マイクロソフト セキュリティ情報 MS15-081 - 緊急

Microsoft Office の脆弱性により、リモートでコードが実行される (3080790)

公開日:2015 年 8 月 12 日 | 最終更新日: 2015 年 10 月 14 日

バージョン: 3.0

概要

このセキュリティ更新プログラムは、Microsoft Office の脆弱性を解決します。これらの脆弱性では、特別に細工された Microsoft Office ファイルをユーザーが開いた場合にリモートでコードが実行される可能性があります。これらの脆弱性の悪用に成功した攻撃者が、現在のユーザーのコンテキストで任意のコードを実行する可能性があります。コンピューターでのユーザー権限が低い設定のアカウントを持つユーザーは、管理者ユーザー権限で実行しているユーザーよりもこの脆弱性による影響が少ないと考えられます。

詳細については、「影響を受けるソフトウェアと脅威の深刻度」のセクションを参照してください。

このセキュリティ更新プログラムは次の方法で脆弱性を解決します。

  • Office でメモリ内ファイルを処理する方法を修正する
  • Internet Explorer および Microsoft Windows 用の更新プログラムと組み合わせて、Internet Explorer から Microsoft Office プログラムを実行する方法を改善する
  • Office で使用前に Office のテンプレートを検証する方法を修正する
  • Office で整数の範囲のチェックを処理する方法を修正する

脆弱性の詳細については、「脆弱性の情報」を参照してください。

この更新プログラムの詳細については、サポート技術情報 3080790 を参照してください。

影響を受けるソフトウェアと脅威の深刻度

次のソフトウェア バージョンまたはエディションが影響を受けます。一覧にないバージョンまたはエディションは、サポート ライフサイクルが終了しているか、この脆弱性の影響を受けません。ご使用中のソフトウェアのバージョンまたはエディションのサポート ライフ サイクルを確認するには、Microsoft サポート ライフサイクルの Web サイトを参照してください。

次の深刻度の評価は、脆弱性の影響が最も深刻な場合を想定しています。深刻度の評価およびセキュリティ上の影響に関連して、このセキュリティ情報の公開から 30 日間でこの脆弱性が悪用される可能性に関する情報については、8 月のセキュリティ情報の概要の Exploitability Index を参照してください。

Microsoft Office ソフトウェア

影響を受けるソフトウェアごとの脆弱性の深刻度および最大のセキュリティ上の影響

影響を受けるソフトウェア

Microsoft Office のメモリ破損の脆弱性 - CVE-2015-1642

安全ではないコマンド ライン パラメーター受け渡しの脆弱性 - CVE-2015-2423

Microsoft Office のリモートでコードが実行される脆弱性 - CVE-2015-2466

Microsoft Office のメモリ破損の脆弱性 - CVE-2015-2467

Microsoft Office のメモリ破損の脆弱性 - CVE-2015-2468

Microsoft Office のメモリ破損の脆弱性 - CVE-2015-2469

Microsoft Office の整数のアンダーフローの脆弱性 - CVE-2015-2470

Microsoft Office のメモリ破損の脆弱性 - CVE-2015-2477

置き換えられる更新プログラム*

Microsoft Office 2007

Microsoft Office 2007 Service Pack 3
(2687409)

重要
リモートでコードが実行される

対象外

対象外

対象外

対象外

対象外

対象外

対象外

MS12-046 の 2596744

Microsoft Office 2007 Service Pack 3
(3054888)

対象外

対象外

緊急
リモートでコードが実行される

重要
リモートでコードが実行される

対象外

対象外

対象外

対象外

MS15-046 の 2965282

Microsoft Office 2007 Service Pack 3
(2596650)

対象外

対象外

緊急
リモートでコードが実行される

対象外

対象外

対象外

対象外

対象外

なし

Microsoft Office 2007 Service Pack 3
(2837610)

対象外

対象外

対象外

対象外

対象外

対象外

重要
リモートでコードが実行される

重要
リモートでコードが実行される

MS13-072 の 2597973

Microsoft Excel 2007 Service Pack 3
(3054992)

対象外

重要
情報漏えい

対象外

対象外

対象外

対象外

対象外

対象外

MS15-070 の 2965281

Microsoft PowerPoint 2007 Service Pack 3
(3055051)

対象外

重要
情報漏えい

対象外

対象外

対象外

対象外

対象外

対象外

MS15-070 の 2965283

Microsoft Visio 2007 Service Pack 3
(2965280)

