Always On 可用性グループでのリモート BLOB ストア (RBS) の使用

適用対象:SQL Server

Always On 可用性グループ では、SQL Serverリモート BLOB ストア (RBS) の BLOB オブジェクトの高可用性およびディザスター リカバリー ソリューションを提供できます。 Always On 可用性グループ では、可用性データベースに格納されている RBS メタデータとスキーマをセカンダリ レプリカにレプリケートすることによってこれらを保護します。 これは SharePoint コンテンツ データベースです。 一般に、 SQL Server には、この RBS メタデータが BLOB とは別に格納されます。

次のように、RBS の BLOB データの保護は BLOB ストアの場所によって異なります。

BLOB ストアの場所 可用性グループによるこの BLOB データの保護
RBS メタデータを含む同じデータベース (RBS リモート FILESTREAM プロバイダーを使用して格納) はい
SQL Server の同じインスタンスにある別のデータベース (RBS リモート FILESTREAM プロバイダーを使用して格納) はい

このデータベースは、RBS メタデータを含むデータベースと同じ可用性グループに含めることをお勧めします。
SQL Server の別のインスタンスにある別のデータベース (RBS リモート FILESTREAM プロバイダーを使用して格納) はい

このデータベースは、別の可用性グループに含まれている必要があります。
サード パーティの BLOB ストア No

この BLOB データを保護するには、BLOB ストア プロバイダーの高可用性メカニズムを使用します。

制限事項

  • RBS Maintainer は、プライマリ レプリカで対象にする必要があります。

推奨事項

関連コンテンツ

参照

Always On クライアント接続 (SQL Server)
リモート BLOB ストア (RBS) [SQL Server]