マイクロソフト セキュリティ情報 MS15-059 - 重要

Microsoft Office の脆弱性により、リモートでコードが実行される (3064949)

公開日:2015 年 6 月 10 日

バージョン: 1.0

概要

このセキュリティ更新プログラムは、Microsoft Office の脆弱性を解決します。これらの脆弱性では、特別に細工された Microsoft Office ファイルをユーザーが開いた場合にリモートでコードが実行される可能性があります。これらの脆弱性の悪用に成功した攻撃者が、現在のユーザーのコンテキストで任意のコードを実行する可能性があります。コンピューターでのユーザー権限が低い設定のアカウントを持つユーザーは、管理者ユーザー権限で実行しているユーザーよりもこの脆弱性による影響が少ないと考えられます。

このセキュリティ更新プログラムは、すべてのサポートされているエディションの以下のソフトウェアについて、深刻度が「重要」と評価されています。

  • Microsoft Office 2007
  • Microsoft Office 2010
  • Microsoft Office 2013
  • Microsoft Office 2013 RT

詳細については、「影響を受けるソフトウェア」のセクションを参照してください。

このセキュリティ更新プログラムは、メモリで Microsoft Office がファイルを処理する方法を修正することにより、この脆弱性を解決します。脆弱性の詳細については、「脆弱性の情報」を参照してください。

この更新プログラムの詳細については、サポート技術情報 3064949 を参照してください。

影響を受けるソフトウェア

次のソフトウェア バージョンまたはエディションが影響を受けます。一覧にないバージョンまたはエディションは、サポート ライフサイクルが終了しているか、この脆弱性の影響を受けません。ご使用中のソフトウェアのバージョンまたはエディションのサポート ライフ サイクルを確認するには、Microsoft サポート ライフサイクルの Web サイトを参照してください。

Microsoft Office ソフトウェア

Microsoft Office スイート ソフトウェア

コンポーネント

最も深刻な脆弱性の影響

総合的な深刻度

置き換えられる更新プログラム*

Microsoft Office 2007

Microsoft Office 2007 Service Pack 3
(ファイル フォーマット コンバーター)
(2863812)

対象外

リモートでコードが実行される

重要

MS13-091 の 2760415

Microsoft Office 2010

Microsoft Office 2010 Service Pack 2 (32 ビット版)
(2863817)

対象外

リモートでコードが実行される

重要

MS13-091 の 2553284

Microsoft Office 2010 Service Pack 2 (64 ビット版)
(2863817)

対象外

リモートでコードが実行される

重要

MS13-091 の 2553284

Microsoft Office 2013

Microsoft Office 2013 Service Pack 1 (32 ビット版)
(3039749)

対象外

リモートでコードが実行される

重要

なし

Microsoft Office 2013 Service Pack 1 (64 ビット版)
(3039749)

対象外

リモートでコードが実行される

重要

なし

Microsoft Office 2013 Service Pack 1 (32 ビット版)
(3039782)

対象外

リモートでコードが実行される

重要

なし

Microsoft Office 2013 Service Pack 1 (64 ビット版)
(3039782)

対象外

リモートでコードが実行される

重要

なし

Microsoft Office 2013 RT

Microsoft Office 2013 RT Service Pack 1
(3039749) [1]

対象外

リモートでコードが実行される

重要

なし

Microsoft Office 2013 RT Service Pack 1
(3039782) [1]

対象外

リモートでコードが実行される

重要

なし

[1]この更新プログラムは、Windows Update を介して利用可能です。

* "置き換えられる更新プログラム" 列には、置き換えられる一連の更新プログラムの中で、最新の更新プログラムのみが表示されています。置き換えられる更新プログラムの完全な一覧については、Microsoft Update カタログにアクセスし、更新プログラムのサポート技術情報番号を検索してから、更新プログラムの詳細を表示します (置き換えられる更新プログラムの情報は [パッケージの詳細] タブにあります)。

