性自体を利用して、任意のコードを自動的に実行することはできません。ただし、この脆弱性は、任意のコードを実行するときに昇格された特権を利用する可能性がある他の脆弱性 (リモートでコードが実行される脆弱性など) と組み合わせて悪用される可能性があります。たとえば、攻撃者が別の脆弱性を悪用して Internet Explorer を通じて任意のコードを実行する可能性がありますが、Internet Explorer によってプロセスが起動されるコンテキストにより、コードは低い整合性レベル (非常に限られたアクセス許可) での実行に制限される場合があります。しかし、攻撃者がこの脆弱性を悪用して、任意コードを整合性レベル「中」 (現在のユーザーのアクセス許可) で実行する可能性があります。

次の表には、Common Vulnerabilities and Exposures リストの各脆弱性の標準のエントリへのリンクが含まれています。

脆弱性のタイトル CVE 番号 一般に公開 悪用
Internet Explorer 特権の昇格の脆弱性 CVE-2015-0072 あり あり

問題を緩和する要素

お客様の状況で、次の「緩和する要素」が役立つ場合があります。

  • X-Frame-Options HTTP ヘッダーを SAMEORIGIN または DENY に設定している Web サイトは、この脆弱性の悪用の対象として利用できません。

回避策

マイクロソフトは、この脆弱性の回避策を確認していません。

Internet Explorer 特権の昇格の脆弱性 - CVE-2015-1627

特権の昇格の脆弱性が存在するのは、Internet Explorer が特定の条件下でアクセス許可を適切に検証せず、スクリプトを昇格された特権で実行できるようにする可能性がある場合です。この更新プログラムでは、Internet Explorer に対して追加の許可検証を追加することで、脆弱性に対処します。

Web ベースの攻撃のシナリオで、攻撃者はこの脆弱性の悪用を意図した Web サイトをホストする可能性があります。さらに、侵害された Web サイトやユーザー提供のコンテンツを受け入れたりホストしたりする Web サイトに、特別に細工したコンテンツが含まれていて、この脆弱性が悪用される可能性があります。しかし、すべての場合において、強制的にユーザーに攻撃者が制御するコンテンツを表示させることはできません。その代わり、攻撃者はユーザーにアクションを起こさせる必要があります。たとえば、攻撃者はユーザーを騙してリンクをクリックさせ、攻撃者のサイトへ誘導する可能性があります。この脆弱性を悪用することに成功した攻撃者は、Internet Explorer の影響を受けるバージョンで特権を昇格することができます。

この脆弱性自体を利用して、任意のコードを自動的に実行することはできません。ただし、この脆弱性は、任意のコードを実行するときに昇格された特権を利用する可能性がある他の脆弱性 (リモートでコードが実行される脆弱性など) と組み合わせて悪用される可能性があります。たとえば、攻撃者が別の脆弱性を悪用して Internet Explorer を通じて任意のコードを実行する可能性がありますが、Internet Explorer によってプロセスが起動されるコンテキストにより、コードは低い整合性レベル (非常に限られたアクセス許可) での実行に制限される場合があります。しかし、攻撃者がこの脆弱性を悪用して、任意コードを整合性レベル「中」 (現在のユーザーのアクセス許可) で実行する可能性があります。

次の表には、Common Vulnerabilities and Exposures リストの脆弱性の標準のエントリへのリンクが含まれています。

脆弱性のタイトル CVE 番号 一般に公開 悪用
Internet Explorer 特権の昇格の脆弱性 CVE-2015-1627 なし なし

問題を緩和する要素

マイクロソフトは、この脆弱性の問題を緩和する要素を確認していません。

回避策

マイクロソフトは、この脆弱性の回避策を確認していません。

セキュリティ更新プログラムの展開

セキュリティ更新プログラムの展開の詳細については、ここで参照されているサポート技術情報の「概要」を参照してください。

謝辞

マイクロソフトでは、協調的な脆弱性の公開によるお客様の保護に際して、セキュリティ コミュニティの方々からいただいたご助力に感謝いたします。詳細については、謝辞を参照してください。

免責

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更新履歴

  • V1.0 (2015/03/11): このセキュリティ情報ページを公開しました。

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