マイクロソフト セキュリティ情報 MS15-115 - 緊急

リモートでのコード実行に対処する Microsoft Windows 用のセキュリティ更新プログラム (3105864)

公開日:2015 年 11 月 11 日 | 最終更新日: 2016 年 4 月 8 日

バージョン: 2.1

概要

このセキュリティ更新プログラムは、Microsoft Windows の脆弱性を解決します。これらの脆弱性の最も深刻な状況では、攻撃者が特別に細工したドキュメントを開くようにユーザーを誘導した場合、または埋め込みフォントが含まれる信頼されていない Web ページにアクセスするようにユーザーを誘導した場合、リモートでコードが実行される可能性があります。

このセキュリティ更新プログラムは、すべてのサポートされているリリースの Windows について、深刻度が「緊急」と評価されています。詳細については、「影響を受けるソフトウェア」のセクションを参照してください。

このセキュリティ更新プログラムは次の方法を修正することによって脆弱性を解決します。

  • Windows がメモリ内のオブジェクトを処理する方法
  • Windows の Adobe Type Manager ライブラリが 埋め込みフォントを処理する方法
  • Windows カーネルが特定の権限を検証する方法

脆弱性の詳細については、「脆弱性の情報」を参照してください。

この更新プログラムの詳細については、マイクロソフト サポート技術情報 3105864 を参照してください。

影響を受けるソフトウェア

次のソフトウェア バージョンまたはエディションが影響を受けます。一覧にないバージョンまたはエディションは、サポート ライフサイクルが終了しているか、この脆弱性の影響を受けません。ご使用中のソフトウェアのバージョンまたはエディションのサポート ライフ サイクルを確認するには、Microsoft サポート ライフサイクルの Web サイトを参照してください。