対象外

重要
情報漏えい

対象外

対象外

対象外

対象外

対象外

対象外

MS13-044 の 2596595

Microsoft Word 2007 Service Pack 3
(3055052)

対象外

重要
情報漏えい

対象外

対象外

重要
リモートでコードが実行される

重要
リモートでコードが実行される

対象外

対象外

MS15-070 の 3054996

Microsoft Office 2010

Microsoft Office 2010 Service Pack 2 (32 ビット版)
(2965310)

重要
リモートでコードが実行される

対象外

対象外

対象外

対象外

対象外

対象外

対象外

MS12-046 の 2598243

Microsoft Office 2010 Service Pack 2 (64 ビット版)
(2965310)

重要
リモートでコードが実行される

対象外

対象外

対象外

対象外

対象外

対象外

対象外

MS12-046 の 2598243

Microsoft Office 2010 Service Pack 2 (32 ビット版)
(3055037)

対象外

重要
情報漏えい

対象外

対象外

重要
リモートでコードが実行される

重要
リモートでコードが実行される

対象外

対象外

MS15-070 の 3054971

Microsoft Office 2010 Service Pack 2 (64 ビット版)
(3055037)

対象外

重要
情報漏えい

対象外

対象外

重要
リモートでコードが実行される

重要
リモートでコードが実行される

対象外

対象外

MS15-070 の 3054971

Microsoft Office 2010 Service Pack 2 (32 ビット版)
(2553313)

対象外

対象外

緊急
リモートでコードが実行される

対象外

対象外

対象外

対象外

対象外

なし

Microsoft Office 2010 Service Pack 2 (64 ビット版)
(2553313)

対象外

対象外

緊急
リモートでコードが実行される

対象外

対象外

対象外

対象外

対象外

なし

Microsoft Office 2010 Service Pack 2 (32 ビット版)
(2598244)

対象外

対象外

対象外

対象外

対象外

対象外

重要
リモートでコードが実行される

対象外

MS11-089 の 2589320

Microsoft Office 2010 Service Pack 2 (64 ビット版)
(2598244)

対象外

対象外

対象外

対象外

対象外

対象外

重要
リモートでコードが実行される

対象外

MS11-089 の 2589320

Microsoft Excel 2010 Service Pack 2 (32 ビット版)
(3055044)

対象外

重要
情報漏えい

対象外

対象外

対象外

対象外

対象外

対象外

MS15-070 の 3054981

Microsoft Excel 2010 Service Pack 2 (64 ビット版)
(3055044)

対象外

重要
情報漏えい

対象外

対象外

対象外

対象外

対象外

対象外

MS15-070 の 3054981

Microsoft PowerPoint 2010 Service Pack 2 (32 ビット版)
(3055033)

対象外

重要
情報漏えい

対象外

対象外

対象外

対象外

対象外

対象外

MS15-070 の 3054963

Microsoft PowerPoint 2010 Service Pack 2 (64 ビット版)
(3055033)

対象外

重要
情報漏えい

対象外

対象外

対象外

対象外

対象外

対象外

MS15-070 の 3054963

Microsoft Visio 2010 Service Pack 2 (32 ビット版)
(3054876)

対象外

重要
情報漏えい

対象外

対象外

対象外

対象外

対象外

対象外

MS13-044 の 2810068

Microsoft Visio 2010 Service Pack 2 (64 ビット版)
(3054876)

対象外

重要
情報漏えい

対象外

対象外

対象外

対象外

対象外

対象外

MS13-044 の 2810068

Microsoft Word 2010 Service Pack 2 (32 ビット版)
(3055039)

対象外

重要
情報漏えい

対象外

対象外

重要
リモートでコードが実行される

重要
リモートでコードが実行される

対象外

対象外

MS15-070 の 3054973

Microsoft Word 2010 Service Pack 2 (64 ビット版)
(3055039)

対象外

重要
情報漏えい

対象外

対象外

重要
リモートでコードが実行される

重要
リモートでコードが実行される

対象外

対象外

MS15-070 の 3054973

Microsoft Office 2013

Microsoft Office 2013 Service Pack 1 (32 ビット版)
(3039734)

重要
リモートでコードが実行される

対象外

対象外

対象外

対象外

対象外

対象外

対象外

なし

Microsoft Office 2013 Service Pack 1 (64 ビット版)
(3039734)

重要
リモートでコードが実行される

対象外

対象外

対象外

対象外

対象外

対象外

対象外

なし

Microsoft Office 2013 Service Pack 1 (32 ビット版)
(3039798)

