マイクロソフト セキュリティ情報 MS15-120 - 重要

サービス拒否に対処する IPSec 用のセキュリティ更新プログラム (3102939)

公開日:2015 年 11 月 11 日

バージョン: 1.0

概要

このセキュリティ更新プログラムは、Microsoft Windows のサービス拒否の脆弱性を解決します。攻撃者によりこの脆弱性が悪用された場合、システムが応答不能になる可能性があります。この脆弱性を悪用するには、攻撃者には有効な資格情報が必要です。

このセキュリティ更新プログラムは、すべてのサポートされているリリースの Windows 8、Windows Server 2012、Windows RT、Windows 8.1、Windows Server 2012 R2、および Windows RT 8.1 について、深刻度が「重要」と評価されています。詳細については、「影響を受けるソフトウェア」のセクションを参照してください。

この更新プログラムは、暗号化ネゴシエーションを確認するためのチェックを追加することで、脆弱性を解決します。脆弱性の詳細については、「脆弱性の情報」を参照してください。

この更新プログラムの詳細については、マイクロソフト サポート技術情報 3102939 を参照してください。

影響を受けるソフトウェアと脅威の深刻度

次のソフトウェア バージョンまたはエディションが影響を受けます。一覧にないバージョンまたはエディションは、サポート ライフサイクルが終了しているか、この脆弱性の影響を受けません。ご使用中のソフトウェアのバージョンまたはエディションのサポート ライフ サイクルを確認するには、Microsoft サポート ライフサイクルの Web サイトを参照してください。

次の深刻度の評価は、脆弱性の影響が最も深刻な場合を想定しています。深刻度の評価およびセキュリティ上の影響に関連して、このセキュリティ情報の公開から 30 日間でこの脆弱性が悪用される可能性に関する情報については、11 月のセキュリティ情報の概要の Exploitability Index (悪用可能性指標) を参照してください。

**影響を受けるソフトウェアごとの脆弱性の深刻度および最大のセキュリティ上の影響**
**影響を受けるソフトウェア** [**Windows IPSec サービス拒否の脆弱性 - CVE-2015-6111**](https://www.cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=cve-2015-6111) **置き換えられる更新プログラム**
**Windows 8 および Windows 8.1**
[Windows 8 for 32-bit Systems](https://www.microsoft.com/download/ja-jp/details.aspx?familyid=605e7ee6-3e17-432a-9aa7-de0b099ade3d) (3102939) **重要** サービス拒否 なし
[Windows 8 for x64-based Systems](https://www.microsoft.com/download/ja-jp/details.aspx?familyid=bf896c7b-8846-4747-b33b-9458f108d3e4) (3102939) **重要** サービス拒否 なし
[Windows 8.1 for 32-bit Systems](https://www.microsoft.com/download/ja-jp/details.aspx?familyid=60ebe129-3a07-455e-9544-3f825cc4294a) (3102939) **重要** サービス拒否 なし
[Windows 8.1 for x64-based Systems](https://www.microsoft.com/download/ja-jp/details.aspx?familyid=de5daf22-ebd3-4ba3-8a2b-230259deb2dd) (3102939) **重要** サービス拒否 なし
**Windows Server 2012 および Windows Server 2012 R2**
[Windows Server 2012](https://www.microsoft.com/download/ja-jp/details.aspx?familyid=4da32830-8c58-4ef9-ada9-d3eac27df0da) (3102939) **重要** サービス拒否 なし
[Windows Server 2012 R2](https://www.microsoft.com/download/ja-jp/details.aspx?familyid=1b187192-97ab-4d3e-bc0c-18f8bf225748) (3102939) **重要** サービス拒否 なし
**Windows RT および Windows RT 8.1**
Windows RT[1] (3102939) **重要** サービス拒否 なし
Windows RT 8.1[1] (3102939) **重要** サービス拒否 なし
**Server Core インストール オプション**
[Windows Server 2012](https://www.microsoft.com/download/ja-jp/details.aspx?familyid=4da32830-8c58-4ef9-ada9-d3eac27df0da) (Server Core インストール) (3102939) **重要** サービス拒否 なし
[Windows Server 2012 R2](https://www.microsoft.com/download/ja-jp/details.aspx?familyid=1b187192-97ab-4d3e-bc0c-18f8bf225748) (Server Core インストール) (3102939) **重要** サービス拒否 なし

[1] この更新プログラムは、Windows Update を介してのみ入手可能です。

脆弱性の情報

Windows IPSec サービス拒否の脆弱性 - CVE-2015-6111

IPSec (Internet Protocol Security) サービスが暗号化ネゴシエーションを適切に処理しない場合、Windows にサービス拒否の脆弱性が存在します。攻撃者によりこの脆弱性が悪用された場合、システムが応答不能になる可能性があります。

この脆弱性を悪用するには、攻撃者が有効な資格情報を持っている必要があります。攻撃者は、悪意のあるアプリケーションを使用して標的のコンピューターに接続し、サーバーを応答不能にさせることで、この脆弱性を悪用する可能性があります。この更新プログラムは、暗号化ネゴシエーションを確認するためのチェックを追加することで、脆弱性を解決します。

この脆弱性は一般で公表されていました。これは Common Vulnerability and Exposure の CVE-2015-6111 にアサインされています。このセキュリティ情報が最初に公開された時点では、マイクロソフトはこの脆弱性を悪用しようとする攻撃を確認していません。

問題を緩和する要素

マイクロソフトは、この脆弱性の問題を緩和する要素を確認していません。

回避策

マイクロソフトは、この脆弱性の回避策を確認していません。

セキュリティ更新プログラムの展開

セキュリティ更新プログラムの展開については、「概要」のこちらで言及されているマイクロソフト サポート技術情報を参照してください。

謝辞

マイクロソフトでは、協調的な脆弱性の公開によるお客様の保護に際して、セキュリティ コミュニティの方々からいただいたご助力に感謝いたします。詳細については、謝辞を参照してください。

免責

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更新履歴

  • V1.0 (2015/11/11):このセキュリティ情報ページを公開しました。

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