マイクロソフト セキュリティ情報 MS15-040 - 重要

Active Directory フェデレーション サービスの脆弱性により、情報漏えいが起こる (3045711)

公開日:2015 年 4 月 15 日

バージョン: 1.0

概要

このセキュリティ更新プログラムは、Active Directory フェデレーション サービス (ADFS) の脆弱性を解決します。この脆弱性により、ユーザーがアプリケーションからログオフした後に、ブラウザーを開いたままにし、攻撃者がそのユーザーがログオフした直後にブラウザーでアプリケーションを再度開くと、情報漏えいが起こる可能性があります。

このセキュリティ更新プログラムは、Windows Server 2012 R2 (x64 ベースのエディション) にインストールされる AD FS 3.0 について、深刻度が「重要」と評価されています。

詳細については、「影響を受けるソフトウェア」のセクションを参照してください。

このセキュリティ更新プログラムは、ログオフ プロセスでユーザーを適切にログオフさせることにより、この脆弱性を解決します。この脆弱性の詳細については、特定の脆弱性に関するサブセクション「よく寄せられる質問 (FAQ)」を参照してください。

このドキュメントの詳細については、マイクロソフト サポート技術情報 3045711 を参照してください。

影響を受けるソフトウェア

次のソフトウェア バージョンまたはエディションが影響を受けます。一覧にないバージョンまたはエディションは、サポート ライフサイクルが終了しているか、この脆弱性の影響を受けません。ご使用中のソフトウェアのバージョンまたはエディションのサポート ライフ サイクルを確認するには、Microsoft サポート ライフサイクルの Web サイトを参照してください。

**オペレーティング システム** **コンポーネント** **最も深刻な脆弱性の影響** **総合的な深刻度** **置き換えられる更新プログラム**
**Windows Server 2012 R2**
Windows Server 2012 R2 [Active Directory フェデレーション サービス 3.0](https://www.microsoft.com/download/ja-jp/details.aspx?familyid=fd2b1364-5d29-476c-9d9a-fbb962cb9df3) (3045711) 情報漏えい 重要 なし
**Server Core インストール オプション**
Windows Server 2012 R2 (Server Core インストール) [Active Directory フェデレーション サービス 3.0](https://www.microsoft.com/download/ja-jp/details.aspx?familyid=fd2b1364-5d29-476c-9d9a-fbb962cb9df3) (3045711) 情報漏えい 重要 なし
**注:** Windows Technical Preview および Windows Server Technical Preview が影響を受けます。これらのオペレーティング システムを実行しているお客様は、[Windows Update](https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=21130) から入手できる更新プログラムを適用することをお勧めします。

深刻度および脆弱性識別番号

次の深刻度の評価は、脆弱性の影響が最も深刻な場合を想定しています。深刻度の評価およびセキュリティ上の影響に関連して、このセキュリティ情報の公開から 30 日間でこの脆弱性が悪用される可能性に関する情報については、4 月のセキュリティ情報の概要の Exploitability Index (悪用可能性指標) を参照してください。

**影響を受けるソフトウェアごとの脆弱性の深刻度および最大のセキュリティ上の影響**
**影響を受けるソフトウェア** [**Active Directory フェデレーション サービスの情報漏えいの脆弱性 - CVE-2015-1638**](https://www.cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=cve-2015-1638) **総合的な深刻度**
**Windows Server 2012 R2**
Windows Server 2012 R2 上の Active Directory フェデレーション サービス 3.0 **重要**                                             情報漏えい **重要**
**Server Core インストール オプション**
Windows Server 2012 R2 (Server Core インストール) 上の Active Directory フェデレーション サービス 3.0 **重要**                                             情報漏えい **重要**

脆弱性の情報

Active Directory フェデレーション サービスの情報漏えいの脆弱性 - CVE-2015-1638

Active Directory フェデレーション サービス (ADFS) に情報漏えいの脆弱性が存在し、そのためにユーザーが適切にログオフしません。この脆弱性により、意図せずに情報が漏洩する可能性があります。攻撃者がこの脆弱性を悪用した場合、ユーザーがログオフしたアプリケーションを再度開くことで、ユーザーの情報にアクセスする可能性があります。実際にはログオフが失敗しているため、攻撃者にはユーザー名やパスワードの入力が求められません。その後、攻撃者はこの脆弱性を悪用して、ADFS ユーザーがアクセスできる情報を検出する可能性があります。

ADFS の役割がインストールされたサーバーがこの脆弱性の影響を受けます。この更新プログラムは、ログオフ プロセスでユーザーを適切にログオフさせることにより、この脆弱性を解決します。

マイクロソフトは、協調的な脆弱性の公開を通じてこの脆弱性に関する情報を得ました。マイクロソフトは、このセキュリティ情報が公開された際に、この脆弱性が一般で悪用され、お客様が攻撃されていたことを示す情報を受けていませんでした。

問題を緩和する要素

マイクロソフトは、この脆弱性の問題を緩和する要素を確認していません。

回避策

マイクロソフトは、この脆弱性の回避策を確認していません。

セキュリティ更新プログラムの展開

セキュリティ更新プログラムの展開については、「概要」のこちらで言及されているサポート技術情報を参照してください。

謝辞

マイクロソフトでは、協調的な脆弱性の公開によるお客様の保護に際して、セキュリティ コミュニティの方々からいただいたご助力に感謝いたします。詳細については、謝辞を参照してください。

免責

マイクロソフト サポート技術情報に含まれている情報は、いかなる保証もない現状ベースで提供されるものです。Microsoft Corporation およびその関連会社は、市場性および特定の目的への適合性を含めて、明示的にも黙示的にも、一切の保証をいたしません。さらに、Microsoft Corporation およびその関連会社は、本文書に含まれている情報の使用及び使用結果につき、正確性、真実性など、いかなる表明・保証も行いません。Microsoft Corporation、その関連会社およびこれらの権限ある代理人による口頭または書面による一切の情報提供またはアドバイスは、保証を意味するものではなく、かつ上記免責条項の範囲を狭めるものではありません。Microsoft Corporation、その関連会社およびこれらの者の供給者は、直接的、間接的、偶発的、結果的損害、逸失利益、懲罰的損害、または特別損害を含むすべての損害に対して、状況のいかんを問わず一切責任を負いません。結果的損害または偶発的損害に対する責任の免除または制限を認めていない地域においては、上記制限が適用されない場合があります。

更新履歴

  • V1.0 (2015/04/15):このセキュリティ情報ページを公開しました。

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