マイクロソフト セキュリティ情報 MS15-034 - 緊急

HTTP.sys の脆弱性により、リモートでコードが実行される (3042553)

公開日: 2015 年 4 月 15 日 | 最終更新日: 2015 年 4 月 23 日

バージョン: 1.1

概要

このセキュリティ更新プログラムにより、Microsoft Windows の脆弱性が解決されます。この脆弱性により、影響を受ける Windows システムに対して攻撃者が特別に細工された HTTP 要求を送信した場合に、リモートでコードが実行される可能性があります。

このセキュリティ更新プログラムは、すべてのサポートされているエディションの Windows 7、Windows Server 2008 R2、Windows 8、Windows Server 2012、Windows 8.1、および Windows Server 2012 R2 について、深刻度が「緊急」と評価されています。詳細については、「影響を受けるソフトウェア」のセクションを参照してください。

このセキュリティ更新プログラムは Windows HTTP スタックがリクエストを処理する方法を修正することにより、この脆弱性を解決します。脆弱性の詳細については、「脆弱性の情報」を参照してください。

このドキュメントの詳細については、マイクロソフト サポート技術情報 3042553 を参照してください。

影響を受けるソフトウェア

次のソフトウェア バージョンまたはエディションが影響を受けます。一覧にないバージョンまたはエディションは、サポート ライフサイクルが終了しているか、この脆弱性の影響を受けません。ご使用中のソフトウェアのバージョンまたはエディションのサポート ライフ サイクルを確認するには、Microsoft サポート ライフサイクルの Web サイトを参照してください。

オペレーティング システム

最も深刻な脆弱性の影響

総合的な深刻度

置き換えられる更新プログラム

Windows 7

Windows 7 for 32-bit Systems Service Pack 1
(3042553)

リモートでコードが実行される

緊急

なし

Windows 7 for x64-based Systems Service Pack 1
(3042553)

リモートでコードが実行される

緊急

なし

Windows Server 2008 R2

Windows Server 2008 R2 for x64-based Systems Service Pack 1
(3042553)

リモートでコードが実行される

緊急

なし

Windows Server 2008 R2 for Itanium-based Systems Service Pack 1
(3042553)

リモートでコードが実行される

緊急

なし

Windows 8 および Windows 8.1

Windows 8 for 32-bit Systems
(3042553)

リモートでコードが実行される

緊急

MS13-039 の 2829254

Windows 8 for x64-based Systems
(3042553)

リモートでコードが実行される

緊急

MS13-039 の 2829254

Windows 8.1 for 32-bit Systems
(3042553)

リモートでコードが実行される

緊急

なし

Windows 8.1 for x64-based Systems
(3042553)

リモートでコードが実行される

緊急

なし

Windows Server 2012 および Windows Server 2012 R2

Windows Server 2012
(3042553)

リモートでコードが実行される

緊急

MS13-039 の 2829254

Windows Server 2012 R2
(3042553)

リモートでコードが実行される

緊急

なし

Server Core インストール オプション

Windows Server 2008 R2 for x64-based Systems Service Pack 1 (Server Core インストール)
(3042553)

リモートでコードが実行される

緊急

なし

Windows Server 2012 (Server Core インストール)
(3042553)

リモートでコードが実行される

緊急

なし

Windows Server 2012 R2 (Server Core インストール)
(3042553)

リモートでコードが実行される

緊急

MS13-039 の 2829254

注: この更新プログラムは、Windows Technical Preview と Windows Server Technical Preview で使用できます。これらのオペレーティング システムを実行しているお客様は、Windows Update から入手できる更新プログラムを適用することをお勧めします。

深刻度および脆弱性識別番号

次の深刻度の評価は、脆弱性の影響が最も深刻な場合を想定しています。深刻度の評価およびセキュリティ上の影響に関連して、このセキュリティ情報の公開から 30 日間でこの脆弱性が悪用される可能性に関する情報については、4 月のセキュリティ情報の概要の Exploitability Index (悪用可能性指標) を参照してください。

影響を受けるソフトウェアごとの脆弱性の深刻度および最大のセキュリティ上の影響

影響を受けるソフトウェア

HTTP.sys のリモートでコードが実行される脆弱性 - CVE-2015-1635

総合的な深刻度

Windows 7

Windows 7 for 32-bit Systems Service Pack 1
(3042553)