更新プログラムに関する FAQ

一部の影響を受けるソフトウェアについて、複数の更新プログラム パッケージがあります。「影響を受けるソフトウェア」の表に記載されているすべての更新プログラムをソフトウェアにインストールする必要がありますか?
はい。お客様は、各システムにインストールされているソフトウェア向けに提供されている、すべての更新プログラムを適用する必要があります。

「影響を受けるソフトウェア」の表に特に記載されていないソフトウェアに対して、この更新プログラムが提供されます。なぜこの更新プログラムが提供されるのですか?
更新プログラムが、複数の Microsoft Office 製品間で共有されているか同じ Microsoft Office 製品の複数のバージョン間で共有されているコンポーネントに存在する、脆弱性の影響を受けるコードに対応する場合、その更新プログラムは、脆弱性の影響を受けるコンポーネントが含まれるすべてのサポートされる製品およびバージョンに適用可能であると見なされます。

たとえば、更新プログラムが Microsoft Office 2007 製品にのみ適用される場合は、Microsoft Office 2007 が「影響を受けるソフトウェア」の表に明示されている可能性があります。しかしその更新プログラムは、「影響を受けるソフトウェア」の表に特に記載されていない Microsoft Word 2007、Microsoft Excel 2007、Microsoft Visio 2007、Microsoft 互換機能パック、Microsoft Excel Viewer、その他の Microsoft Office 2007 製品に適用される可能性があります。

たとえば、更新プログラムが Microsoft Office 2010 製品にのみ適用される場合は、Microsoft Office 2010 が「影響を受けるソフトウェア」の表に明示されている可能性があります。しかしその更新プログラムは、「影響を受けるソフトウェア」の表に特に記載されていない Microsoft Word 2010、Microsoft Excel 2010、Microsoft Visio 2010、Microsoft Visio Viewer、その他の Microsoft Office 2010 製品に適用される可能性があります。

たとえば、更新プログラムが Microsoft Office 2013 製品にのみ適用される場合は、Microsoft Office 2013 が「影響を受けるソフトウェア」の表に明示されている可能性があります。しかしその更新プログラムは、「影響を受けるソフトウェア」の表に特に記載されていない Microsoft Word 2013、Microsoft Excel 2013、Microsoft Visio 2013、その他の Microsoft Office 2013 製品に適用される可能性があります。

深刻度および脆弱性識別番号

次の深刻度の評価は、脆弱性の影響が最も深刻な場合を想定しています。深刻度の評価およびセキュリティ上の影響に関連して、このセキュリティ情報の公開から 30 日間でこの脆弱性が悪用される可能性に関する情報については、6 月のセキュリティ情報の概要の Exploitability Index を参照してください。

Microsoft Office ソフトウェア

影響を受けるソフトウェアごとの脆弱性の深刻度および最大のセキュリティ上の影響

影響を受けるソフトウェア

Microsoft Office のメモリ破損の脆弱性 - CVE-2015-1759

Microsoft Office のメモリ破損の脆弱性 - CVE-2015-1760

Microsoft Office の初期化されていないメモリ使用の脆弱性 - CVE-2015-1770

総合的な深刻度

Microsoft Office 2007

Microsoft Office 2007 Service Pack 3

重要
リモートでコードが実行される
(2863812)

重要
リモートでコードが実行される
(2863812)

対象外

重要

Microsoft Office 2010

Microsoft Office 2010 Service Pack 2 (32 ビット版)

対象外

重要
リモートでコードが実行される
(2863817)

対象外

重要

Microsoft Office 2010 Service Pack 2 (64 ビット版)

対象外

重要
リモートでコードが実行される
(2863817)

対象外

重要

Microsoft Office 2013

Microsoft Office 2013 Service Pack 1 (32 ビット版)

対象外

重要
リモートでコードが実行される
(3039749)

重要
リモートでコードが実行される
(3039782)

重要

Microsoft Office 2013 Service Pack 1 (64 ビット版)

対象外

重要
リモートでコードが実行される
(3039749)

重要
リモートでコードが実行される
(3039782)

重要

Microsoft Office 2013 RT

Microsoft Office 2013 RT Service Pack 1

対象外

重要
リモートでコードが実行される
(3039749)

重要
リモートでコードが実行される
(3039782)

