マイクロソフト セキュリティ情報 MS17-021 - 重要

Windows DirectShow 用のセキュリティ更新プログラム (4010318)

公開日: 2017 年 3 月 15 日 | 最終更新日: 2017 年 4 月 12 日

バージョン: 2.0

概要

このセキュリティ更新プログラムは、Microsoft Windows の脆弱性を解決します。この脆弱性により、悪意のある Web サイトでホストされた特別に細工されたメディア コンテンツを Windows DirectShow で開いた場合に情報漏えいが起きる可能性があります。攻撃者がこの脆弱性を悪用すると、標的のシステムをさらに侵害する情報を取得する可能性があります。

このセキュリティ更新プログラムは、すべての影響を受けるバージョンの Windows について、深刻度が「重要」と評価されています。詳細については、「影響を受けるソフトウェアと脅威の深刻度」のセクションを参照してください。

この更新プログラムは、Windows DirectShow がメモリ内のオブジェクトを処理する方法を修正することにより、この脆弱性を解決します。この脆弱性の詳細については、「脆弱性の情報」を参照してください。

この更新プログラムの詳細については、マイクロソフト サポート技術情報 4010318 を参照してください。

影響を受けるソフトウェア

次のソフトウェア バージョンまたはエディションが影響を受けます。一覧にないバージョンまたはエディションは、サポート ライフサイクルが終了しているか、この脆弱性の影響を受けません。ご使用中のソフトウェアのバージョンまたはエディションのサポート ライフサイクルを確認するには、Microsoft サポート ライフサイクルの Web サイトを参照してください。

影響を受ける各ソフトウェアの深刻度の評価は、脆弱性の影響が最も深刻な場合を想定しています。深刻度の評価およびセキュリティ上の影響に関連して、このセキュリティ情報の公開から 30 日以内にこの脆弱性が悪用される可能性に関する情報については、3 月のセキュリティ情報の概要の Exploitability Index (悪用可能性指標) を参照してください。

注: セキュリティ更新プログラム情報の新しい利用方法の詳細については、セキュリティ更新プログラム ガイドを参照してください。ビューのカスタマイズや影響を受けるソフトウェアの一覧の作成だけでなく、RESTful API を使ってデータをダウンロードすることもできます。詳細については、セキュリティ更新プログラムに関するよく寄せられる質問 (FAQ) を参照してください。既にお知らせしたように、セキュリティ更新プログラムの情報は、セキュリティ情報サイトではなく、「セキュリティ更新プログラム ガイド」で公開されます。詳細については、ブログ記事、「セキュリティ更新プログラムに対するコミットメントの促進について」を参照してください。