対象外

対象外

緊急
リモートでコードが実行される

対象外

対象外

対象外

対象外

対象外

なし

Microsoft Office 2013 Service Pack 1 (64 ビット版)
(3039798)

対象外

対象外

緊急
リモートでコードが実行される

対象外

対象外

対象外

対象外

対象外

なし

Microsoft Office 2013 Service Pack 1 (32 ビット版)
(3054816)

対象外

対象外

対象外

対象外

対象外

対象外

重要
リモートでコードが実行される

対象外

なし

Microsoft Office 2013 Service Pack 1 (64 ビット版)
(3054816)

対象外

対象外

対象外

対象外

対象外

対象外

重要
リモートでコードが実行される

対象外

なし

Microsoft Excel 2013 Service Pack 1 (32 ビット版)
(3054991)

対象外

重要
情報漏えい

対象外

対象外

対象外

対象外

対象外

対象外

MS15-070 の 3054949

Microsoft Excel 2013 Service Pack 1 (64 ビット版)
(3054991)

対象外

重要
情報漏えい

対象外

対象外

対象外

対象外

対象外

対象外

MS15-070 の 3054949

Microsoft PowerPoint 2013 Service Pack 1 (32 ビット版)
(3055029)

対象外

重要
情報漏えい

対象外

対象外

対象外

対象外

対象外

対象外

MS15-070 の 3054999

Microsoft PowerPoint 2013 Service Pack 1 (64 ビット版)
(3055029)

対象外

重要
情報漏えい

対象外

対象外

対象外

対象外

対象外

対象外

MS15-070 の 3054999

Microsoft Visio 2013 Service Pack 1 (32 ビット版)
(3054929)

対象外

重要
情報漏えい

対象外

対象外

対象外

対象外

対象外

対象外

なし

Microsoft Visio 2013 Service Pack 1 (64 ビット版)
(3054929)

対象外

重要
情報漏えい

対象外

対象外

対象外

対象外

対象外

対象外

なし

Microsoft Word 2013 Service Pack 1 (32 ビット版)
(3055030)

対象外

重要
情報漏えい

対象外

対象外

重要
リモートでコードが実行される

対象外

対象外

対象外

MS15-070 の 3054990

Microsoft Word 2013 Service Pack 1 (64 ビット版)
(3055030)

対象外

重要
情報漏えい

対象外

対象外

重要
リモートでコードが実行される

対象外

対象外

対象外

MS15-070 の 3054990

Microsoft Office 2013 RT

Microsoft Office 2013 RT Service Pack 1
(3039798)[1]

対象外

対象外

緊急
リモートでコードが実行される

対象外

対象外

対象外

対象外

対象外

なし

Microsoft Office 2013 RT Service Pack 1
(3054816)[2]

対象外

対象外

対象外

対象外

対象外

対象外

重要
リモートでコードが実行される

対象外

なし

Microsoft Excel 2013 RT Service Pack 1
(3054991)[2]

対象外

重要
情報漏えい

対象外

対象外

対象外

対象外

対象外

対象外

MS15-070 の 3054949

Microsoft PowerPoint 2013 RT Service Pack 1
(3055029)[2]

対象外

重要
情報漏えい

対象外

対象外

対象外

対象外

対象外

対象外

なし

Microsoft Visio 2013 RT Service Pack 1 (64 ビット版)
(3054929)[2]

対象外

重要
情報漏えい

対象外

対象外

対象外

対象外

対象外

対象外

なし

Microsoft Word 2013 RT Service Pack 1
(3055030)[2]

対象外

重要
情報漏えい

対象外

対象外

重要
リモートでコードが実行される

対象外

対象外

対象外

MS15-070 の 3054990

Microsoft Office 2016

Microsoft Office 2016 (32 ビット版)
(3085538)

対象外

対象外

緊急
リモートでコードが実行される

対象外

対象外

対象外

対象外

対象外

なし

Microsoft Office 2016 (64 ビット版)
(3085538)

対象外

対象外

緊急
リモートでコードが実行される

対象外

対象外

対象外

対象外

対象外

なし

Microsoft Visio 2016 (32 ビット版)
(2920708)

対象外

重要
情報漏えい

対象外

対象外

対象外

対象外

対象外

対象外

なし

Microsoft Visio 2016 (64 ビット版)
(2920708)

対象外

重要
情報漏えい

対象外

対象外

対象外

対象外

対象外

対象外

なし

Microsoft Word 2016 (32 ビット版)
(2920691)

