マイクロソフト セキュリティ情報 MS15-047 - 重要

Microsoft SharePoint Server の脆弱性により、リモートでコードが実行される (3058083)

公開日:2015 年 5 月 13 日

バージョン: 1.0

概要

このセキュリティ更新プログラムは、Microsoft Office サーバー ソフトウェアとプロダクティビティ ソフトウェアに存在する脆弱性を解決します。 この脆弱性により、認証された攻撃者が特別に細工されたページ コンテンツを SharePoint Server に送信した場合にリモートでコードが実行される可能性があります。 攻撃者がこれらの脆弱性を悪用した場合、標的となる SharePoint サイト上の W3WP サービス アカウントのセキュリティ コンテキストで任意のコードが実行される可能性があります。

このセキュリティ更新プログラムは、サポートされるエディションの Microsoft SharePoint Server 2007、Microsoft SharePoint Server 2010、Microsoft SharePoint Foundation 2010、Microsoft SharePoint Server 2013、および Microsoft SharePoint Foundation 2013 について、深刻度が「重要」と評価されています。詳細については、「影響を受けるソフトウェア」セクションをご確認ください。

このセキュリティ更新プログラムは、SharePoint Server が特別に細工されたページのコンテンツをサニタイズする方法を修正することにより、脆弱性を解決します。 脆弱性の詳細については、「脆弱性の情報」を参照してください。

この更新プログラムの詳細については、サポート技術情報 3058083 を参照してください。

影響を受けるソフトウェア

次のソフトウェア バージョンまたはエディションが影響を受けます。 一覧にないバージョンまたはエディションは、サポート ライフサイクルが終了しているか、この脆弱性の影響を受けません。 ご使用中のソフトウェアのバージョンまたはエディションのサポート ライフ サイクルを確認するには、Microsoft サポート ライフサイクルの Web サイトを参照してください。

Microsoft サーバー ソフトウェア

Microsoft SharePoint Server

コンポーネント

最も深刻な脆弱性の影響

総合的な深刻度

置き換えられる更新プログラム

Microsoft SharePoint Server 2007

Microsoft SharePoint Server 2007 Service Pack 3 (32 ビット版)
(2760412)

対象外

リモートでコードが実行される

重要

MS12-066 の 2687405

Microsoft SharePoint Server 2007 Service Pack 3 (64 ビット版)
(2760412)

対象外

リモートでコードが実行される

重要

MS12-066 の 2687405

Microsoft SharePoint Server 2010

Microsoft SharePoint Server 2010 Service Pack 2

Microsoft SharePoint Foundation 2010 Service Pack 2
(3017815)

リモートでコードが実行される

重要

MS15-022 の 2956208

Microsoft SharePoint Server 2010 Service Pack 2
(2956192)

対象外

リモートでコードが実行される

重要

MS15-022 の 2837598

Microsoft SharePoint Server 2013

Microsoft SharePoint Server 2013 Service Pack 1

Microsoft SharePoint Foundation 2013 Service Pack 1
(3054792)

リモートでコードが実行される

重要

MS15-022 の 2956175

更新プログラムに関する FAQ

このセキュリティ情報でリストアップされた更新ファイルの一部が 5 月にリリースされる別のセキュリティ情報でも示されているのはなぜですか。
このセキュリティ情報でリストアップされたいくつかの更新ファイルは、影響を受けるソフトウェアが重複するため、5 月にリリースされる別のセキュリティ情報でも表示されます。 異なるセキュリティ情報は別のセキュリティ脆弱性を解決するものですが、セキュリティ更新プログラムは可能で適切である限り統合されています。 よって、いくつかの同じ更新ファイルが複数のセキュリティ情報で示されることになります。

複数のセキュリティ更新プログラムでリリースされる同じ更新ファイルは複数回インストールする必要はありません。

一部の影響を受けるソフトウェアについて、複数の更新プログラム パッケージがあります。 「影響を受けるソフトウェア」の表に記載されているすべての更新プログラムをソフトウェアにインストールする必要がありますか?
はい。 お客様は、各システムにインストールされているソフトウェア向けに提供されている、すべての更新プログラムを適用する必要があります。

深刻度および脆弱性識別番号

次の深刻度の評価は、脆弱性の影響が最も深刻な場合を想定しています。 深刻度の評価およびセキュリティ上の影響に関連して、このセキュリティ情報の公開から 30 日以内にこの脆弱性が悪用される可能性に関する情報については、5 月のセキュリティ情報の概要の Exploitability Index (悪用可能性指標) を参照してください。