オペレーティング システム 最も深刻な脆弱性の影響 総合的な深刻度 置き換えられる更新プログラム*
Windows Vista
Windows Vista Service Pack 2
(3097877)
リモートでコードが実行される 緊急 MS15-097 の 3087135
Windows Vista Service Pack 2
(3101746)
セキュリティ機能のバイパス 重要 MS15-111 の 3088195
Windows Vista x64 Edition Service Pack 2
(3097877)
リモートでコードが実行される 緊急 MS15-097 の 3087135
Windows Vista x64 Edition Service Pack 2
(3101746)
セキュリティ機能のバイパス 重要 MS15-111 の 3088195
Windows Server 2008
Windows Server 2008 for 32-bit Systems Service Pack 2
(3097877)
リモートでコードが実行される 緊急 MS15-097 の 3087135
Windows Server 2008 for 32-bit Systems Service Pack 2
(3101746)
セキュリティ機能のバイパス 重要 MS15-111 の 3088195
Windows Server 2008 for x64-based Systems Service Pack 2
(3097877)
リモートでコードが実行される 緊急 MS15-097 の 3087135
Windows Server 2008 for x64-based Systems Service Pack 2
(3101746)
セキュリティ機能のバイパス 重要 MS15-111 の 3088195
Windows Server 2008 for Itanium-based Systems Service Pack 2
(3097877)
リモートでコードが実行される 緊急 MS15-097 の 3087135
Windows Server 2008 for Itanium-based Systems Service Pack 2
(3101746)
セキュリティ機能のバイパス 重要 MS15-111 の 3088195
Windows 7
Windows 7 for 32-bit Systems Service Pack 1
(3097877)
リモートでコードが実行される 緊急 MS15-073 の 3070102
Windows 7 for 32-bit Systems Service Pack 1[1] (3101746) セキュリティ機能のバイパス 重要 MS15-111 の 3088195
Windows 7 for x64-based Systems Service Pack 1
(3097877)
リモートでコードが実行される 緊急 MS15-073 の 3070102
Windows 7 for x64-based Systems Service Pack 1[1] (3101746) セキュリティ機能のバイパス 重要 MS15-111 の 3088195
Windows Server 2008 R2
Windows Server 2008 R2 for x64-based Systems Service Pack 1
(3097877)
リモートでコードが実行される 緊急 MS15-073 の 3070102
Windows Server 2008 R2 for x64-based Systems Service Pack 1[1] (3101746) セキュリティ機能のバイパス 重要 MS15-111 の 3088195
Windows Server 2008 R2 for Itanium-based Systems Service Pack 1
(3097877)
リモートでコードが実行される 緊急 MS15-073 の 3070102
Windows Server 2008 R2 for Itanium-based Systems Service Pack 1[1] (3101746) セキュリティ機能のバイパス 重要 MS15-111 の 3088195
Windows 8 および Windows 8.1
Windows 8 for 32-bit Systems
(3097877)
リモートでコードが実行される 緊急 MS15-073 の 3070102
Windows 8 for 32-bit Systems[2] (3101746) セキュリティ機能のバイパス 重要 SA3057154 の 3057154
Windows 8 for x64-based Systems
(3097877)
リモートでコードが実行される 緊急 MS15-073 の 3070102
Windows 8 for x64-based Systems[2] (3101746) セキュリティ機能のバイパス 重要 MS15-052 の 3050514
Windows 8.1 for 32-bit Systems
(3097877)
リモートでコードが実行される 緊急 MS15-073 の 3070102
Windows 8.1 for 32-bit Systems
(3101746)
セキュリティ機能のバイパス 重要 MS15-025 の 3035131
Windows 8.1 for x64-based Systems
(3097877)
リモートでコードが実行される 緊急 MS15-073 の 3070102
Windows 8.1 for x64-based Systems
(3101746)
セキュリティ機能のバイパス 重要 MS15-025 の 3035131
Windows Server 2012 および Windows Server 2012 R2
Windows Server 2012
(3097877)
リモートでコードが実行される 緊急 MS15-073 の 3070102
Windows Server 2012[2] (3101746) セキュリティ機能のバイパス 重要 MS15-052 の 3050514
Windows Server 2012 R2
(3097877)
リモートでコードが実行される 緊急 MS15-073 の 3070102
Windows Server 2012 R2
(3101746)
セキュリティ機能のバイパス 重要 MS15-025 の 3035131
Windows RT および Windows RT 8.1
Windows RT[3] (3097877) リモートでコードが実行される 緊急 MS15-073 の 3070102
Windows RT[3] (3101746) セキュリティ機能のバイパス 重要 SA3057154 の 3057154
Windows RT 8.1[3] (3097877) リモートでコードが実行される 緊急 MS15-073 の 3070102
Windows RT 8.1[3] (3101746) セキュリティ機能のバイパス 重要 MS15-025 の 3035131
Windows 10
Windows 10 for 32-bit Systems[4]
(3105213)
リモートでコードが実行される 緊急 3097617
Windows 10 for x64-based Systems[4]
(3105213)
リモートでコードが実行される 緊急 3097617
Windows 10 Version 1511 for 32-bit Systems[4]
(3105211)
リモートでコードが実行される 緊急 なし
Windows 10 Version 1511 for x64-based Systems[4]
(3105211)
リモートでコードが実行される 緊急 なし
Server Core インストール オプション
Windows Server 2008 for 32-bit Systems Service Pack 2(Server Core インストール)
(3097877)
リモートでコードが実行される 緊急 MS15-097 の 3087135
Windows Server 2008 for 32-bit Systems Service Pack 2(Server Core インストール)
(3101746)
セキュリティ機能のバイパス 重要 MS15-111 の 3088195
Windows Server 2008 for x64-based Systems Service Pack 2(Server Core インストール)
(3097877)
リモートでコードが実行される 緊急 MS15-097 の 3087135
Windows Server 2008 for x64-based Systems Service Pack 2(Server Core インストール)
(3101746)
セキュリティ機能のバイパス 重要 MS15-111 の 3088195
Windows Server 2008 R2 for x64-based Systems Service Pack 1(Server Core インストール)
(3097877)
リモートでコードが実行される 緊急 MS15-073 の 3070102
Windows Server 2008 R2 for x64-based Systems Service Pack 1(Server Core インストール)[1] (3101746) セキュリティ機能のバイパス 重要 MS15-111 の 3088195
Windows Server 2012 (Server Core インストール)
(3097877)
リモートでコードが実行される 緊急 MS15-073 の 3070102
Windows Server 2012 (Server Core インストール)[2] (3101746) セキュリティ機能のバイパス 重要 MS15-052 の 3050514
Windows Server 2012 R2 (Server Core インストール)
(3097877)
リモートでコードが実行される 緊急 MS15-073 の 3070102
Windows Server 2012 R2 (Server Core インストール)
(3101746)
セキュリティ機能のバイパス 重要 MS15-025 の 3035131