対象外

重要
情報漏えい

対象外

対象外

対象外

対象外

対象外

対象外

なし

Microsoft Word 2016 (64 ビット版)
(2920691)

対象外

重要
情報漏えい

対象外

対象外

対象外

対象外

対象外

対象外

なし

Microsoft Office for Mac 2011

Microsoft Office for Mac 2011
(3081349)

対象外

対象外

対象外

対象外

重要
リモートでコードが実行される

重要
リモートでコードが実行される

重要
リモートでコードが実行される

重要
リモートでコードが実行される

MS15-070 の 3073865

Microsoft Office for Mac 2016

Microsoft Office for Mac 2016
(3082420)

対象外

対象外

対象外

対象外

重要
リモートでコードが実行される

対象外

対象外

重要
リモートでコードが実行される

なし

その他の Office ソフトウェア

Microsoft Office 互換機能パック Service Pack 3
(2986254)

対象外

対象外

対象外

対象外

重要
リモートでコードが実行される

対象外

対象外

対象外

MS15-033 の 2965210

Microsoft Word Viewer
(3055053)

対象外

対象外

対象外

対象外

重要
リモートでコードが実行される

対象外

対象外

対象外

MS15-070 の 3054958

Microsoft Word Viewer
(3055054)

対象外

対象外

対象外

対象外

対象外

対象外

重要
リモートでコードが実行される

重要
リモートでコードが実行される

なし

[1] 2015 年 9 月 3 日現在、この更新プログラムは、Windows Update を介して入手可能です。

[2]この更新プログラムは、Windows Update を介して利用可能です。

* "置き換えられる更新プログラム" 列には、置き換えられる一連の更新プログラムの中で、最新の更新プログラムのみが表示されています。置き換えられる更新プログラムの完全な一覧については、Microsoft Update カタログにアクセスし、更新プログラムのサポート技術情報番号を検索してから、更新プログラムの詳細を表示します (置き換えられる更新プログラムの情報は [パッケージの詳細] タブにあります)。

Microsoft Office Services および Web Apps

影響を受けるソフトウェアごとの脆弱性の深刻度および最大のセキュリティ上の影響

影響を受けるソフトウェア

Microsoft Office のメモリ破損の脆弱性 - CVE-2015-1642

安全ではないコマンド ライン パラメーター受け渡しの脆弱性 - CVE-2015-2423

Microsoft Office のリモートでコードが実行される脆弱性 - CVE-2015-2466

Microsoft Office のメモリ破損の脆弱性 - CVE-2015-2467

Microsoft Office のメモリ破損の脆弱性 - CVE-2015-2468

Microsoft Office のメモリ破損の脆弱性 - CVE-2015-2469

Microsoft Office の整数のアンダーフローの脆弱性 - CVE-2015-2470

Microsoft Office のメモリ破損の脆弱性 - CVE-2015-2477

置き換えられる更新プログラム*

Microsoft SharePoint Server 2010

Microsoft SharePoint Server 2010 Service Pack 2 上の Word Automation Services
(3054960)

対象外

対象外

対象外

対象外

重要
リモートでコードが実行される

対象外

対象外

対象外

MS15-046 の 3054833

Microsoft SharePoint Server 2013

Microsoft SharePoint Server 2013 Service Pack 1 上の Word Automation Services
(3054858)

対象外

対象外

対象外

対象外

重要
リモートでコードが実行される

対象外

対象外

対象外

MS15-046 の 3023055

Microsoft Office Web Apps 2010

Microsoft Word Web Apps 2010 Service Pack 2
(3054974)

対象外

対象外

対象外

対象外

重要
リモートでコードが実行される

対象外

対象外

対象外

MS15-046 の 3054843

Microsoft Office Web Apps 2013

Microsoft Office Web Apps Server 2013 Service Pack 1
(3055003)

対象外

対象外

対象外

対象外

重要
リモートでコードが実行される

対象外

対象外

対象外

MS15-046 の 3039748

* "置き換えられる更新プログラム" 列には、置き換えられる一連の更新プログラムの中で、最新の更新プログラムのみが表示されています。置き換えられる更新プログラムの完全な一覧については、Microsoft Update カタログにアクセスし、更新プログラムのサポート技術情報番号を検索してから、更新プログラムの詳細を表示します (置き換えられる更新プログラムの情報は [パッケージの詳細] タブにあります)。

