JDBC ドライバーのよくあるご質問 (FAQ)

JDBC ドライバーのダウンロード

このページでは、Microsoft SQL Server 用 JDBC Driver についてよく寄せられる質問に対する回答をご紹介します。

よく寄せられる質問

JDBC ドライバーの機能強化を支援するにはどうすればよいですか。
JDBC Driver はオープンソースであり、GitHub でソース コードを確認できます。 問題を指摘したり、コード ベースに投稿したりすることで、ドライバーの機能強化を支援できます。

ドライバーはどのバージョンの SQL Server と Java をサポートしていますか。
詳細については、「Microsoft SQL Server 用 JDBC Driver のサポート表」をご覧ください。

Microsoft ダウンロード ページで入手できる JDBC ドライバー パッケージと GitHub で入手できる JDBC ドライバーは何が違いますか。
Microsoft JDBC ドライバー用の GitHub リポジトリで入手できる JDBC ドライバー ファイルは JDBC ドライバーの中核であり、リポジトリに示されているオープンソース ライセンスの対象です。 Microsoft ダウンロード ページのドライバー パッケージには、Windows に統合された認証と JDBC ドライバーとの XA トランザクションを可能にするための他のライブラリが含まれています。 これらの他のライブラリは、ダウンロード可能パッケージに含まれているライセンスの対象です。

ドライバーをアップグレードするには、何を知っておく必要がありますか。
Microsoft JDBC Driver 12.6 では、JDBC 4.2 および 4.3 (一部) 仕様がサポートされ、インストール パッケージには次に示す 2 つの JAR クラス ライブラリが含まれます。

JAR JDBC 仕様 JDK のバージョン
mssql-jdbc-12.6.0.jre11.jar JDBC 4.3 (一部) および 4.2 JDK 11.0+
mssql-jdbc-12.6.0.jre8.jar JDBC 4.2 JDK 8.0
     

Microsoft JDBC Driver 12.4 では、JDBC 4.2 および 4.3 (一部) 仕様がサポートされ、インストール パッケージには次に示す 2 つの JAR クラス ライブラリが含まれます。

JAR JDBC 仕様 JDK のバージョン
mssql-jdbc-12.4.0.jre11.jar JDBC 4.3 (一部) および 4.2 JDK 11.0+
mssql-jdbc-12.4.0.jre8.jar JDBC 4.2 JDK 8.0
     

Microsoft JDBC Driver 12.2 では、JDBC 4.2 および 4.3 (一部) 仕様がサポートされ、インストール パッケージには次に示す 2 つの JAR クラス ライブラリが含まれます。

JAR JDBC 仕様 JDK のバージョン
mssql-jdbc-12.2.0.jre11.jar JDBC 4.3 (一部) および 4.2 JDK 11.0+
mssql-jdbc-12.2.0.jre8.jar JDBC 4.2 JDK 8.0
     

Microsoft JDBC Driver 11.2 では、JDBC 4.2 および 4.3 (一部) 仕様がサポートされ、インストール パッケージには次に示す 4 つの JAR クラス ライブラリが含まれます。

JAR JDBC 仕様 JDK のバージョン
mssql-jdbc-11.2.0.jre18.jar JDBC 4.3 (一部) および 4.2 JDK 18.0
mssql-jdbc-11.2.0.jre17.jar JDBC 4.3 (一部) および 4.2 JDK 17.0
mssql-jdbc-11.2.0.jre11.jar JDBC 4.3 (一部) および 4.2 JDK 11.0
mssql-jdbc-11.2.0.jre8.jar JDBC 4.2 JDK 8.0
     

Microsoft JDBC Driver 10.2 では、JDBC 4.2 および 4.3 (一部) 仕様がサポートされ、インストール パッケージには次に示す 3 つの JAR クラス ライブラリが含まれます。

JAR JDBC 仕様 JDK のバージョン
mssql-jdbc-10.2.0.jre17.jar JDBC 4.3 (一部) および 4.2 JDK 17.0
mssql-jdbc-10.2.0.jre11.jar JDBC 4.3 (一部) および 4.2 JDK 11.0
mssql-jdbc-10.2.0.jre8.jar JDBC 4.2 JDK 8.0
     