[1]MS15-121 の更新プログラム 3081320 と MS15-122 の更新プログラム 3101246 は、このセキュリティ情報 MS15-115 の更新プログラム 3101746 と同時にリリースされます。Windows 7 Service Pack 1 または Windows Server 2008 R2 Service Pack 1 上でこの 3 つのすべての更新プログラムを手動でインストールするお客様は、次の順序で更新プログラムをインストールする必要があります。最初に 3101246、2 番目に 3081320、3 番目に 3101746 をインストールします (自動更新を有効にしているお客様の場合は自動的にこのように処理されます)。代わりに、お客様は更新プログラム 3101246 と 3081320 を含む、更新プログラム 3101746 のみをインストールすることができます。詳細については、マイクロソフト サポート技術情報 3105256 の既知の問題に関するセクションを参照してください。

[2]MS15-121 の更新プログラム 3081320 と MS15-122 の更新プログラム 3101246 は、このセキュリティ情報 MS15-115 の更新プログラム 3101746 と同時にリリースされます。Windows 8 または Windows Server 2012 上でこの 3 つのすべての更新プログラムを手動でインストールするお客様は、次の順序で更新プログラムをインストールする必要があります。最初に 3101246、2 番目に 3101746、3 番目に 3081320 をインストールします (自動更新を有効にしているお客様の場合は自動的にこのように処理されます)。代わりに、お客様は更新プログラム 3101246 と 3101746 を含む、更新プログラム 3081320 のみをインストールすることができます。詳細については、マイクロソフト サポート技術情報 3105256 の既知の問題に関するセクションを参照してください。

[3] この更新プログラムは、Windows Update を介してのみ入手可能です。

[4]Windows 10 の更新プログラムは累積的です。セキュリティ以外の更新プログラムに加えて、今月のセキュリティ リリースと共に出荷されたすべての Windows 10 に影響を与える脆弱性のセキュリティ修正プログラムも含まれます。これらの更新プログラムは、Microsoft Update カタログを介して入手可能です。

注: Windows Server Technical Preview 3 が影響を受けます。このオペレーティング システムを実行しているお客様は、Windows Update から入手できる更新プログラムを適用することをお勧めします。

* "置き換えられる更新プログラム" 列には、置き換えられる一連の更新プログラムの中で、最新の更新プログラムのみが表示されています。置き換えられる更新プログラムの完全な一覧については、Microsoft Update カタログにアクセスし、更新プログラムのサポート技術情報番号を検索してから、更新プログラムの詳細を表示します (置き換えられる更新プログラムの情報は [パッケージの詳細] タブにあります)。

深刻度および脆弱性識別番号

次の深刻度の評価は、脆弱性の影響が最も深刻な場合を想定しています。深刻度の評価およびセキュリティ上の影響に関連して、このセキュリティ情報の公開から 30 日間でこの脆弱性が悪用される可能性に関する情報については、11 月のセキュリティ情報の概要の Exploitability Index (悪用可能性指標) を参照してください。

