マイクロソフト セキュリティ情報 MS15-029 - 重要

Windows フォト デコーダー コンポーネントの脆弱性により、情報漏えいが起こる (3035126)

公開日:2015 年 3 月 11 日

バージョン: 1.0

概要

このセキュリティ更新プログラムにより、Microsoft Windows の脆弱性が解決されます。この脆弱性により、ユーザーが特別に細工された JPEG XR (.JXR) 画像を含む Web サイトを閲覧すると、情報漏えいが起こる可能性があります。この脆弱性は、攻撃者にコードの実行や特権の昇格を直接許可するものではありませんが、影響を受けるシステムをさらに侵害する目的で悪用する情報を取得する可能性があります。

このセキュリティ更新プログラムは、すべてのサポートされているリリースの Microsoft Windows について、深刻度が「重要」と評価されています。詳細については、「影響を受けるソフトウェア」のセクションを参照してください。

このセキュリティ更新プログラムは Windows が JPEG XR 画像形式ファイルを解析する方法を修正することにより、この脆弱性を解決します。脆弱性の詳細については、「脆弱性の情報」を参照してください。

この更新プログラムの詳細については、サポート技術情報 3035126 を参照してください。

影響を受けるソフトウェア

次のソフトウェア バージョンまたはエディションが影響を受けます。一覧にないバージョンまたはエディションは、サポート ライフサイクルが終了しているか、この脆弱性の影響を受けません。ご使用中のソフトウェアのバージョンまたはエディションのサポート ライフ サイクルを確認するには、Microsoft サポート ライフサイクルの Web サイトを参照してください。

**オペレーティング システム** **最も深刻な脆弱性の影響** **総合的な深刻度** **置き換えられる更新プログラム**
**Windows Vista**
[Windows Vista Service Pack 2](https://www.microsoft.com/download/ja-jp/details.aspx?familyid=87ced2b1-6393-4e57-b287-163ba6e3b645) (3035126) 情報漏えい 重要 なし
[Windows Vista x64 Edition Service Pack 2](https://www.microsoft.com/download/ja-jp/details.aspx?familyid=2d8fd31f-16b6-4ae7-af20-e4ede450b484) (3035126) 情報漏えい 重要 なし
**Windows Server 2008**
[Windows Server 2008 for 32-bit Systems Service Pack 2](https://www.microsoft.com/download/ja-jp/details.aspx?familyid=0170556e-f48e-418b-acc1-50445d49cb54) (3035126) 情報漏えい 重要 なし
[Windows Server 2008 for x64-based Systems Service Pack 2](https://www.microsoft.com/download/ja-jp/details.aspx?familyid=3920844e-fe4f-4360-bbcf-c25de9a2255b) (3035126) 情報漏えい 重要 なし
[Windows Server 2008 for Itanium-based Systems Service Pack 2](https://www.microsoft.com/download/ja-jp/details.aspx?familyid=5e246006-8252-4bec-897d-b9246ea95484) (3035126) 情報漏えい 重要 なし
**Windows 7**
[Windows 7 for 32-bit Systems Service Pack 1](https://www.microsoft.com/download/ja-jp/details.aspx?familyid=07bafd1f-39e6-4692-904f-fb810993dd25) (3035126) 情報漏えい 重要 なし
[Windows 7 for x64-based Systems Service Pack 1](https://www.microsoft.com/download/ja-jp/details.aspx?familyid=c3b3e26e-9a8a-436f-bf13-5b20bb3988f8) (3035126) 情報漏えい 重要 なし
**Windows Server 2008 R2**
[Windows Server 2008 R2 for x64-based Systems Service Pack 1](https://www.microsoft.com/download/ja-jp/details.aspx?familyid=c1c4073a-dc0d-47d2-a2d0-72fa9c1d47a3) (3035126) 情報漏えい 重要 なし
[Windows Server 2008 R2 for Itanium-based Systems Service Pack 1](https://www.microsoft.com/download/ja-jp/details.aspx?familyid=8a78cee8-2dd8-4cba-bd10-5b91044bbab3) (3035126) 情報漏えい 重要 なし
**Windows 8 および Windows 8.1**
[Windows 8 for 32-bit Systems](https://www.microsoft.com/download/ja-jp/details.aspx?familyid=c4e591b3-66b6-4f5d-92e1-93cd7848b5c7) (3035126) 情報漏えい 重要 なし
[Windows 8 for x64-based Systems](https://www.microsoft.com/download/ja-jp/details.aspx?familyid=0b6d4a2e-81cc-45fa-9d2c-12f5089ec7b0) (3035126) 情報漏えい 重要 なし
[Windows 8.1 for 32-bit Systems](https://www.microsoft.com/download/ja-jp/details.aspx?familyid=a3c4bff3-b98e-4ad4-8c6f-b51944a5a034) (3035126) 情報漏えい 重要 なし
[Windows 8.1 for x64-based Systems](https://www.microsoft.com/download/ja-jp/details.aspx?familyid=53a8a3e5-de56-48f7-80bd-1114cd76eb4b) (3035126) 情報漏えい 重要 なし
**Windows Server 2012 および Windows Server 2012 R2**
[Windows Server 2012](https://www.microsoft.com/download/ja-jp/details.aspx?familyid=b2adfd03-247c-4791-a3e5-f3b5af37477a) (3035126) 情報漏えい 重要 なし
[Windows Server 2012 R2](https://www.microsoft.com/download/ja-jp/details.aspx?familyid=110916d3-480d-4f73-8d22-9c018c636e76) (3035126) 情報漏えい 重要 なし
**Windows RT および Windows RT 8.1**
Windows RT[1] (3035126) 情報漏えい 重要 なし
Windows RT 8.1[1] (3035126) 情報漏えい 重要 なし
[1] この更新プログラムは、[Windows Update](https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=21130) を介してのみ入手可能です。