Microsoft JDBC Driver 9.4 では、JDBC 4.2 および 4.3 (一部) 仕様がサポートされ、インストール パッケージには次に示す 3 つの JAR クラス ライブラリが含まれます。

JAR JDBC 仕様 JDK のバージョン
mssql-jdbc-9.4.1.jre16.jar JDBC 4.3 (一部) および 4.2 JDK 16.0
mssql-jdbc-9.4.1.jre11.jar JDBC 4.3 (一部) および 4.2 JDK 11.0
mssql-jdbc-9.4.1.jre8.jar JDBC 4.2 JDK 8.0
     

Microsoft JDBC Driver 9.2 では、JDBC 4.2 および 4.3 (一部) 仕様がサポートされ、インストール パッケージには次に示す 3 つの JAR クラス ライブラリが含まれます。

JAR JDBC 仕様 JDK のバージョン
mssql-jdbc-9.2.0.jre15.jar JDBC 4.3 (一部) および 4.2 JDK 15.0
mssql-jdbc-9.2.0.jre11.jar JDBC 4.3 (一部) および 4.2 JDK 11.0
mssql-jdbc-9.2.0.jre8.jar JDBC 4.2 JDK 8.0
     

Microsoft JDBC Driver 8.4 では、DBC 4.2 および 4.3 (一部) 仕様がサポートされ、インストール パッケージには次に示す 3 つの JAR クラス ライブラリが含まれます。

JAR JDBC 仕様 JDK のバージョン
mssql-jdbc-8.4.1.jre14.jar JDBC 4.3 (一部) および 4.2 JDK 14.0
mssql-jdbc-8.4.1.jre11.jar JDBC 4.3 (一部) および 4.2 JDK 11.0
mssql-jdbc-8.4.1.jre8.jar JDBC 4.2 JDK 8.0
     

Microsoft JDBC Driver 8.2 では、DBC 4.2 および 4.3 (一部) 仕様がサポートされ、インストール パッケージには次に示す 3 つの JAR クラス ライブラリが含まれます。

JAR JDBC 仕様 JDK のバージョン
mssql-jdbc-8.2.2.jre13.jar JDBC 4.3 (一部) および 4.2 JDK 13.0
mssql-jdbc-8.2.2.jre11.jar JDBC 4.3 (一部) および 4.2 JDK 11.0
mssql-jdbc-8.2.2.jre8.jar JDBC 4.2 JDK 8.0
     

Microsoft JDBC Driver 7.4 では、DBC 4.2 および 4.3 (一部) 仕様がサポートされ、インストール パッケージには次に示す 3 つの JAR クラス ライブラリが含まれます。

JAR JDBC 仕様 JDK のバージョン
mssql-jdbc-7.4.1.jre12.jar JDBC 4.3 (一部) および 4.2 JDK 12.0
mssql-jdbc-7.4.1.jre11.jar JDBC 4.3 (一部) および 4.2 JDK 11.0
mssql-jdbc-7.4.1.jre8.jar JDBC 4.2 JDK 8.0
     

Microsoft JDBC Driver 7.2 では、JDBC 4.2 および 4.3 (一部) の仕様がサポートされ、インストール パッケージには次に示す 2 つの JAR クラス ライブラリが含まれます。

JAR JDBC 仕様 JDK のバージョン
mssql-jdbc-7.2.2.jre11.jar JDBC 4.3 (一部) および 4.2 JDK 11.0
mssql-jdbc-7.2.2.jre8.jar JDBC 4.2 JDK 8.0
     

Microsoft JDBC Driver 7.0 では、JDBC 4.2 および 4.3 (一部) 仕様がサポートされ、インストール パッケージには次に示す 2 つの JAR クラス ライブラリが含まれます。

JAR JDBC 仕様 JDK のバージョン
mssql-jdbc-7.0.0.jre10.jar JDBC 4.3 (一部) および 4.2 JDK 10.0
mssql-jdbc-7.0.0.jre8.jar JDBC 4.2 JDK 8.0
     

Microsoft JDBC Driver 6.4 では、DBC 4.1、4.2、および 4.3 (一部) 仕様がサポートされ、インストール パッケージには次に示す 3 つの JAR クラス ライブラリが含まれます。

