マイクロソフト セキュリティ情報 MS15-042 - 重要

Windows Hyper-V の脆弱性により、サービス拒否が起こる (3047234)

公開日:2015 年 4 月 15 日

バージョン: 1.0

概要

このセキュリティ更新プログラムにより、Microsoft Windows の脆弱性が解決されます。認証された攻撃者が仮想マシン (VM) セッションで特別に細工されたアプリケーションを実行した場合、この脆弱性のためにサービス拒否が起こる可能性があります。このサービス拒否では、Hyper-V ホスト上で実行されている他の VM 上で攻撃者はコードを実行したりユーザーの権限を昇格させたりすることはできませんが、ホスト上の他の VM を Virtual Machine Manager で管理できなくなる可能性があります。

このセキュリティ更新プログラムは、Windows 8.1 for x64-based Systems および Windows Server 2012 R2 について、深刻度が「重要」と評価されています。詳細については、「影響を受けるソフトウェア」のセクションを参照してください。

このセキュリティ更新プログラムは、Virtual Machine Manager がユーザー入力を検証する方法を変更することにより、この脆弱性を解決します。脆弱性の詳細については、「脆弱性の情報」を参照してください。

この更新プログラムの詳細については、サポート技術情報 3047234 を参照してください。

影響を受けるソフトウェア

次のソフトウェア バージョンまたはエディションが影響を受けます。一覧にないバージョンまたはエディションは、サポート ライフサイクルが終了しているか、この脆弱性の影響を受けません。ご使用中のソフトウェアのバージョンまたはエディションのサポート ライフ サイクルを確認するには、Microsoft サポート ライフサイクルの Web サイトを参照してください。

**オペレーティング システム** **最も深刻な脆弱性の影響** **総合的な深刻度** **置き換えられる更新プログラム**
**Windows 8.1**
[Windows 8.1 for x64-based Systems](https://www.microsoft.com/download/ja-jp/details.aspx?familyid=0a3233f9-19bb-4489-89c4-1f60d4f74817) (3047234) サービス拒否 重要 なし
**Windows Server 2012 R2**
[Windows Server 2012 R2](https://www.microsoft.com/download/ja-jp/details.aspx?familyid=2673989c-b44a-4329-83a4-a41434851ba6) (3047234) サービス拒否 重要 なし
**Server Core インストール オプション**
[Windows Server 2012 R2](https://www.microsoft.com/download/ja-jp/details.aspx?familyid=2673989c-b44a-4329-83a4-a41434851ba6) (Server Core インストール) (3047234) サービス拒否 重要 なし
**注:** この更新プログラムは、Windows Technical Preview と Windows Server Technical Preview で使用できます。これらのオペレーティング システムを実行しているお客様は、[Windows Update](https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=21130) から入手できる更新プログラムを適用することをお勧めします。

深刻度および脆弱性識別番号

次の深刻度の評価は、脆弱性の影響が最も深刻な場合を想定しています。深刻度の評価およびセキュリティ上の影響に関連して、このセキュリティ情報の公開から 30 日間でこの脆弱性が悪用される可能性に関する情報については、4 月のセキュリティ情報の概要の Exploitability Index (悪用可能性指標) を参照してください。

**影響を受けるソフトウェアごとの脆弱性の深刻度および最大のセキュリティ上の影響**
**影響を受けるソフトウェア** [**Windows Hyper-V DoS の脆弱性 - CVE-2015-1647**](https://www.cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=cve-2015-1647) **総合的な深刻度**
**Windows 8.1**
Windows 8.1 for x64-based Systems (3047234) **重要** サービス拒否 **重要**
**Windows Server 2012 R2**
Windows Server 2012 R2 (3047234) **重要** サービス拒否 **重要**
**Server Core インストール オプション**
Windows Server 2012 R2 (Server Core インストール) (3047234) **重要** サービス拒否 **重要**

脆弱性の情報

Windows Hyper-V DoS の脆弱性 - CVE-2015-1647

Hyper-V にサービス拒否の脆弱性が存在し、認証された攻撃者が仮想マシン (VM) セッションで特別に細工されたアプリケーションを実行した場合に生じます。このサービス拒否では、Hyper-V ホスト上で実行されている他の VM 上で攻撃者はコードを実行したりユーザーの権限を昇格させたりすることはできませんが、ホスト上の他の VM を Virtual Machine Manager で管理できなくなる可能性があります。

この更新プログラムは、Virtual Machine Manager がユーザー入力を検証する方法を変更することにより、この脆弱性を解決します。

マイクロソフトは、協調的な脆弱性の公開を通じてこの脆弱性に関する情報を得ました。マイクロソフトは、このセキュリティ情報が公開された際に、この脆弱性が一般で悪用され、お客様が攻撃されていたことを示す情報を受けていませんでした。

問題を緩和する要素

マイクロソフトは、この脆弱性の問題を緩和する要素を確認していません。

回避策

マイクロソフトは、この脆弱性の回避策を確認していません。

セキュリティ更新プログラムの展開

セキュリティ更新プログラムの展開については、「概要」のこちらで言及されているサポート技術情報を参照してください。

謝辞

マイクロソフトでは、協調的な脆弱性の公開によるお客様の保護に際して、セキュリティ コミュニティの方々からいただいたご助力に感謝いたします。詳細については、謝辞を参照してください。

免責

マイクロソフト サポート技術情報に含まれている情報は、いかなる保証もない現状ベースで提供されるものです。Microsoft Corporation およびその関連会社は、市場性および特定の目的への適合性を含めて、明示的にも黙示的にも、一切の保証をいたしません。さらに、Microsoft Corporation およびその関連会社は、本文書に含まれている情報の使用及び使用結果につき、正確性、真実性など、いかなる表明・保証も行いません。Microsoft Corporation、その関連会社およびこれらの権限ある代理人による口頭または書面による一切の情報提供またはアドバイスは、保証を意味するものではなく、かつ上記免責条項の範囲を狭めるものではありません。Microsoft Corporation、その関連会社およびこれらの者の供給者は、直接的、間接的、偶発的、結果的損害、逸失利益、懲罰的損害、または特別損害を含むすべての損害に対して、状況のいかんを問わず一切責任を負いません。結果的損害または偶発的損害に対する責任の免除または制限を認めていない地域においては、上記制限が適用されない場合があります。

更新履歴

  • V1.0 (2015/04/15):このセキュリティ情報ページを公開しました。

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