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評価を実行 - 複数の環境

複数の環境 (開発、テスト、製品) で評価を実行し、1 つの Azure Log Analytics ワークスペースを指し示すことができます。

スケジュールされたタスクごとに特定の評価で評価できるサーバー数に関しては、100 サーバーというハード ディスクの上限があります (現段階では、1 つの評価タイプに対して 1 つのスケジュールされたタスクのみがホスト マシン上に作成されます)。 推奨されるサーバー数 (該当する場合、Windows Server 評価、Windows Client 評価および SQL 評価) は 1 つのスケジュールされたタスクあたり 40 サーバーです。

異なる環境からの結果は Azure Log Analytics では分離されず、混合されます。

例えば、以下の画面 (完全な一覧ではありません) では混合されます。

サーバーの概要の画面を表示しているスクリーンショット。

ログ検索画面とクエリを使用し、特定の環境にフィルター処理する Microsoft Azure Active Directory を表示しているスクリーンショット。

ユーザーは ログ検索 画面とクエリを使用して、特定の環境に対してフィルター処理を行うことができます (さらに、Excel/PowerBI/セットアップ アラートにエクスポートできます)。

このため、上書きはありません。 様々な環境の結果が混在し、その結果は AffectedObjectName などに基づくクエリを介して分離されます (上書きは、同じ環境 (例: 同じ SQL Server に関する環境) からのデータが 2 回送信され、最後の送信のみがクエリに使用できる場合に発生します)。

例えば、AD 環境において、複数のドメインを持つフォレストがある場合、同じワークスペースを指し示す異なるドメイン内の異なるマシンから AD 評価を実行できます。 異なるドメインのデータは同じワークスペースにアップロードされます。 推奨事項は上記の最初の 2 つの画面で混同されますが、[ログ検索] 画面で分離し、単独操作 (Excel にエクスポートするなど) を行うことができます。

また、上記の UI 問題を緩和するその他の機能があります。 Azure Log Analytics には ビュー デザイナー があり、ユーザーが環境の分離が行われる独自のクエリを使用して、ビューを構成できるます。

ユーザーが環境を分離するクエリを使用してビューを構成できる Azure Log Analytics ビュー デザイナー画面を表示しているスクリーンショット。

[概要] リストで [ビュー デザイナー] を選択しているマイ ワークスペース画面を表示しているスクリーンショット。