JAR JDBC 仕様 JDK のバージョン
mssql-jdbc-6.4.0.jre9.jar JDBC 4.3 (一部)、4.2、4.1 JDK 9.0
mssql-jdbc-6.4.0.jre8.jar JDBC 4.2、4.1 JDK 8.0
mssql-jdbc-6.4.0.jre7.jar JDBC 4.1 JDK 7.0
     

Microsoft JDBC Driver 6.2 では、DBC 4.0、4.1、および 4.2 仕様がサポートされ、インストール パッケージには次に示す 2 つの JAR クラス ライブラリが含まれます。

JAR JDBC 仕様 JDK のバージョン
mssql-jdbc-6.2.2.jre8.jar JDBC 4.2、4.1、4.0 JDK 8.0
mssql-jdbc-6.2.2.jre7.jar JDBC 4.1、4.0 JDK 7.0
     

Microsoft JDBC Drivers 6.0 および 4.2 for SQL Server では、DBC 4.0、4.1、および 4.2 仕様がサポートされ、インストール パッケージには次に示す 2 つの JAR クラス ライブラリが含まれます。

JAR JDBC 仕様 JDK のバージョン
sqljdbc42.jar JDBC 4.2、4.1、4.0 JDK 8.0
sqljdbc41.jar JDBC 4.1、4.0 JDK 7.0
     

Microsoft JDBC Driver 4.1 for SQL Server では、DBC 4.0 仕様がサポートされ、インストール パッケージには次に示す 1 つの JAR クラス ライブラリが含まれます。

JAR JDBC 仕様 JDK のバージョン
sqljdbc41.jar JDBC 4.0 JDK 7.0、6.0
     

既存の SQL Server のバージョンで最新のドライバーを使用するには、アプリケーション内でのコード変更は必要ですか。
通常、ドライバーは下位互換性を持つよう設計されているため、ドライバーをアップグレードするのに既存のアプリケーションを変更する必要はありません。 ドライバーの新しいバージョンに破壊的変更が導入された場合は、「Microsoft JDBC Driver のリリース ノート」セクションに、変更に関する詳細と既存のアプリケーションへの影響が記載されます。 さらに、ドライバーに付属のリリース ノートでは、そのリリースで修正されたバグや既知の問題のリストを確認することができます。

ドライバーの料金はいくらですか。
Microsoft JDBC Driver for SQL Server は、無料でご利用いただけます。

ドライバーを個人で再配布できますか。
JDBC Driver 6.0 以降は再配布可能です。 各パッケージに含まれるライセンス契約の "再頒布可能コード" の条項をご確認ください。

ドライバーを使用して Linux コンピューターから Microsoft SQL Server にアクセスできますか。
はい。 ドライバーを使用して、Linux、Unix、他の Windows 以外のプラットフォームから SQL Server にアクセスできます。 詳細については、「Microsoft SQL Server 用 JDBC Driver のサポート表」をご覧ください。

ドライバーで TLS 暗号化をサポートしていますか。
バージョン 1.2 以降、ドライバーで TLS (トランスポート層セキュリティ) (以前の SSL (Secure Sockets Layer)) での暗号化がサポートされるようになりました。 詳細については、「暗号化の使用」を参照してください。

Microsoft SQL Server 用 JDBC Driver ではどのような認証がサポートされていますか。
次の表は、使用可能な認証オプションを示しています。 4\.0 リリース以降のドライバーでは、ピュア Java Kerberos 認証が使用可能です。

プラットフォーム 認証
Windows 以外 ピュア Java Kerberos
Windows 以外 SQL Server
Windows 以外 Azure Active Directory 認証
Windows 以外 NTLM
Windows ピュア Java Kerberos
Windows SQL Server
Windows Kerberos と NTLM バックアップ
Windows NTLM
Windows Azure Active Directory 認証
   

ドライバーは、インターネット プロトコル バージョン 6 (IPv6) のアドレスをサポートしていますか。
はい。 ドライバーでは、IPv6 アドレスの使用がサポートされます。 接続プロパティのコレクションと serverName 接続文字列のプロパティを使用します。 詳細については、「接続 URL の構築」をご覧ください。