**オペレーティング システム** [**Windows DirectShow の情報漏えいの脆弱性 - CVE-2017-0042**](https://www.cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=cve-2017-0042) **置き換えられる更新プログラム**
**Windows Vista**
[Windows Vista Service Pack 2](https://catalog.update.microsoft.com/v7/site/search.aspx?q=kb3214051) (3214051) **重要**  情報漏えい なし
[Windows Vista x64 Edition Service Pack 2](https://catalog.update.microsoft.com/v7/site/search.aspx?q=kb3214051) (3214051) **重要**  情報漏えい なし
**Windows Server 2008**
[Windows Server 2008 for 32-bit Systems Service Pack 2](https://catalog.update.microsoft.com/v7/site/search.aspx?q=kb3214051) (3214051) **重要**  情報漏えい なし
[Windows Server 2008 for x64-based Systems Service Pack 2](https://catalog.update.microsoft.com/v7/site/search.aspx?q=kb3214051) (3214051) **重要**  情報漏えい なし
[Windows Server 2008 for Itanium-based Systems Service Pack 2](https://catalog.update.microsoft.com/v7/site/search.aspx?q=kb3214051) (3214051) **重要**  情報漏えい なし
**Windows 7**
[Windows 7 for 32-bit Systems Service Pack 1](https://catalog.update.microsoft.com/v7/site/search.aspx?q=kb4012212) (4012212) セキュリティのみ[1] **重要**  情報漏えい なし
[Windows 7 for 32-bit Systems Service Pack 1](https://catalog.update.microsoft.com/v7/site/search.aspx?q=kb4012215) (4012215) 月例のロールアップ[1] **重要**  情報漏えい [3212646](https://support.microsoft.com/ja-jp/kb/3212646)
[Windows 7 for x64-based Systems Service Pack 1](https://catalog.update.microsoft.com/v7/site/search.aspx?q=kb4012212) (4012212) セキュリティのみ[1] **重要**  情報漏えい なし
[Windows 7 for x64-based Systems Service Pack 1](https://catalog.update.microsoft.com/v7/site/search.aspx?q=kb4012215) (4012215) 月例のロールアップ[1] **重要**  情報漏えい [3212646](https://support.microsoft.com/ja-jp/kb/3212646)
**Windows Server 2008 R2**
[Windows Server 2008 R2 for x64-based Systems Service Pack 1](https://catalog.update.microsoft.com/v7/site/search.aspx?q=kb4012212) (4012212) セキュリティのみ[1] **重要**  情報漏えい なし
[Windows Server 2008 R2 for x64-based Systems Service Pack 1](https://catalog.update.microsoft.com/v7/site/search.aspx?q=kb4012215) (4012215) 月例のロールアップ[1] **重要**  情報漏えい [3212646](https://support.microsoft.com/ja-jp/kb/3212646)
[Windows Server 2008 R2 for Itanium-based Systems Service Pack 1](https://catalog.update.microsoft.com/v7/site/search.aspx?q=kb4012212) (4012212) セキュリティのみ[1] **重要**  情報漏えい なし
[Windows Server 2008 R2 for Itanium-based Systems Service Pack 1](https://catalog.update.microsoft.com/v7/site/search.aspx?q=kb4012215) (4012215) 月例のロールアップ[1]  **重要**  情報漏えい [3212646](https://support.microsoft.com/ja-jp/kb/3212646)
**Windows 8.1**
[Windows 8.1 for 32-bit Systems](https://catalog.update.microsoft.com/v7/site/search.aspx?q=kb4012213) (4012213) セキュリティのみ[1] **重要**  情報漏えい なし
[Windows 8.1 for 32-bit Systems](https://catalog.update.microsoft.com/v7/site/search.aspx?q=kb4012216) (4012216) 月例のロールアップ[1] **重要**  情報漏えい [3205401](https://support.microsoft.com/ja-jp/kb/3205401)
[Windows 8.1 for x64-based Systems](https://catalog.update.microsoft.com/v7/site/search.aspx?q=kb4012213) (4012213) セキュリティのみ[1] **重要**  情報漏えい なし
[Windows 8.1 for x64-based Systems](https://catalog.update.microsoft.com/v7/site/search.aspx?q=kb4012216) (4012216) 月例のロールアップ[1] **重要**  情報漏えい [3205401](https://support.microsoft.com/ja-jp/kb/3205401)
**Windows Server 2012 および Windows Server 2012 R2**
[Windows Server 2012](https://catalog.update.microsoft.com/v7/site/search.aspx?q=kb4015548) (4015548) セキュリティのみ[1]\[4\] **重要**  情報漏えい なし
[Windows Server 2012](https://catalog.update.microsoft.com/v7/site/search.aspx?q=kb4015551) (4015551) 月例のロールアップ[1]\[4\] **重要**  情報漏えい [4012217](https://support.microsoft.com/ja-jp/kb/4012217)
[Windows Server 2012 R2](https://catalog.update.microsoft.com/v7/site/search.aspx?q=kb4012213) (4012213) セキュリティのみ[1] **重要**  情報漏えい なし
[Windows Server 2012 R2](https://catalog.update.microsoft.com/v7/site/search.aspx?q=kb4012216) (4012216) 月例のロールアップ[1] **重要**  情報漏えい [3205401](https://support.microsoft.com/ja-jp/kb/3205401)
**Windows RT 8.1**
Windows RT 8.1[2] (4012216) 月例のロールアップ **重要**  情報漏えい [3205401](https://support.microsoft.com/ja-jp/kb/3205401)
**Windows 10**
[Windows 10 for 32-bit Systems](https://catalog.update.microsoft.com/v7/site/search.aspx?q=kb4012606)[3] (4012606) **重要**  情報漏えい [3210720](https://support.microsoft.com/ja-jp/kb/3210720)
[Windows 10 for x64-based Systems](https://catalog.update.microsoft.com/v7/site/search.aspx?q=kb4012606)[3] (4012606) **重要**  情報漏えい [3210720](https://support.microsoft.com/ja-jp/kb/3210720)
[Windows 10 Version 1511 for 32-bit Systems](https://catalog.update.microsoft.com/v7/site/search.aspx?q=kb4013198)[3] (4013198) **重要**  情報漏えい [3210721](https://support.microsoft.com/ja-jp/kb/3210721)
[Windows 10 Version 1511 for x64-based Systems](https://catalog.update.microsoft.com/v7/site/search.aspx?q=kb4013198)[3] (4013198) **重要**  情報漏えい [3210721](https://support.microsoft.com/ja-jp/kb/3210721)
[Windows 10 Version 1607 for 32-bit Systems](https://catalog.update.microsoft.com/v7/site/search.aspx?q=kb4013429)[3] (4013429) **重要**  情報漏えい [3213986](https://support.microsoft.com/ja-jp/kb/3213986)
[Windows 10 Version 1607 for x64-based Systems](https://catalog.update.microsoft.com/v7/site/search.aspx?q=kb4013429)[3] (4013429) **重要**  情報漏えい [3213986](https://support.microsoft.com/ja-jp/kb/3213986)
**Windows Server 2016**
[Windows Server 2016 for x64-based Systems](https://catalog.update.microsoft.com/v7/site/search.aspx?q=kb4013429)[3] (4013429) **重要**  情報漏えい [3213986](https://support.microsoft.com/ja-jp/kb/3213986)
[1] 2016 年 10 月のリリースより、マイクロソフトは、Windows 7、Windows Server 2008 R2、Windows 8.1、Windows Server 2012、および Windows Server 2012 R2 の更新プログラムの提供モデルを変更しました。詳細については、「[Windows 7 および Windows 8.1 のサービス モデルをさらにシンプルに](https://blogs.technet.microsoft.com/windowsitpro/2016/08/15/further-simplifying-servicing-model-for-windows-7-and-windows-8-1/)」を参照してください。

