クライアント バージョン ポリシー

現在の環境でサポートするクライアントのバージョンを指定できます。 バージョンが異なる 2 つのクライアントが対話する場合、機能によっては一方のクライアントでは使用できても、他方のクライアントでは使用できないことがあります。 Skype for Business Server 2015 に含まれる機能を最大限に活用し、全体的なユーザー エクスペリエンスを向上させるには、クライアント バージョン フィルターを使用して、環境内で使用されるクライアント バージョンを制限できます。 クライアント バージョン フィルターを使用すると、複数のクライアント バージョンをサポートすることで発生するコストを抑えることもできます。

実行できるタスク

[クライアント バージョン ポリシー] ページでは、次のタスクを実行できます。

  • 既定の ( グローバル) クライアント バージョン ポリシーを編集します。

  • 特定のサイトまたはプールのクライアント バージョン ポリシーを作成する。

  • 個別のユーザーに割り当てることのできるクライアント バージョン ポリシーを作成する。

注意

匿名ユーザーをユーザー、サイト、またはサービスに関連付けることはできないため、匿名ユーザーが影響を受けるのはグローバル レベルのポリシーだけです。

UI リファレンス

次の一覧に、このページのメニュー、コマンド、フィールド、およびプロパティを示します。

  • 新機能 次の各クライアント バージョン ポリシーを 1 つ以上作成できます。

    • サイト ポリシー

    • プール ポリシー

    • ユーザー ポリシー

  • 編集 任意のクライアント バージョン ポリシーのオプションを変更できます。 このオプションを使用すると、次の操作を実行できます。

    • 詳細を表示する このオプションは、クライアント バージョン ポリシーのオプションを変更できるダイアログ ボックスを開きます。

    • すべて選択 このオプションは、リスト内のすべてのクライアント バージョン ポリシーを選択します。

    • 削除 このオプションは、選択したすべてのクライアント バージョン ポリシーを削除します。

  • 更新 クライアント バージョン ポリシーの一覧を更新して、すべてのクライアント バージョン ポリシーのオプションの状態を確認できます。

クライアントとクライアント バージョンの間の相互運用性の詳細については、「計画」のドキュメントの「Client Interoperability in Lync 2013 Preview」を参照してください。 クライアント バージョン ポリシーの使用の詳細については、「操作」のドキュメントの「Specify the Client Versions Supported in Your Organization」を参照してください。