重要

脆弱性の情報

Microsoft Office の初期化されていないメモリ使用の脆弱性 - CVE-2015-1770

Microsoft Office ソフトウェアでメモリ内のオブジェクトが適切に処理されない場合に、リモートでコードが実行される脆弱性が存在します。攻撃者がこの脆弱性を悪用した場合、特別に細工したアプリを使用して、現在のユーザーのセキュリティ コンテキストで任意のスクリプトを実行する可能性があります。続いてそのファイルで、ログオンしているユーザーと同じ権限を使用して、ログオンしているユーザーの代わりに、アクションが起こされる可能性があります。コンピューターでのユーザー権限が低い設定のアカウントを持つユーザーは、管理者特権で実行しているユーザーよりもこの脆弱性による影響が少ないと考えられます。

この脆弱性が悪用されるには、ユーザーが Microsoft Office ソフトウェアの影響を受けるバージョンで、特別に細工されたファイルを開くことが攻撃者にとっての必要条件となります。電子メールの攻撃シナリオでは、攻撃者は特別に細工したファイルをユーザーに送信し、ユーザーにそのファイルを開くよう誘導することにより、この脆弱性を悪用する可能性があります。Web ベースの攻撃のシナリオでは、攻撃者は、この脆弱性の悪用を意図したファイルを含む Web サイトをホストする (またはユーザーが提供するコンテンツを受け入れるかホストする侵害された Web サイト利用する) 可能性があります。しかし、いかなるケースでも、攻撃者はユーザーに Web サイトを見るよう強制することはできません。その代わり、通常は電子メールまたはインスタント メッセンジャーのメッセージの誘導により、ユーザーにリンクをクリックさせることが攻撃者にとっての必要条件となります。

更新プログラムは、メモリで Microsoft Office がファイルを処理する方法を修正することにより、この脆弱性を解決します。

マイクロソフトは、協調的な脆弱性の公開を通じてこの脆弱性に関する情報を得ました。マイクロソフトは、このセキュリティ情報が公開された際に、この脆弱性が一般で悪用され、お客様が攻撃されていたことを示す情報を受け取っていませんでした。

問題を緩和する要素

マイクロソフトは、これらの脆弱性の問題を緩和する要素を確認していません。

回避策

お客様の状況で、次の回避策が役立つ場合があります。

  • Office で ActiveX コントロールを無効にする
  • Office 2010 または Office 2013 プログラムで ActiveX コントロールを無効にするには:
    1. [ファイル] をクリックし、[オプション] をクリックします。
    2. [オプション] ダイアログ ボックスの左側のウィンドウで、[セキュリティ センター] をクリックします。
    3. [セキュリティ センターの設定] をクリックします。
    4. [セキュリティ センター] ダイアログ ボックスの左側のウィンドウで、[ActiveX の設定] をクリックします。
    5. [警告を表示せずにすべてのコントロールを無効にする] を選択します。
    6. [OK] を 2 回クリックして [オプション] ダイアログ ボックスを閉じ、ドキュメントに戻ります。

回避策の影響ActiveX コントロールが Office ドキュメントで機能しなくなります。

回避策の解除方法

Office 2010 または 2013 プログラムの場合

  1. [ファイル] をクリックし、[オプション] をクリックします。
  2. [オプション] ダイアログ ボックスの左側のウィンドウで、[セキュリティ センター] をクリックします。
  3. [ActiveX の設定] をクリックします。
  4. [先に確認メッセージを表示してから、最低限の制限を適用してすべてのコントロールを有効にする] を選択します。
  5. [OK] を 2 回クリックして [オプション] ダイアログ ボックスを閉じ、ドキュメントに戻ります。

  6. レジストリ エディターを使用して ActiveX コントロールを無効にするには:

    警告: レジストリ エディターを正しく使用しないと、深刻な問題が生じ、オペレーティング システムの再インストールが必要になる場合があります。マイクロソフトは、レジストリ エディターを正しく使用しない場合に起こる問題の解決について、保証はできません。レジストリ エディターは、お客様各自の責任において使用してください。

    1. レジストリ エディターを開きます。
    2. 次のレジストリの場所に移動し、ActiveX の設定にアクセスします。

      [HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\Common\Security]

    3. DisableAllActiveX DWORD 値を選択します(存在しない場合は、作成します)。

    4. データ値を 1 に設定します。
    5. レジストリ エディターを終了します。

回避策の影響ActiveX コントロールが Office ドキュメントで機能しなくなります。

回避策の解除方法

  1. レジストリ エディターを開きます。
  2. 次のレジストリの場所に移動し、ActiveX の設定にアクセスします。

    [HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\Common\Security].