深刻度および脆弱性識別番号

次の深刻度の評価は、脆弱性の影響が最も深刻な場合を想定しています。深刻度の評価およびセキュリティ上の影響に関連して、このセキュリティ情報の公開から 30 日以内にこの脆弱性が悪用される可能性に関する情報については、3 月のセキュリティ情報の概要の Exploitability Index (悪用可能性指標) を参照してください。

**影響を受けるソフトウェアごとの脆弱性の深刻度および最大のセキュリティ上の影響**
**影響を受けるソフトウェア** [**JPEG XR パーサーの情報漏えいの脆弱性 - CVE-2015-0076**](https://www.cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=cve-2015-0076) **総合的な深刻度**
**Windows Vista**
Windows Vista Service Pack 2 (3035126) **重要** 情報漏えい **重要**
Windows Vista x64 Edition Service Pack 2 (3035126) **重要** 情報漏えい **重要**
**Windows Server 2008**
Windows Server 2008 for 32-bit Systems Service Pack 2 (3035126) **重要** 情報漏えい **重要**
Windows Server 2008 for x64-based Systems Service Pack 2 (3035126) **重要** 情報漏えい **重要**
Windows Server 2008 for Itanium-based Systems Service Pack 2 (3035126) **重要** 情報漏えい **重要**
**Windows 7**
Windows 7 for 32-bit Systems Service Pack 1 (3035126) **重要** 情報漏えい **重要**
Windows 7 for x64-based Systems Service Pack 1 (3035126) **重要** 情報漏えい **重要**
**Windows Server 2008 R2**
Windows Server 2008 R2 for x64-based Systems Service Pack 1 (3035126) **重要** 情報漏えい **重要**
Windows Server 2008 R2 for Itanium-based Systems Service Pack 1 (3035126) **重要** 情報漏えい **重要**
**Windows 8 および Windows 8.1**
Windows 8 for 32-bit Systems (3035126) **重要** 情報漏えい **重要**
Windows 8 for x64-based Systems (3035126) **重要** 情報漏えい **重要**
Windows 8.1 for 32-bit Systems (3035126) **重要** 情報漏えい **重要**
Windows 8.1 for x64-based Systems (3035126) **重要** 情報漏えい **重要**
**Windows Server 2012 および Windows Server 2012 R2**
Windows Server 2012 (3035126) **重要** 情報漏えい **重要**
Windows Server 2012 R2 (3035126) **重要** 情報漏えい **重要**
**Windows RT および Windows RT 8.1**
Windows RT (3035126) **重要** 情報漏えい **重要**
Windows RT 8.1 (3035126) **重要** 情報漏えい **重要**

