Skype for Business Serverのパフォーマンスのモビリティを監視する

概要:Skype for Business Serverのモビリティ サービス (Mcx) とユニファイド コミュニケーション Web API (UCWA) について説明します。

Skype for Business Server モビリティ サービス (Mcx) と Unified Communications Web API (UCWA) により、フロントエンド サーバーとフロントエンド プールの負荷が増加します。 Lync 2010 Mobile を実行している Android デバイスや Nokia デバイス、Lync 2013 Mobile を実行している Android デバイスや Apple デバイスなど、モバイル アプリケーションが最小化されている場合でも、サーバーへの接続を維持するモバイル デバイスは、モバイル アプリケーションが最小化されたときにサーバーへの接続を終了するデバイスよりも負荷が大きくなります。 モビリティの使用量が増えるにつれて、モビリティのパフォーマンスを監視して、容量を増やす必要があるタイミングを判断する必要があります。

注意

レガシ モバイル クライアントの MCX (Mobility Service) サポートは、Skype for Business Server 2019 では使用できなくなりました。 現在のSkype for Businessモバイル クライアントはすべて、既に Unified Communications Web API (UCWA) を使用して、インスタント メッセージング (IM)、プレゼンス、連絡先をサポートしています。 MCX を使用するレガシ クライアントを持つユーザーは、現在のクライアントにアップグレードする必要があります。

モビリティのパフォーマンスに影響を与えるいくつかの制限値があります。

  • 使用可能なメモリ

  • 要求キューの制限

  • 同時接続数

  • IIS キューの長さ

モビリティのパフォーマンスに影響する可能性のある、サーバーへのその他の制限値として、最大 12 の同時サインイン数、認証数、セッションの更新数、および終了数があります。 ただし、ほとんどの展開でこれらの最大値を変更する必要はありません。

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