SharePoint アドイン モデルにおける Web パーツ

新しい SharePoint アドイン モデルにおいて、ポータブル ページ コンポーネントの作成方法は、完全信頼コードの場合とは異なります。 一般的な完全信頼コード (FTC) /ファーム ソリューションシナリオでは、移植可能なページ コンポーネントを実装するために Web パーツが作成されました。

SharePoint アドイン モデル シナリオでは、アドイン パーツ (アプリ パーツ) はポータブル ページ コンポーネントを実装するために作成されます。 アドイン パーツは、クライアント側コードを使用します。

基本ガイドライン

アドイン パーツについては、大まかに次のような基本ガイドラインが提供されています。

  • アドイン パーツでは、サーバー側コードを実行できません。
  • アドイン パーツにカスタムのエディター パーツを使用することはできません。
  • アドイン スクリプト パーツを使用し、SharePoint やその他のサービスとのやり取りに使用される Javascript にリンクし、ユーザー インターフェースを作成します。
  • 既定では、エディター パーツに追加するカスタム プロパティは、エディター パーツ内の最終グループとして常に表示されます。

作業の開始

アドイン パーツは、すぐに使用できるアドイン スクリプト パーツを使用して簡単に作成できます。 これにより、任意の場所でホストされている JavaScript ファイルへのリンクを提供することができます。 JavaScript ファイルは、クライアント側のコードを使用して SharePoint やその他のサービスとやり取りし、ユーザー インターフェイスをレンダリングします。

次の記事は、アドイン スクリプト パーツのパターンとその使用方法について説明します。

次のサンプルは、アドイン スクリプト パーツを使用して Yammer、Bing Maps、Google マップと統合する方法について説明します。

次のビデオでは、コードのサンプルについて説明します。

PnP サンプル

適用対象

  • Office 365 マルチテナント (MT)
  • Office 365 専用 (D)
  • SharePoint 2013 オンプレミス