更新プログラムに関する FAQ

このセキュリティ情報に記載されている CVE-2015-2423 は、8 月にリリースされている他のセキュリティ情報にも記載されています。この脆弱性から保護するために、複数の更新プログラムをインストールする必要がありますか?
はい。CVE-2015-2423 から保護するには、影響を受けるソフトウェアに関してこのセキュリティ情報に記載されているすべての更新プログラムだけでなく、MS15-079 に記載されている Internet Explorer 用の更新プログラムも適用する必要があります。同様に、影響を受けるバージョンの Microsoft Windows を搭載している場合は、MS15-088 に記載されている該当する更新プログラムもインストールする必要があります。影響を受けるソフトウェア用に提供されている更新プログラムを一部でもインストールしないと、脆弱性から完全には保護されません。

MS15-080、MS15-081、および MS15-084 はすべて、Microsoft Office の脆弱性に対処しますが、これら 3 件のセキュリティ情報のセキュリティ更新プログラムには、関連性がありますか? いいえ。MS15-080、MS15-081、および MS15-084 のセキリティ更新プログラムには関連性がありません。お客様はシステムにインストールされているソフトウェアに対し、両方のセキュリティ情報に挙げられている更新プログラムを適用する必要があります。

この更新プログラムには、機能に対する追加のセキュリティ関連の変更が含まれていますか?
はい。このセキュリティ情報で説明されている脆弱性について記載されている変更のほか、この更新プログラムにはセキュリティを強化する Microsoft Office の多層防御の更新が含まれています。

Microsoft Word 2010 をインストールしています。なぜ、3055037 更新プログラムが提供されないのですか?
更新プログラム 3055037 は、特定の構成の Microsoft Office 2010 を実行しているシステムにのみ適用されます。一部の構成にはこの更新プログラムは提供されません。

一部の影響を受けるソフトウェアについて、複数の更新プログラム パッケージがあります。「影響を受けるソフトウェア」の表に記載されているすべての更新プログラムをソフトウェアにインストールする必要がありますか? はい。お客様は、各システムにインストールされているソフトウェア向けに提供されている、すべての更新プログラムを適用する必要があります。

「影響を受けるソフトウェアと脅威の深刻度」の表に影響を受けるとして特に記載されていないソフトウェアに対して、この更新プログラムが提供されます。なぜ、この更新プログラムが提供されるのですか? 更新プログラムが、複数の Microsoft Office 製品間で共有されているか同じ Microsoft Office 製品の複数のバージョン間で共有されているコンポーネントに存在する、脆弱性の影響を受けるコードに対応する場合、その更新プログラムは、脆弱性の影響を受けるコンポーネントが含まれるすべてのサポートされる製品およびバージョンに適用可能であると見なされます。

たとえば、更新プログラムが Microsoft Office 2007 製品にのみ適用される場合は、Microsoft Office 2007 が「影響を受けるソフトウェア」の表に明示されている可能性があります。しかしその更新プログラムは、「影響を受けるソフトウェア」の表に特に記載されていない Microsoft Word 2007、Microsoft Excel 2007、Microsoft Visio 2007、Microsoft 互換機能パック、Microsoft Excel Viewer、その他の Microsoft Office 2007 製品に適用される可能性があります。

たとえば、更新プログラムが Microsoft Office 2010 製品にのみ適用される場合は、Microsoft Office 2010 が「影響を受けるソフトウェア」の表に明示されている可能性があります。しかしその更新プログラムは、「影響を受けるソフトウェア」の表に特に記載されていない Microsoft Word 2010、Microsoft Excel 2010、Microsoft Visio 2010、Microsoft Visio Viewer、その他の Microsoft Office 2010 製品に適用される可能性があります。

たとえば、更新プログラムが Microsoft Office 2013 製品にのみ適用される場合は、Microsoft Office 2013 が「影響を受けるソフトウェア」の表に明示されている可能性があります。しかしその更新プログラムは、「影響を受けるソフトウェア」の表に特に記載されていない Microsoft Word 2013、Microsoft Excel 2013、Microsoft Visio 2013、その他の Microsoft Office 2013 製品に適用される可能性があります。

脆弱性の情報

複数の Microsoft Office のメモリ破損の脆弱性

Microsoft Office ソフトウェアでメモリ内のオブジェクトが適切に処理されない場合に、リモートでコードが実行される脆弱性が存在します。攻撃者がこの脆弱性を悪用した場合、特別に細工したアプリを使用して、現在のユーザーのセキュリティ コンテキストで任意のスクリプトを実行する可能性があります。続いてそのファイルで、ログオンしているユーザーと同じ権限を使用して、ログオンしているユーザーの代わりに、アクションが起こされる可能性があります。この脆弱性が悪用されるには、ユーザーが Microsoft Office ソフトウェアの影響を受けるバージョンで、特別に細工されたファイルを開くことが攻撃者にとっての必要条件となります。