[2] この更新プログラムは、Windows Update を介してのみ入手できます。

[3] Windows 10 および Windows Server 2016 の更新プログラムは累積的です。月例のセキュリティ リリースには、セキュリティ以外の更新プログラムに加えて、Windows 10 に影響する脆弱性のすべてのセキュリティ修正プログラムが含まれています。これらの更新プログラムは、Microsoft Update カタログから入手できます。2016 年 12 月 14 日から、Windows 10 と Windows Server 2016 の累積的な更新プログラムの詳細は、リリース ノートに記載されています。OS ビルド番号、既知の問題、および影響を受けるファイルの一覧情報については、リリース ノートを参照してください。

[4] 2017 年 4 月 12 日から、CVE-2017-0042 に適用する Windows Server 2012 用のセキュリティ更新プログラムが利用可能になりました。Windows Server 2012 を実行するお客様は、この脆弱性から完全に保護するために、更新プログラム 4015548 (セキュリティのみ) または 4015551 (月例のロールアップ) をインストールする必要があります。

* "置き換えられる更新プログラム" 列には、置き換えられる一連の更新プログラムの中で、最新の更新プログラムのみが表示されています。置き換えられる更新プログラムの完全な一覧については、Microsoft Update カタログにアクセスし、更新プログラムのサポート技術情報番号を検索すると、更新プログラムの詳細が表示されます (置き換えられる更新プログラムの情報は [パッケージの詳細] タブにあります)。

脆弱性の情報

Windows DirectShow の情報漏えいの脆弱性 - CVE-2017-0042

Windows DirectShow がメモリ内のオブジェクトを処理する際に情報漏えいの脆弱性が存在します。攻撃者がこの脆弱性を悪用すると、標的のシステムをさらに侵害する情報を取得する可能性があります。

Web ベースの攻撃のシナリオでは、攻撃者はこの脆弱性の悪用を意図した Web サイトをホストする可能性があります。さらに、侵害された Web サイトおよびユーザーが提供したコンテンツを受け入れる、またはホストする Web サイトには、これらの脆弱性を悪用する可能性のある特別に細工されたコンテンツが含まれる場合もあります。しかし、どのような場合でも、攻撃者が制御するコンテンツをユーザーに強制的に表示させることはできません。その代わり、攻撃者はユーザーにアクションを起こさせる必要があります。たとえば、攻撃者はユーザーにリンクをクリックさせるように仕向けて、攻撃者のサイトへ誘導する可能性があります。

この更新プログラムは、Windows DirectShow がメモリ内のオブジェクトを処理する方法を修正することにより、この脆弱性を解決します。

次の表には、Common Vulnerabilities and Exposures リストの各脆弱性の標準のエントリへのリンクが含まれています。

脆弱性のタイトル CVE 番号 一般に公開 悪用
Windows DirectShow の情報漏えいの脆弱性 CVE-2017-0042 なし なし
### 問題を緩和する要素 マイクロソフトは、この脆弱性の[問題を緩和する要素](https://technet.microsoft.com/ja-jp/library/security/dn848375.aspx)を確認していません。 ### 回避策 マイクロソフトは、この脆弱性の[回避策](https://technet.microsoft.com/ja-jp/library/security/dn848375.aspx)を確認していません。 謝辞 ---- マイクロソフトでは、協調的な脆弱性の公開によるお客様の保護に際して、セキュリティ コミュニティの方々からいただいたご助力に感謝いたします。詳細については、「[謝辞](https://technet.microsoft.com/ja-jp/library/security/dn903755.aspx)」を参照してください。 免責 ---- マイクロソフト サポート技術情報に含まれている情報は、いかなる保証もない現状ベースで提供されるものです。Microsoft Corporation およびその関連会社は、市場性および特定の目的への適合性を含めて、明示的にも黙示的にも、一切の保証をいたしません。Microsoft Corporation、その関連会社およびこれらの者の供給者は、直接的、間接的、偶発的、結果的損害、逸失利益、懲罰的損害、または特別損害を含むすべての損害に対して、状況のいかんを問わず一切責任を負いません。結果的損害または偶発的損害に対する責任の免除または制限を認めていない地域においては、上記制限が適用されない場合があります。 更新履歴 -------- - V1.0 (2017/03/15): このセキュリティ情報ページを公開しました。 - V2.0 (2017/04/12): このセキュリティ情報ページを更新し、CVE-2017-0042 に適用する Windows Server 2012 用のセキュリティ更新プログラムが利用可能になったことをお知らせしました。Windows Server 2012 を実行するお客様は、この脆弱性から完全に保護するために、更新プログラム 4015548 (セキュリティのみ) または 4015551 (月例のロールアップ) をインストールする必要があります。その他のバージョンの Microsoft Windows を実行しているお客様は、特別な措置を講じる必要はありません。 *Page generated 2017-04-06 12:29-07:00.*