アダプティブ バッファリングとは何ですか。
アダプティブ バッファリングは、Microsoft SQL Server 2005 JDBC Driver バージョン 1.2 から導入されました。 これは、サーバー カーソルのオーバーヘッドを発生させることなく、あらゆる種類の大きな値のデータを取得できるように設計されています。 Microsoft SQL Server JDBC Driver のアダプティブ バッファリング機能には接続文字列プロパティ responseBuffering があり、これを "adaptive" または "full" に設定できます。 バージョン 1.2 リリースでは、"full" が既定のバッファリング モードであるため、アプリケーションから明示的にアダプティブ バッファリング モードを設定する必要があります。 JDBC Driver 2.0 以降では、ドライバーの既定の動作は "adaptive" です。 したがって、アプリケーションから明示的に要求しなくても、アダプティブ バッファリングの動作が適用されます。 詳細については、「アダプティブ バッファリングの使用」とブログ「What is adaptiveresponse buffering and why should I use it?」 (アダプティブ レスポンス バッファリングの概要とこれを使用する理由) を参照してください。

ドライバーで接続プールがサポートされますか。
ドライバーは、Java Platform, Enterprise Edition 5 (Java EE 5) の接続プールをサポートしています。 ドライバーは、ミドルウェア アプリケーション サーバー ベンダーが提供するあらゆる接続プールの実装に参加できるように、JDBC 3.0 に必要なインターフェイスを実装しています。 このドライバーは、これらの環境でプールされた接続に参加します。 詳細については、「接続プールの使用」をご覧ください。 ドライバーは独自のプール実装を提供せず、むしろサードパーティの Java アプリケーション サーバーに依存しています。

ドライバーのサポートを利用できますか。
さまざまなサポート オプションをご利用いただけます。 Microsoft が監視している GitHub リポジトリに質問や問題を投稿できます。 フォーラムは、Microsoft、MVP、およびコミュニティによって監視されています。 Microsoft カスタマー サポートにお問い合わせいただくこともできます。 開発チームは、サードパーティのアプリケーション サーバーの外部で問題の再現をお客様にお願いする場合があります。 ホストしている Java コンテナー環境の外部で問題を再現できない場合は、チームが引き続きお客様を支援できるよう、関連するサードパーティを介入させる必要があります。 チームは、Windows などのオペレーティング システムで問題を再現することをお客様にお願いする場合もあります。

ドライバーは、サードパーティのアプリケーション サーバーでの使用が認定されていますか。
ドライバーは、IBM WebSphere、SAP NetWeaver などのさまざまなアプリケーション サーバーに対してテスト済みです。

どのようにしてトレースを有効にできますか。
ドライバーはトレース (またはログ記録) の使用をサポートしているため、アプリケーションで使用するときに JDBC Driver で発生した問題の解決に役立てることができます。 クライアント側の JAR のトレースの使用を有効にするため、JDBC Driver は java.util.logging でログ記録 API を使用しています。 詳細については、「ドライバー操作のトレース」を参照してください。 サーバー側の XA のトレースについては、「 Data Access Tracing in SQL Server (SQL Server でのデータ アクセスのトレース)」をご覧ください。

古いバージョンのドライバー (SQL Server 2000 JDBC ドライバー、2005 ドライバー、1.0、1.1、1.2 ドライバーなど) はどこでダウンロードできますか。
これらのバージョンのドライバーはサポートされていないため、ダウンロードできません。 Microsoft は Java 接続のサポートの向上を継続的に進めています。 そのため、最新バージョンの Microsoft JDBC ドライバーを使用することを強くおすすめします。

JRE 1.4 を使用しています。 JRE 1.4 と互換性があるのはどのドライバーですか。
SAP 製品を使用していて JRE 1.4 のサポートが必要なお客様は、SAP Service Marketplace にお問い合わせのうえ、1.2 Microsoft JDBC ドライバーを入手してください。

ドライバーは FIPS 検証済みのアルゴリズムを使用して通信できますか。
Microsoft JDBC Driver には暗号化アルゴリズムが含まれていません。 お客様が、Federal Information Processing Standards (FIPS) に準拠していると見なされるオペレーティング システム、アプリケーション、JVM アルゴリズムを使用して、これらのアルゴリズムを使用するドライバーを構成する場合、ドライバーは指定されたアルゴリズムのみを通信に使用します。 詳細については、「FIPS モード」を参照してください。

関連項目