影響を受けるソフトウェアごとの脆弱性の深刻度および最大のセキュリティ上の影響
影響を受けるソフトウェア Windows カーネル メモリの特権の昇格の脆弱性 - CVE-2015-6100 Windows カーネル メモリの特権の昇格の脆弱性 - CVE-2015-6101 Windows カーネル メモリの情報漏えいの脆弱性 - CVE-2015-6102 Windows グラフィックス メモリのリモートでコードが実行される脆弱性 - CVE-2015-6103 Windows グラフィックス メモリのリモートでコードが実行される脆弱性 - CVE-2015-6104 Windows カーネル メモリの情報漏えいの脆弱性 - CVE-2015-6109 Windows カーネルのセキュリティ機能のバイパスの脆弱性 - CVE-2015-6113 総合的な深刻度
(3097877) (3097877) (3097877) (3097877) (3097877) (3097877) (3101746)
Windows Vista
Windows Vista Service Pack 2 重要
特権の昇格
重要
特権の昇格
重要
情報漏えい
緊急
リモートでコードが実行される
緊急
リモートでコードが実行される
対象外 重要
セキュリティ機能のバイパス
緊急
Windows Vista x64 Edition Service Pack 2 重要
特権の昇格
重要
特権の昇格
重要
情報漏えい
緊急
リモートでコードが実行される
緊急
リモートでコードが実行される
対象外 重要
セキュリティ機能のバイパス
緊急
Windows Server 2008
Windows Server 2008 for 32-bit Systems Service Pack 2 重要
特権の昇格
重要
特権の昇格
重要
情報漏えい
緊急
リモートでコードが実行される
緊急
リモートでコードが実行される
対象外 重要
セキュリティ機能のバイパス
緊急
Windows Server 2008 for x64-based Systems Service Pack 2 重要
特権の昇格
重要
特権の昇格
重要
情報漏えい
緊急
リモートでコードが実行される
緊急
リモートでコードが実行される
対象外 重要
セキュリティ機能のバイパス
緊急
Windows Server 2008 for Itanium-based Systems Service Pack 2 重要
特権の昇格
重要
特権の昇格
重要
情報漏えい
緊急
リモートでコードが実行される
緊急
リモートでコードが実行される
対象外 重要
セキュリティ機能のバイパス
緊急
Windows 7
Windows 7 for 32-bit Systems Service Pack 1 重要
特権の昇格
重要
特権の昇格
重要
情報漏えい
緊急
リモートでコードが実行される
緊急
リモートでコードが実行される
対象外 重要
セキュリティ機能のバイパス
緊急
Windows 7 for x64-based Systems Service Pack 1 重要
特権の昇格
重要
特権の昇格
重要
情報漏えい
緊急
リモートでコードが実行される
緊急
リモートでコードが実行される
対象外 重要
セキュリティ機能のバイパス
緊急
Windows Server 2008 R2
Windows Server 2008 R2 for x64-based Systems Service Pack 1 重要
特権の昇格
重要
特権の昇格
重要
情報漏えい
緊急
リモートでコードが実行される
緊急
リモートでコードが実行される
対象外 重要
セキュリティ機能のバイパス
緊急
Windows Server 2008 R2 for Itanium-based Systems Service Pack 1 重要
特権の昇格
重要
特権の昇格
重要
情報漏えい
緊急
リモートでコードが実行される
緊急
リモートでコードが実行される
対象外 重要
セキュリティ機能のバイパス
緊急
Windows 8 および Windows 8.1
Windows 8 for 32-bit Systems 重要
特権の昇格
重要
特権の昇格
重要
情報漏えい
緊急
リモートでコードが実行される
緊急
リモートでコードが実行される
対象外 重要
セキュリティ機能のバイパス
緊急
Windows 8 for x64-based Systems 重要
特権の昇格
重要
特権の昇格
重要
情報漏えい
緊急
リモートでコードが実行される
緊急
リモートでコードが実行される
対象外 重要
セキュリティ機能のバイパス
緊急
Windows 8.1 for 32-bit Systems 重要
