Box の移行後のトラブルシューティング

Box の移行で問題が発生している場合は、これらの領域を確認してください。

自動再実行

実行が終了したときに、各シナリオの下に表示された条件が満たされた場合は、自動再実行が行われる場合があります。

シナリオ 条件
タスクが初めてスキャンまたは移行されます タスクを初めてスキャンまたは移行すると、再実行がトリガーされます。
タスクのスキャンが開始され、取り消された場合。 そのタスクが再度スキャンされた場合、タスクが初めてスキャンされたのではなく、再実行はトリガーされません。
自動再実行は引き続き利用可能です タスクは、最大 3 回自動的に再実行されます。
最初のタスク スキャン/移行アクションにより、元のトランザクション (実行)、さらに 3 回の試行 (再実行) の合計 4 つのトランザクションがトリガーされる可能性があります。 再実行がトリガーされるのは 6 回までで、最初のスキャン時の 3 回、最初の移行時の 3 回です。
最後のトランザクション状態コード 最後のトランザクションが次の状態コードのいずれかで終了した場合は、自動再実行が行われる可能性があります: 201、202、210、220、211、401、403、404、405、406、491。

転送をキャンセルしています

転送は、次の条件の場合にキャンセルできます。

  • タスクが "キュー登録済み" で、その状態コードが 600 または 601。 または
  • タスクが "実行中" で、その状態コードが 620 または 300。

増分機能

この増分機能は、ソースのファイルと Microsoft 365 のファイルを比較するデルタ操作です。 弊社は、この比較を使用して、新しいデータや変更されたデータは何でもコピーします。 これにより、ユーザーの最終的なカットオーバーが発生した場合に、Microsoft 365 データを最新の状態に維持することができます。 これらの増分パスは、プロセスの重要な部分です。

技術的な説明: ソース内のデータと Microsoft 365 のデータを比較します。 存在していないもの、または新しいタイムスタンプを持つものだけが転送されます。

"見つからないファイル"

共有パラダイムに変化が生じる移行では、多くのユーザーが "ファイルが見つからない" と主張します。

この前提は、Microsoft 365 へのサインイン時に共有構造がどのように変化するかについて明確なコミュニケーションを取っていない場合に一般的です。 明確なコミュニケーション戦略は、ユーザーが変更を理解するのに役立ちます。