電子メールの攻撃シナリオでは、攻撃者は特別に細工したファイルをユーザーに送信し、ユーザーにそのファイルを開くよう誘導することにより、この脆弱性を悪用する可能性があります。Web ベースの攻撃のシナリオでは、攻撃者は、この脆弱性の悪用を意図したファイルを含む Web サイトをホストする (またはユーザーが提供するコンテンツを受け入れるかホストする侵害された Web サイト利用する) 可能性があります。しかし、いかなるケースでも、攻撃者はユーザーに Web サイトを見るよう強制することはできません。その代わり、通常は電子メールまたはインスタント メッセンジャーのメッセージの誘導により、ユーザーにリンクをクリックさせ、特別に細工されたファイルを開かせることが攻撃者にとっての必要条件となります。

このセキュリティ更新プログラムは、メモリで Microsoft Office がファイルを処理する方法を修正することにより、これらの脆弱性を解決します。

次の表には、Common Vulnerabilities and Exposures リストの各脆弱性の標準のエントリへのリンクが含まれています。

脆弱性のタイトル CVE 番号 一般に公開 悪用
Microsoft Office のメモリ破損の脆弱性 CVE-2015-1642 なし あり
Microsoft Office のメモリ破損の脆弱性 CVE-2015-2467 なし なし
Microsoft Office のメモリ破損の脆弱性 CVE-2015-2468 なし なし
Microsoft Office のメモリ破損の脆弱性 CVE-2015-2469 なし なし
Microsoft Office のメモリ破損の脆弱性 CVE-2015-2477 なし なし

問題を緩和する要素

マイクロソフトは、これらの脆弱性の問題を緩和する要素を確認していません。

回避策

マイクロソフトは、これらの脆弱性の回避策を確認していません。

安全ではないコマンド ライン パラメーター受け渡しの脆弱性 - CVE-2015-2423

拡張保護モード (EPM) で実行中である Internet Explorer に整合性レベル「中」のファイルがアクセスできるようになる場合に、Microsoft Windows、Internet Explorer、および Microsoft Office に情報漏えいの脆弱性が存在します。

この脆弱性を悪用するには、まず別の脆弱性を悪用し、EPM の Internet Explorer でコードを実行してから、安全ではないコマンド ライン パラメーターを使用して Excel、メモ帳、PowerPoint、Visio、または Word を実行することが、攻撃者にとっての必要条件になります。この更新プログラムは、Internet Explorer からメモ帳および Microsoft Office プログラムが実行される方法を改善することにより、この脆弱性を解決します。

重要 この脆弱性から保護するには、このセキュリティ情報に記載されている更新プログラムだけでなく、MS15-079 に記載されている Internet Explorer 用の更新プログラムも適用する必要があります。同様に、影響を受けるバージョンの Microsoft Windows を搭載している場合は、MS15-088 に記載されている該当する更新プログラムもインストールする必要があります。

この脆弱性は一般で公表されていました。これは Common Vulnerability and Exposure の CVE-2015-2423 にアサインされています。このセキュリティ情報がリリースされた当初、マイクロソフトは、この問題が公にお客様の攻撃に使用されたと知らせる情報は受け取っていませんでした。

問題を緩和する要素

マイクロソフトは、この脆弱性の問題を緩和する要素を確認していません。

回避策

お客様の状況で、次の回避策が役立つ場合があります。

  • Word、Excel、PowerPoint、および Visio の IE 昇格ポリシーを削除する

    警告: レジストリ エディターを正しく使用しないと、深刻な問題が生じ、オペレーティング システムの再インストールが必要になる場合があります。マイクロソフトは、レジストリ エディターを正しく使用しない場合に起こる問題の解決について、保証はできません。レジストリ エディターは、お客様各自の責任において使用してください。

    1. [スタート] ボタンをクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックします。[名前] ボックスに「regedit」と入力し、[OK] をクリックします。
    2. 次のレジストリを探します。

          HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Internet Explorer\Low Rights\ElevationPolicy
      