特権の昇格
重要
特権の昇格
重要
情報漏えい
緊急
リモートでコードが実行される
緊急
リモートでコードが実行される
重要
情報漏えい
重要
セキュリティ機能のバイパス
緊急
Windows 8.1 for x64-based Systems 重要
特権の昇格
重要
特権の昇格
重要
情報漏えい
緊急
リモートでコードが実行される
緊急
リモートでコードが実行される
重要
情報漏えい
重要
セキュリティ機能のバイパス
緊急
Windows Server 2012 および Windows Server 2012 R2
Windows Server 2012 重要
特権の昇格
重要
特権の昇格
重要
情報漏えい
緊急
リモートでコードが実行される
緊急
リモートでコードが実行される
対象外 重要
セキュリティ機能のバイパス
緊急
Windows Server 2012 R2 重要
特権の昇格
重要
特権の昇格
重要
情報漏えい
緊急
リモートでコードが実行される
緊急
リモートでコードが実行される
重要
情報漏えい
重要
セキュリティ機能のバイパス
緊急
Windows RT および Windows RT 8.1
Windows RT 重要
特権の昇格
重要
特権の昇格
重要
情報漏えい
緊急
リモートでコードが実行される
緊急
リモートでコードが実行される
対象外 重要
セキュリティ機能のバイパス
緊急
Windows RT 8.1 重要
特権の昇格
重要
特権の昇格
重要
情報漏えい
緊急
リモートでコードが実行される
緊急
リモートでコードが実行される
重要
情報漏えい
重要
セキュリティ機能のバイパス
緊急
Windows 10
Windows 10 for 32-bit Systems 重要
特権の昇格
重要
特権の昇格
重要
情報漏えい
緊急
リモートでコードが実行される
緊急
リモートでコードが実行される
重要
情報漏えい
重要
セキュリティ機能のバイパス
緊急
Windows 10 for x64-based Systems 重要
特権の昇格
重要
特権の昇格
重要
情報漏えい
緊急
リモートでコードが実行される
緊急
リモートでコードが実行される
重要
情報漏えい
重要
セキュリティ機能のバイパス
緊急
Windows 10 Version 1511 for 32-bit Systems 重要
特権の昇格
重要
特権の昇格
重要
情報漏えい
緊急
リモートでコードが実行される
緊急
リモートでコードが実行される
重要
情報漏えい
重要
セキュリティ機能のバイパス
緊急
Windows 10 Version 1511 for x64-based Systems 重要
特権の昇格
重要
特権の昇格
重要
情報漏えい
緊急
リモートでコードが実行される
緊急
リモートでコードが実行される
重要
情報漏えい
重要
セキュリティ機能のバイパス
緊急
Server Core インストール オプション
Windows Server 2008 for 32-bit Systems Service Pack 2 (Server Core インストール) 重要
特権の昇格
重要
特権の昇格
重要
情報漏えい
緊急
リモートでコードが実行される
緊急
リモートでコードが実行される
対象外 重要
セキュリティ機能のバイパス
緊急
Windows Server 2008 for x64-based Systems Service Pack 2 (Server Core インストール) 重要
特権の昇格
重要
特権の昇格
重要
情報漏えい
緊急
リモートでコードが実行される
緊急
リモートでコードが実行される
対象外 重要
セキュリティ機能のバイパス
緊急
Windows Server 2008 R2 for x64-based Systems Service Pack 1 (Server Core インストール) 重要
特権の昇格
重要
特権の昇格
重要
情報漏えい
緊急
リモートでコードが実行される
緊急
リモートでコードが実行される
対象外 重要
セキュリティ機能のバイパス
緊急
Windows Server 2012 (Server Core インストール) 重要
特権の昇格
重要
特権の昇格
重要
情報漏えい
緊急
リモートでコードが実行される
緊急
リモートでコードが実行される
対象外 重要
セキュリティ機能のバイパス
緊急
Windows Server 2012 R2 (Server Core インストール) 重要
特権の昇格
重要
特権の昇格
重要
情報漏えい
緊急
リモートでコードが実行される
緊急
リモートでコードが実行される
重要
情報漏えい
重要
セキュリティ機能のバイパス
緊急