緊急
リモートでコードが実行される

緊急

Windows 7 for x64-based Systems Service Pack 1
3042553

緊急
リモートでコードが実行される

緊急

Windows Server 2008 R2

Windows Server 2008 R2 for Itanium-Based Systems Service Pack 1
(3042553)

緊急
リモートでコードが実行される

緊急

Windows Server 2008 R2 for x64-based Systems Service Pack 1
(3042553)

緊急
リモートでコードが実行される

緊急

Windows 8 および Windows 8.1

Windows 8 for 32-bit Systems
(3042553)

緊急
リモートでコードが実行される

緊急

Windows 8 for x64-based Systems
(3042553)

緊急
リモートでコードが実行される

緊急

Windows Server 2012 および Windows Server 2012 R2

Windows Server 2012
(3042553)

緊急
リモートでコードが実行される

緊急

Windows Server 2012 R2
(3042553)

緊急
リモートでコードが実行される

緊急

Server Core インストール オプション

Windows Server 2012 (Server Core インストール)
(3042553)

緊急
リモートでコードが実行される

緊急

Windows Server 2012 R2 (Server Core インストール)
(3042553)

緊急
リモートでコードが実行される

緊急

脆弱性の情報

HTTP.sys のリモートでコードが実行される脆弱性 - CVE-2015-1635

HTTP.sys が特別に細工された HTTP リクエストを誤って解析した場合に、HTTP プロトコル スタック (HTTP.sys) にリモートでコードが実行される脆弱性が存在します。攻撃者がこの脆弱性を悪用した場合、システム アカウントのコンテキストで任意のコードが実行される可能性があります。

この脆弱性の悪用には、攻撃者が特別な細工をした HTTP リクエストを影響を受けるサーバーに送信する必要があります。この更新プログラムは、Windows HTTP スタックがリクエストを処理する方法を修正することにより、この脆弱性を解決します。

マイクロソフトは、協調的な脆弱性の公開を通じてこの脆弱性に関する情報を得ました。マイクロソフトは、このセキュリティ情報が最初に公開された際に、この脆弱性が公に悪用され、お客様が攻撃されていたことを示す情報を受け取っていませんでした。

問題を緩和する要素

マイクロソフトは、この脆弱性の問題を緩和する要素を確認していません。

回避策

お客様の状況で、次の回避策が役立つ場合があります。

  • IIS カーネル キャッシュを無効にする

    この回避策は、IIS 専用であり、パフォーマンスの問題を発生させる可能性があります。詳細については、「カーネル キャッシュを有効にする (IIS 7)」を参照してください。

セキュリティ更新プログラムの展開

セキュリティ更新プログラムの展開については、「概要」のこちらで言及されているサポート技術情報を参照してください。

謝辞

マイクロソフトでは、協調的な脆弱性の公開によるお客様の保護に際して、セキュリティ コミュニティの方々からいただいたご助力に感謝いたします。詳細については、謝辞を参照してください。

免責

マイクロソフト サポート技術情報に含まれている情報は、いかなる保証もない現状ベースで提供されるものです。Microsoft Corporation およびその関連会社は、市場性および特定の目的への適合性を含めて、明示的にも黙示的にも、一切の保証をいたしません。さらに、Microsoft Corporation およびその関連会社は、本文書に含まれている情報の使用及び使用結果につき、正確性、真実性など、いかなる表明・保証も行いません。Microsoft Corporation、その関連会社およびこれらの権限ある代理人による口頭または書面による一切の情報提供またはアドバイスは、保証を意味するものではなく、かつ上記免責条項の範囲を狭めるものではありません。Microsoft Corporation、その関連会社およびこれらの者の供給者は、直接的、間接的、偶発的、結果的損害、逸失利益、懲罰的損害、または特別損害を含むすべての損害に対して、状況のいかんを問わず一切責任を負いません。結果的損害または偶発的損害に対する責任の免除または制限を認めていない地域においては、上記制限が適用されない場合があります。

更新履歴

  • V1.0 (2015/04/15): このセキュリティ情報ページを公開しました。
  • V1.1 (2015/04/23): このセキュリティ情報ページを更新し、「影響を受けるソフトウェア」の表の Windows 8 と Windows Server 2012 用の更新プログラムについて、更新プログラムの置き換えに関する情報を修正しました。 今回の更新は情報のみの変更です。 更新プログラムのファイルへの変更はありません。 システムを正常に更新済みのお客様は、措置を講じる必要はありません

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