Microsoft サーバー ソフトウェア

影響を受けるソフトウェアごとの脆弱性の深刻度および最大のセキュリティ上の影響

影響を受けるソフトウェア

Microsoft SharePoint ページ コンテンツの脆弱性 - CVE-2015-1700

総合的な深刻度

Microsoft SharePoint Server 2007

Microsoft SharePoint Server 2007 Service Pack 3 (32 ビット版)
(2760412)

重要
リモートでコードが実行される

重要

Microsoft SharePoint Server 2007 Service Pack 3 (64 ビット版)
(2760412)

重要
リモートでコードが実行される

重要

Microsoft SharePoint Server 2010

Microsoft SharePoint Foundation 2010 Service Pack 2
(3017815)

重要
リモートでコードが実行される

重要

Microsoft SharePoint Server 2010 Service Pack 2
(2956192)

重要
リモートでコードが実行される

重要

Microsoft SharePoint Server 2013

Microsoft SharePoint Foundation 2013 Service Pack 1
(3054792)

重要
リモートでコードが実行される

重要

脆弱性の情報

Microsoft SharePoint ページ コンテンツの脆弱性 - CVE-2015-1700

この脆弱性により、SharePoint Server で特別に細工されたページ コンテンツが不適切にサニタイズされたときにリモートでコードが実行される可能性があります。 認証された攻撃者が、影響を受ける SharePoint Server に特別に細工されたページ コンテンツを送信することによって、この脆弱性を悪用しようとする可能性があります。 攻撃者がこれらの脆弱性を悪用した場合、標的となる SharePoint サイト上の W3WP サービス アカウントのセキュリティ コンテキストで任意のコードが実行される可能性があります。 影響を受けるバージョンの SharePoint Server を実行しているコンピューターが主にこの脆弱性による危険にさらされます。

このセキュリティ更新プログラムは、SharePoint Server が特別に細工されたページのコンテンツをサニタイズする方法を修正することにより、脆弱性を解決します。

マイクロソフトは協調的な脆弱性の公開を通して、これらの脆弱性に関する情報を受けました。 マイクロソフトは、このセキュリティ情報が公開された際に、この脆弱性が一般で悪用され、お客様が攻撃されていたことを示す情報を受け取っていませんでした。

Common Vulnerabilities and Exposures のリストの標準のエントリとしてこの脆弱性を確認するには、CVE-2015-1700 を参照してください。

問題を緩和する要素

お客様の状況で、次の「緩和する要素」が役立つ場合があります。

  • この脆弱性が悪用されるには、SharePoint サイトで認証されることが攻撃者にとっての必要条件となります。 SharePoint サイトが匿名ユーザーのアクセスを許可するように構成されている場合、これは「緩和する要素」にはなりません。 既定では、匿名アクセスは有効になりません。

回避策

マイクロソフトは、これらの脆弱性の回避策を確認していません。

よく寄せられる質問

1 つの CVE 識別番号が複数の脆弱性に割り当てられるのはなぜですか?
脆弱性は Microsoft SharePoint Server のさまざまなコンポーネントに存在しますが、基になる問題および関係するコードはすべて同じです。 これらの脆弱性は、基になる問題を表す 1 つの CVE 識別番号にまとめられます。

セキュリティ更新プログラムの展開

セキュリティ更新プログラムの展開については、「概要」のこちらで言及されているサポート技術情報を参照してください。

謝辞

マイクロソフトでは、協調的な脆弱性の公開によるお客様の保護に際して、セキュリティ コミュニティの方々からいただいたご助力に感謝いたします。 詳細については、謝辞を参照してください。

免責

マイクロソフト サポート技術情報に含まれている情報は、いかなる保証もない現状ベースで提供されるものです。 Microsoft Corporation およびその関連会社は、市場性および特定の目的への適合性を含めて、明示的にも黙示的にも、一切の保証をいたしません。さらに、Microsoft Corporation およびその関連会社は、本文書に含まれている情報の使用及び使用結果につき、正確性、真実性など、いかなる表明・保証も行いません。 Microsoft Corporation、その関連会社およびこれらの権限ある代理人による口頭または書面による一切の情報提供またはアドバイスは、保証を意味するものではなく、かつ上記免責条項の範囲を狭めるものではありません。Microsoft Corporation、その関連会社およびこれらの者の供給者は、直接的、間接的、偶発的、結果的損害、逸失利益、懲罰的損害、または特別損害を含むすべての損害に対して、状況のいかんを問わず一切責任を負いません。 結果的損害または偶発的損害に対する責任の免除または制限を認めていない地域においては、上記制限が適用されない場合があります。

更新履歴

  • V1.0 (2015/05/13): このセキュリティ情報ページを公開しました。

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