    3. 次のサブキーごとに、次の手順を実行します。

      {000209FF-0000-0000-C000-000000000046}

      {2BBE903C-2776-4574-9855-EC1597ABE3D6}

      {63F463ED-322A-4DE8-8E6F-65DD293F7461}

      {FC88B53C-9B2A-1A25-5867-C8612E79DBF6}

      1. サブキーを選択します。
      2. [ファイル] メニューをクリックし、[エクスポート] をクリックします。
      3. [レジストリ ファイルのエクスポート] ダイアログ ボックスで、[ファイル名] ボックスに <固有のファイル名> を入力して、[保存] をクリックします。

        : これにより、既定で [マイ ドキュメント] フォルダーに、このレジストリ キーのバックアップが作成されます。

      4. [ファイル] メニューをクリックして、[削除] を選択します。

      5. [はい] をクリックします。
      6. すべてのユーザーをログオフして、再びログオンするか、後でコンピューターを再起動します。

    回避策の解除方法

    1. [スタート] ボタンをクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックします。[名前] ボックスに「regedit」と入力し、[OK] をクリックします。
    2. 次のレジストリを探します。

          HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Internet Explorer\Low Rights\ElevationPolicy
      
    3. 4 つの .reg ファイルのそれぞれに対して、次の手順を実行します。

      1. [ファイル] メニューをクリックして、[インポート] を選択します。
      2. [レジストリ ファイルのインポート] ダイアログ ボックスで、適切なファイルを選択し、[開く] をクリックします。
      3. レジストリ エディターを終了します。
      4. コンピューターを再起動します。

Microsoft Office のリモートでコードが実行される脆弱性 - CVE-2015-2466

Microsoft Office ソフトウェアでテンプレートが適切に検証されない場合に、リモートでコードが実行される脆弱性が存在します。攻撃者がこの脆弱性を悪用した場合、現在のユーザーのコンテキストで任意のコードが実行される可能性があります。この脆弱性を悪用するには、ユーザーが、影響を受けるバージョンの Microsoft Office ソフトウェアで、特別に細工されたテンプレート ファイルを開くことが攻撃者にとっての必要条件となります。

この脆弱性が悪用された場合、攻撃者が現在のユーザーと同じユーザー権限を取得する可能性があります。現在のユーザーが管理者ユーザー権限でログオンしている場合、攻撃者が影響を受けるコンピューターを完全に制御する可能性があります。攻撃者は、その後、プログラムのインストール、データの表示、変更、削除などを行ったり、完全なユーザー権限を持つ新たなアカウントを作成したりする可能性があります。コンピューターでのユーザー権限が低い設定のアカウントを持つユーザーは、管理者特権で実行しているユーザーよりもこの脆弱性による影響が少ないと考えられます。

電子メールの攻撃シナリオでは、攻撃者は特別に細工したファイルをユーザーに送信し、ユーザーにそのファイルを開くよう誘導することにより、この脆弱性を悪用する可能性があります。

Web ベースの攻撃のシナリオでは、攻撃者は、この脆弱性を悪用する意図で特別に細工したファイルを含む Web サイトまたはファイル共有をホストする (またはユーザーが提供するコンテンツを受け入れるかホストする侵害された Web サイトを利用する) 可能性があります。一方、攻撃者は、Web サイトまたはファイル共有へのアクセスをユーザーに強制することはできません。その代わり、通常は電子メールまたはインスタント メッセンジャーのメッセージの誘導により、ユーザーにリンクをクリックさせ、特別に細工されたファイルを開かせることが攻撃者にとっての必要条件となります。

また、攻撃者は "man-in-the-middle" 攻撃を開始し (送信元と宛先の間のトラフィックを傍受し)、テンプレートのコンテンツを変更して悪意のあるコードを含める可能性があります。

このセキュリティ更新プログラムは、Office で使用前に Office のテンプレートを検証する方法を修正することにより、この脆弱性を解決します。

マイクロソフトは、協調的な脆弱性の公開を通じてこの脆弱性に関する情報を得ました。マイクロソフトは、このセキュリティ情報が公開された際に、この脆弱性が一般で悪用され、お客様が攻撃されていたことを示す情報を受けていませんでした。

問題を緩和する要素

マイクロソフトは、この脆弱性の問題を緩和する要素を確認していません。

回避策

マイクロソフトは、この脆弱性の回避策を確認していません。

Microsoft Office の整数のアンダーフローの脆弱性 - CVE-2015-2470

Office で意図した最小値を下回るまで整数値が減算されると、リモートでコードが実行される脆弱性が存在します。この脆弱性を悪用するには、ユーザーが、影響を受けるバージョンの Microsoft Office ソフトウェアで、特別に細工された Office ファイルを開くことが攻撃者にとっての必要条件となります。