脆弱性の情報

JPEG XR パーサーの情報漏えいの脆弱性 - CVE-2015-0076

Windows が特定の特別に細工された JPEG XR (.JXR) 画像形式ファイルを解析するときに初期化されていないメモリを適切に処理できない場合に、情報漏えいの脆弱性が存在します。この脆弱性により、影響を受けるシステムで攻撃者が特別に細工されたアプリケーションを実行した場合、情報漏えいが起こる可能性があります。

この脆弱性を悪用するために、攻撃者は、特別に細工された Web サイトをホストして (または侵害された Web サイトや、ユーザーが提供するコンテンツまたは広告を受け入れるかホストする Web サイトを利用して)、その Web サイトにアクセスするようユーザーを誘導する可能性があります。しかし、すべての場合において、攻撃者がユーザーに Web サイトを強制的に訪問させる方法はありません。一般的には、ユーザーを攻撃者の Web サイトに訪問させる、電子メールやインスタント メッセンジャーのメッセージ内のリンクの手段で、ユーザーを Web サイトに誘導することが必要条件となります。バナー広告など、影響を受けるシステムに Web コンテンツを配信できる方法により、特別に細工された Web コンテンツの表示を可能にする場合もあります。

攻撃者によりこの脆弱性が悪用された場合、公開が意図されていないデータが読み取られる可能性があります。この脆弱性は、攻撃者にコードの実行や特権の昇格を直接許可するものではありませんが、影響を受けるシステムをさらに侵害する目的で悪用する情報を取得する可能性があります。この更新プログラムは Windows が JPEG XR (.JXR) 画像形式ファイルを解析する方法を修正することにより、この脆弱性を解決します。

マイクロソフトは、協調的な脆弱性の公開を通じてこの脆弱性に関する情報を得ました。マイクロソフトは、このセキュリティ情報が最初に公開された際に、この脆弱性が公に悪用され、お客様が攻撃されていたことを示す情報を受け取っていませんでした。

問題を緩和する要素

マイクロソフトは、この脆弱性の問題を緩和する要素を確認していません。

回避策

マイクロソフトは、この脆弱性の回避策を確認していません。

セキュリティ更新プログラムの展開

セキュリティ更新プログラムの展開については、「概要」のここで言及されているサポート技術情報を参照してください。

謝辞

マイクロソフトでは、協調的な脆弱性の公開によるお客様の保護に際して、セキュリティ コミュニティの方々からいただいたご助力に感謝いたします。詳細については、謝辞を参照してください。

免責

マイクロソフト サポート技術情報に含まれている情報は、いかなる保証もない現状ベースで提供されるものです。Microsoft Corporation およびその関連会社は、市場性および特定の目的への適合性を含めて、明示的にも黙示的にも、一切の保証をいたしません。さらに、Microsoft Corporation およびその関連会社は、本文書に含まれている情報の使用及び使用結果につき、正確性、真実性など、いかなる表明・保証も行いません。Microsoft Corporation、その関連会社およびこれらの権限ある代理人による口頭または書面による一切の情報提供またはアドバイスは、保証を意味するものではなく、かつ上記免責条項の範囲を狭めるものではありません。Microsoft Corporation、その関連会社およびこれらの者の供給者は、直接的、間接的、偶発的、結果的損害、逸失利益、懲罰的損害、または特別損害を含むすべての損害に対して、状況のいかんを問わず一切責任を負いません。結果的損害または偶発的損害に対する責任の免除または制限を認めていない地域においては、上記制限が適用されない場合があります。

更新履歴

  • V1.0 (2015/03/11):このセキュリティ情報ページを公開しました。

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