  3. DisableAllActiveX 値を選択します。

  4. データ値を 0 に設定します。
  5. レジストリ エディターを終了します。

レジストリ エディターを使用して Office で osf.Sandbox ActiveX コントロールを無効にします

警告: レジストリ エディターを正しく使用しないと、深刻な問題が生じ、オペレーティング システムの再インストールが必要になる場合があります。マイクロソフトは、レジストリ エディターを正しく使用しない場合に起こる問題の解決について、保証はできません。レジストリ エディターは、お客様各自の責任において使用してください。

  1. レジストリ エディターを開きます。
  2. 次のレジストリの場所に移動し、ActiveX の設定にアクセスします。

    [HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Office\Common\COM Compatibility\{CDDBCC7C-BE18-4A58-9CBF-D62A012272CE}] (存在しない場合は、作成します)。

  3. Compatibility Flags DWORD 値を選択します(存在しない場合は、作成します)。

  4. データ値を 400 に設定します。
  5. レジストリ エディターを終了します。

回避策の影響レジストリ エディターを使用して Office で osf.Sandbox ActiveX コントロールを無効になります。

回避策の解除方法

  1. レジストリ エディターを開きます。
  2. 次のレジストリの場所に移動し、ActiveX の設定にアクセスします。

    [HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Office\Common\COM Compatibility\{CDDBCC7C-BE18-4A58-9CBF-D62A012272CE}].

  3. Compatibility Flags DWORD 値を選択します。

  4. データ値を 0 に設定します。
  5. レジストリ エディターを終了します。

複数の Microsoft Office のメモリ破損の脆弱性

Microsoft Office ソフトウェアが特別に細工された Office ファイルを解析する際にメモリ内のオブジェクトを適切に処理しない場合に、リモートでコードが実行される脆弱性が存在します。攻撃者が任意のコードを実行する方法に関連してシステム メモリが破損する可能性があります。

攻撃者がこれらの脆弱性を悪用した場合、現在のユーザーのコンテキストで任意のコードが実行される可能性があります。現在のユーザーが管理者ユーザー権限でログオンしている場合、攻撃者が影響を受けるコンピューターを完全に制御する可能性があります。攻撃者は、その後、プログラムのインストール、データの表示、変更、削除などを行ったり、完全なユーザー権限を持つ新たなアカウントを作成したりする可能性があります。コンピューターでのユーザー権限が低い設定のアカウントを持つユーザーは、管理者特権で実行しているユーザーよりもこの脆弱性による影響が少ないと考えられます。

これらの脆弱性が悪用されるには、ユーザーが Microsoft Office ソフトウェアの影響を受けるバージョンで、特別に細工されたファイルを開くことが攻撃者にとっての必要条件となります。電子メールの攻撃シナリオでは、攻撃者は特別に細工したファイルをユーザーに送信し、ユーザーにそのファイルを開くよう誘導することにより、この脆弱性を悪用する可能性があります。Web ベースの攻撃のシナリオでは、攻撃者は、この脆弱性の悪用を意図したファイルを含む Web サイトをホストする (またはユーザーが提供するコンテンツを受け入れるかホストする侵害された Web サイト利用する) 可能性があります。しかし、いかなるケースでも、攻撃者はユーザーに Web サイトを見るよう強制することはできません。その代わり、通常は電子メールまたはインスタント メッセンジャーのメッセージの誘導により、ユーザーにリンクをクリックさせることが攻撃者にとっての必要条件となります。