この脆弱性が悪用された場合、攻撃者が現在のユーザーと同じユーザー権限を取得する可能性があります。現在のユーザーが管理者ユーザー権限でログオンしている場合、攻撃者が影響を受けるコンピューターを完全に制御する可能性があります。攻撃者は、その後、プログラムのインストール、データの表示、変更、削除などを行ったり、完全なユーザー権限を持つ新たなアカウントを作成したりする可能性があります。コンピューターでのユーザー権限が低い設定のアカウントを持つユーザーは、管理者特権で実行しているユーザーよりもこの脆弱性による影響が少ないと考えられます。

電子メールの攻撃シナリオでは、攻撃者は特別に細工したファイルをユーザーに送信し、ユーザーにそのファイルを開くよう誘導することにより、この脆弱性を悪用する可能性があります。

Web ベースの攻撃のシナリオでは、攻撃者は、この脆弱性の悪用を意図したファイルを含む Web サイトをホストする (またはユーザーが提供するコンテンツを受け入れるかホストする侵害された Web サイト利用する) 可能性があります。しかし、いかなるケースでも、攻撃者はユーザーに Web サイトを見るよう強制することはできません。その代わり、通常は電子メールまたはインスタント メッセンジャーのメッセージの誘導により、ユーザーにリンクをクリックさせ、特別に細工されたファイルを開かせることが攻撃者にとっての必要条件となります。

このセキュリティ更新プログラムは、Office で整数の範囲のチェックを処理する方法を修正することにより、この脆弱性を解決します。

マイクロソフトは、協調的な脆弱性の公開を通じてこの脆弱性に関する情報を得ました。マイクロソフトは、このセキュリティ情報が公開された際に、この脆弱性が一般で悪用され、お客様が攻撃されていたことを示す情報を受けていませんでした。

問題を緩和する要素

マイクロソフトは、この脆弱性の問題を緩和する要素を確認していません。

回避策

マイクロソフトは、この脆弱性の回避策を確認していません。

セキュリティ更新プログラムの展開

セキュリティ更新プログラムの展開については、「概要」のこちらで言及されているサポート技術情報を参照してください。

謝辞

マイクロソフトでは、協調的な脆弱性の公開によるお客様の保護に際して、セキュリティ コミュニティの方々からいただいたご助力に感謝いたします。詳細については、謝辞を参照してください。

免責

マイクロソフト サポート技術情報に含まれている情報は、いかなる保証もない現状ベースで提供されるものです。Microsoft Corporation およびその関連会社は、市場性および特定の目的への適合性を含めて、明示的にも黙示的にも、一切の保証をいたしません。さらに、Microsoft Corporation およびその関連会社は、本文書に含まれている情報の使用および使用結果につき、正確性、真実性など、いかなる表明・保証も行いません。Microsoft Corporation、その関連会社およびこれらの権限ある代理人による口頭または書面による一切の情報提供またはアドバイスは、保証を意味するものではなく、かつ上記免責条項の範囲を狭めるものではありません。Microsoft Corporation、その関連会社およびこれらの者の供給者は、直接的、間接的、偶発的、結果的損害、逸失利益、懲罰的損害、または特別損害を含むすべての損害に対して、状況のいかんを問わず一切責任を負いません。結果的損害または偶発的損害に対する責任の免除または制限を認めていない地域においては、上記制限が適用されない場合があります。

更新履歴

  • V1.0 (2015/08/12):このセキュリティ情報ページを公開しました。
  • V2.0 (2015/09/03): このセキュリティ情報ページを更新し、Microsoft Office 2013 RT Service Pack 1 の更新プログラム 3039798 が Windows Update で利用可能になったことをお知らせしました。
  • V3.0 (2015/10/14): このセキュリティ情報を更新し、Microsoft Office 2016、Microsoft Visio 2016、および Microsoft Word 2016 の更新プログラム パッケージが利用可能になったことをお知らせしました。Microsoft Office 2016、Microsoft Visio 2016、または Microsoft Word 2016 を実行しているお客様には、このセキュリティ情報に記載されている脆弱性から保護するために、適用可能な更新プログラムを適用することをお勧めします。自動更新を有効にしている大多数のお客様は、この更新プログラムが自動的にダウンロードおよびインストールされるため、特別な措置を講じる必要はありません。

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