Loop-Back SOAP の呼び出しと直接リンク

たとえばカスタム Web パーツ、カスタム aspx ページなど、Microsoft SharePoint Foundation 内でコードを記述する場合、Microsoft.Office.Excel.Server.WebServices.dll に対して直接呼び出しを行う必要があります。 Microsoft.Office.Excel.Server.WebServices.dll に直接リンクしてこれを行います。

同じ Web サーバーと通信するために、Web サーバーから簡易オブジェクト アクセス プロトコル (SOAP) を使用することは、Loop-Back SOAP 呼び出しの使用としても知られています。 Loop-Back SOAP 呼び出しを使用しないことを強くお勧めします。 SharePoint Foundation の中にコードを記述する場合、Excel Web Services の呼び出しに SOAP を使用しないでください。 代わりに、Microsoft.Office.Excel.Server.WebServices.dll にローカルにリンクし、任意のローカル アセンブリと同じように呼び出しをする必要があります。

Microsoft.Office.Excel.Server.WebServices.dll の場所

次の場所のいずれかに Microsoft.Office.Excel.Server.WebServices.dll があります。

  • [drive:]\Program Files\Common Files\Microsoft Shared\Web サーバー拡張機能\14\ISAPI

  • グローバル アセンブリ キャッシュ

Microsoft.Office.Excel.Server.WebServices.dll への参照を追加する

プロジェクトで Microsoft.Office.Excel.Server.WebServices.dll に直接リンクしてコードから呼び出すには、dll への参照を追加します。 Microsoft SharePoint Server 2010 がインストールされているコンピューターで、Microsoft Visual Studio の [参照の追加] ダイアログ ボックスを使用して、次のいずれかの操作ができます。

  • [.NET] タブの [コンポーネント名] リストから [Excel Web サービス] を選択してください。

  • 下記にある Microsoft.Office.Excel.Server.WebServices.dll を参照してください。

[drive:]\Program Files\Common Files\Microsoft Shared\Web サーバー拡張機能\14\ISAPI

関連項目

概念

SOAP API にアクセスする

Excel Services の既知の問題およびヒント

Excel Services のアラート

その他のリソース

チュートリアル: Excel Web Services を使用してカスタム アプリケーションを開発する