脆弱性の情報

Windows カーネル メモリの特権の昇格に関する複数の脆弱性

Windows がメモリ内のオブジェクトを処理する方法に、特権の昇格の脆弱性が複数存在します。攻撃者がこの脆弱性を悪用した場合、カーネル モードで任意のコードが実行される可能性があります。攻撃者は、その後、プログラムのインストール、データの表示、変更、削除などを行ったり、完全なユーザー権限を持つ新たなアカウントを作成したりする可能性があります。

この脆弱性の悪用には、攻撃者はまずターゲットのシステムにログオンする必要があります。次に、攻撃者はこの脆弱性の悪用を意図して特別に細工したアプリケーションを実行し、影響を受けるコンピューターを制御する可能性があります。この更新プログラムは、Windows がメモリ内のオブジェクトを処理する方法を修正することにより、この脆弱性を解決します。

脆弱性のタイトル CVE 番号 一般に公開 悪用
Windows カーネル メモリの特権の昇格に関する脆弱性 CVE-2015-6100 なし なし
Windows カーネル メモリの特権の昇格に関する脆弱性 CVE-2015-6101 なし なし

問題を緩和する要素

マイクロソフトは、この脆弱性の問題を緩和する要素を確認していません。

回避策

マイクロソフトは、この脆弱性の回避策を確認していません。

複数の Windows カーネル メモリの情報漏えいの脆弱性

Windows がメモリ アドレスの適切な初期化に失敗する場合に、複数の情報漏えいの脆弱性が存在します。この脆弱性により、攻撃者は、Kernel Address Space Layout Randomization (KASLR) のバイパスに至る可能性がある情報を取得する可能性があります。この脆弱性を悪用した攻撃者は、侵害されたプロセスからカーネル ドライバーのベース アドレスを取得する可能性があります。

この脆弱性を悪用するには、攻撃者は影響を受けるシステムにログオンして、特別に細工されたアプリケーションを実行する必要があります。この更新プログラムは、Windows がメモリ アドレスを処理する方法を修正することにより、この脆弱性を解決します。

脆弱性のタイトル CVE 番号 一般に公開 悪用
Windows カーネル メモリの情報漏えいの脆弱性 CVE-2015-6102 なし なし
Windows カーネル メモリの情報漏えいの脆弱性 CVE-2015-6109 あり なし

問題を緩和する要素

マイクロソフトは、この脆弱性の問題を緩和する要素を確認していません。

回避策

マイクロソフトは、この脆弱性の回避策を確認していません。

複数の Windows グラフィックス メモリのリモートでコードが実行される脆弱性

Windows の Adobe Type Manager ライブラリが特別に細工された埋め込みフォントを正しく処理しない場合に、複数のリモートでコードが実行される脆弱性が存在します。攻撃者によりこの脆弱性が悪用された場合、プログラムのインストール、データの表示、変更、削除、または完全なユーザー権限を持つ新たなアカウントの作成が行われる可能性があります。

攻撃者がこの脆弱性を悪用する可能性のある手段は複数あります。たとえば、攻撃者が特別に細工したドキュメントを開くようにユーザーを誘導するか、埋め込みフォントが含まれる信頼されていない Web サイトにアクセスするようにユーザーを誘導することがあります。この更新プログラムは、Windows の Adobe Type Manager ライブラリが埋め込みフォントを処理する方法を修正することによりこの脆弱性を解決します。

脆弱性のタイトル CVE 番号 一般に公開 悪用
Windows グラフィックス メモリのリモートでコードが実行される脆弱性 CVE-2015-6103 なし なし
Windows グラフィックス メモリのリモートでコードが実行される脆弱性 CVE-2015-6104 なし なし