このセキュリティ更新プログラムは Microsoft Office が特別に細工されたファイルを解析する方法を修正することにより、この脆弱性を解決します。

次の表には、Common Vulnerabilities and Exposures リストの各脆弱性の標準のエントリへのリンクが含まれています。

脆弱性のタイトル CVE 番号 一般に公開 悪用
Microsoft Office のメモリ破損の脆弱性 CVE-2015-1759 なし なし
Microsoft Office のメモリ破損の脆弱性 CVE-2015-1760 なし なし

問題を緩和する要素

マイクロソフトは、これらの脆弱性の問題を緩和する要素を確認していません。

回避策

お客様の状況で、次の回避策が役立つ場合があります。

  • Microsoft Office のファイル制限機能のポリシーを使用して、レガシー コンバーターを介してドキュメントを開くことをブロックする

    Office のファイル制限機能を使用して、Excel、PowerPoint、および Word で特定の種類のファイルを開くいたり保存したりすることをブロックできます。

  • Office 2010 または Office 2013 プログラムでファイル制限機能の設定を変更するには:

    1. [ファイル] をクリックし、[オプション] をクリックします。
    2. [オプション] ダイアログ ボックスの左側のウィンドウで、[セキュリティ センター] をクリックします。
    3. [セキュリティ センターの設定] をクリックします。
    4. [セキュリティ センター] ダイアログ ボックスの左側のウィンドウで、[ファイル制限機能の設定] をクリックします。
    5. "Word 用レガシー コンバーター" の [開く] または [保存] を選択します。
    6. [選択した形式のファイルを開く処理] で、[選択した形式のファイルを開かない] を選択します。
    7. [OK] を 2 回クリックして [オプション] ダイアログ ボックスを閉じ、ドキュメントに戻ります。

回避策の影響ファイル制限機能のポリシーを構成したユーザーは、信頼できる場所を使用している場合を除いて、レガシー コンバーターを使用してドキュメントを開くことができなくなります。

回避策の解除方法

Office 2010 または 2013 プログラムの場合

  1. [ファイル] をクリックし、[オプション] をクリックします。
  2. [オプション] ダイアログ ボックスの左側のウィンドウで、[セキュリティ センター] をクリックします。
  3. [セキュリティ センターの設定] をクリックします。
  4. [セキュリティ センター] ダイアログ ボックスの [既定値に戻す] をクリックします。
  5. 表示されるメッセージ ボックスで、[既定値に戻す] をクリックします。
  6. [OK] を 2 回クリックして [オプション] ダイアログ ボックスを閉じ、ドキュメントに戻ります。

  7. レジストリ エディターを使用してファイル制限機能の設定を変更するには:

    警告: レジストリ エディターを正しく使用しないと、深刻な問題が生じ、オペレーティング システムの再インストールが必要になる場合があります。マイクロソフトは、レジストリ エディターを正しく使用しない場合に起こる問題の解決について、保証はできません。レジストリ エディターは、お客様各自の責任において使用してください。

    Office 2007 の場合:

    1. レジストリ エディターを開きます。
    2. 次のレジストリの場所に移動し、ファイル制限機能の設定にアクセスします。

      [HKEY_CURRENT_USER\Software\Policies\Microsoft\Office\12.0\Word\Security\FileOpenBlock]

    3. Converters DWORD 値を選択します(存在しない場合は、作成します)。

    4. データ値を 1 に設定します。
    5. レジストリ エディターを終了します。

: Office 2007 で 'FileOpenBlock' を使用するためには、2007 年 5 月時点のすべての最新の Office 2007 用のセキュリティ更新プログラムを適用する必要があります。

回避策の影響ファイル制限機能のポリシーを構成したユーザーは、信頼できる場所を使用している場合を除いて、レガシー コンバーターを使用してドキュメントを開くことができなくなります。

回避策の解除方法

  1. レジストリ エディターを開きます。
  2. 次のレジストリの場所に移動し、ファイル制限機能の設定にアクセスします。

    [HKEY_CURRENT_USER\Software\Policies\Microsoft\Office\12.0\Word\Security\FileOpenBlock]

  3. Converters 値を選択します。

  4. データ値を 0 に設定します。
  5. レジストリ エディターを終了します。

Office 2010 の場合:

  1. レジストリ エディターを開きます。
  2. 次のレジストリの場所に移動し、ファイル制限機能の設定にアクセスします。

    [HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\14.0\Word\Security\FileBlock]

  3. Converters DWORD 値を選択します (存在しない場合は、作成します)。

  4. データ値を 2 に設定します。
  5. OpenInProtectedView サブ キーを選択します (存在しない場合は、作成します)。
  6. sub key DWORD レジストリ値を 0 に設定します (存在しない場合は、作成します)。
  7. レジストリ エディターを終了します。

回避策の影響ファイル制限機能のポリシーを構成したユーザーは、信頼できる場所を使用している場合を除いて、レガシー コンバーターを使用してドキュメントを開くことができなくなります。

回避策の解除方法

  1. レジストリ エディターを開きます。
  2. 次のレジストリの場所に移動し、ファイル制限機能の設定にアクセスします。

    [HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\14.0\Word\Security\FileBlock]

  3. Converters サブ キーを選択します。

  4. sub key DWORD レジストリ値を 0 に設定します。
  5. OpenInProtectedView サブ キーを選択します。
  6. sub key DWORD レジストリ値を 1 に設定します。
  7. レジストリ エディターを終了します。

Office 2013 の場合:

  1. レジストリ エディターを開きます。
  2. 次のレジストリの場所に移動し、ファイル制限機能の設定にアクセスします。

    [HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\15.0\Word\Security\FileBlock]

  3. Converters DWORD 値を選択します(存在しない場合は、作成します)。

  4. データ値を 2 に設定します。
  5. OpenInProtectedView DWORD 値を選択します (存在しない場合は、作成します)。
  6. データ値を 0 に設定します。
  7. レジストリ エディターを終了します。

回避策の影響ファイル制限機能のポリシーを構成したユーザーは、信頼できる場所を使用している場合を除いて、レガシー コンバーターを使用してドキュメントを開くことができなくなります。

回避策の解除方法

  1. レジストリ エディターを開きます。
  2. 次のレジストリの場所に移動し、ファイル制限機能の設定にアクセスします。

    [HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\15.0\Word\Security\FileBlock]

  3. Converters 値を選択します。

  4. データ値を 0 に設定します。
  5. OpenInProtectedView 値を選択します。
  6. データ値を 1 に設定します。
  7. レジストリ エディターを終了します。

グループ ポリシーまたは Office カスタマイズ ツール (OCT) を使用して Office ファイル制限機能を構成する方法については、「Office 2013 のファイル制限機能の設定を計画する」を参照してください。

セキュリティ更新プログラムの展開

セキュリティ更新プログラムの展開については、「概要」のこちらで言及されているサポート技術情報を参照してください。

謝辞

マイクロソフトでは、協調的な脆弱性の公開によるお客様の保護に際して、セキュリティ コミュニティの方々からいただいたご助力に感謝いたします。詳細については、謝辞を参照してください。

免責

マイクロソフト サポート技術情報に含まれている情報は、いかなる保証もない現状ベースで提供されるものです。Microsoft Corporation およびその関連会社は、市場性および特定の目的への適合性を含めて、明示的にも黙示的にも、一切の保証をいたしません。さらに、Microsoft Corporation およびその関連会社は、本文書に含まれている情報の使用および使用結果につき、正確性、真実性など、いかなる表明・保証も行いません。Microsoft Corporation、その関連会社およびこれらの権限ある代理人による口頭または書面による一切の情報提供またはアドバイスは、保証を意味するものではなく、かつ上記免責条項の範囲を狭めるものではありません。Microsoft Corporation、その関連会社およびこれらの者の供給者は、直接的、間接的、偶発的、結果的損害、逸失利益、懲罰的損害、または特別損害を含むすべての損害に対して、状況のいかんを問わず一切責任を負いません。結果的損害または偶発的損害に対する責任の免除または制限を認めていない地域においては、上記制限が適用されない場合があります。

更新履歴

  • V1.0 (2015/06/10):このセキュリティ情報ページを公開しました。

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