問題を緩和する要素

マイクロソフトは、この脆弱性の問題を緩和する要素を確認していません。

回避策

マイクロソフトは、この脆弱性の回避策を確認していません。

Windows カーネルのセキュリティ機能のバイパスの脆弱性 - CVE-2015-6113

Windows カーネルが権限の適切な検証に失敗する場合に、セキュリティ機能のバイパスの脆弱性が存在します。この脆弱性により、攻撃者が整合性レベルが低いユーザー モード アプリケーションからファイルシステムを不適切に操作する可能性があります。攻撃者がこの脆弱性を悪用した場合、整合性レベルが低いアプリケーションの外部にあるファイルを変更する可能性があります。

この脆弱性を悪用するには、攻撃者は影響を受けるシステムにログオンして、特別に細工されたアプリケーションを実行する必要があります。このセキュリティ更新プログラムは、Windows カーネルによって実行される特定の権限の検証を修正することによってこの脆弱性を解決します。

マイクロソフトは、協調的な脆弱性の公開を通じてこの脆弱性に関する情報を得ました。このセキュリティ情報が最初に公開された時点では、マイクロソフトはこの脆弱性を悪用しようとする攻撃を確認していません。

問題を緩和する要素

マイクロソフトは、この脆弱性の問題を緩和する要素を確認していません。

回避策

マイクロソフトは、この脆弱性の回避策を確認していません。

セキュリティ更新プログラムの展開

セキュリティ更新プログラムの展開については、「概要」のこちらで言及されているマイクロソフト サポート技術情報を参照してください。

謝辞

マイクロソフトでは、協調的な脆弱性の公開によるお客様の保護に際して、セキュリティ コミュニティの方々からいただいたご助力に感謝いたします。詳細については、謝辞を参照してください。

免責

マイクロソフト サポート技術情報に含まれている情報は、いかなる保証もない現状ベースで提供されるものです。Microsoft Corporation およびその関連会社は、市場性および特定の目的への適合性を含めて、明示的にも黙示的にも、一切の保証をいたしません。さらに、Microsoft Corporation およびその関連会社は、本文書に含まれている情報の使用および使用結果につき、正確性、真実性など、いかなる表明・保証も行いません。Microsoft Corporation、その関連会社およびこれらの権限ある代理人による口頭または書面による一切の情報提供またはアドバイスは、保証を意味するものではなく、かつ上記免責条項の範囲を狭めるものではありません。Microsoft Corporation、その関連会社およびこれらの者の供給者は、直接的、間接的、偶発的、結果的損害、逸失利益、懲罰的損害、または特別損害を含むすべての損害に対して、状況のいかんを問わず一切責任を負いません。結果的損害または偶発的損害に対する責任の免除または制限を認めていない地域においては、上記制限が適用されない場合があります。

更新履歴

  • V1.0 (2015/11/11): このセキュリティ情報ページを公開しました。
  • V2.0 (2015/11/13): このセキュリティ情報を更新し、Windows 7 および Windows Server 2008 R2 用の更新プログラム 3097877 を再リリースしたことをお客様にお知らせしました。この更新プログラムは、オリジナルの更新プログラムによる、いくつかのアプリケーションが予期せず終了する問題を修正します。Windows 7 および Windows Server 2008 R2 システムで既にこの更新プログラムを正常にインストールしたお客様はこの更新プログラムを再インストールする必要があります。
  • V2.1 (2016/04/08): 「影響を受けるソフトウェア」セクションの脚注を更新し、MS15-115 の更新プログラム 3101746、MS15-121 の更新プログラム 3081320、MS15-122 の更新プログラム 3101246 のインストール順序を明記しました。これは情報のみの変更です。既に正常に更新プログラムをインストールされたお客様は、特別な措置を講じる必要はありません。

Page generated 2016-04-07 10:15-07:00.