データ ファイルとログ ファイルの既定の場所の表示または変更

適用対象:SQL Server - Windows のみ

データ ファイルとログ ファイルを保護するために、それらがアクセス制御リスト (ACL) によって保護されていることを確認します。 ACL は、ファイルを作成するディレクトリのルートに設定します。

Note

これらの手順は、Windows の SQL Server のみを対象としています。 SQL Server on Linux の既定の場所を変更するには、「mssql-conf ツールを使用して SQL Server on Linux を構成する」を参照してください。

SQL Server Management Studio を使用する

  1. オブジェクト エクスプローラーで、サーバーを右クリックし、[プロパティ] を選択します。

  2. その [プロパティ] ページの左側のパネルで、[データベースの設定] タブを選択します。

  3. [データベースの既定の場所] パネルに、新しいデータ ファイルと新しいログ ファイルの現在の既定の場所が表示されます。 既定の場所を変更するには、[データ] フィールドまたは [ログ] フィールドに新しい既定のパス名を入力するか、参照ボタンを選択してパス名を選択します。

  4. 既定の場所を変更した後、SQL Server サービスを停止して開始し、変更を完了する必要があります。

Transact-SQL の使用

注意事項

次の例では、拡張ストアド プロシージャを使用して、サーバー レジストリを変更します。 レジストリの変更の方法を誤った場合、深刻な問題が発生することがあります。 これらの問題が起きた場合、オペレーティング システムを再インストールしなければならない場合があります。 Microsoft は、これらの問題を解決できることを保証できません。 レジストリを変更する場合は、ご自分の責任で行ってください。

  1. データベース エンジンに接続します。

  2. 標準バーから、 [新しいクエリ] を選択します。

  3. 次の例をコピーし、クエリ ウィンドウに貼り付けます。 <path_*> 値を、データ ファイルとログ ファイルを配置する新しい場所に置き換えて、[実行] を選択します。

    USE [master];
    GO
    EXEC xp_instance_regwrite
        N'HKEY_LOCAL_MACHINE', N'Software\Microsoft\MSSQLServer\MSSQLServer',
        N'BackupDirectory',
        REG_SZ,
        N'<path_to_database_backup_files>'
    GO
    EXEC xp_instance_regwrite
        N'HKEY_LOCAL_MACHINE',
        N'Software\Microsoft\MSSQLServer\MSSQLServer',
        N'DefaultData',
        REG_SZ,
        N'<path_to_data_files>'
    GO
    EXEC xp_instance_regwrite
        N'HKEY_LOCAL_MACHINE',
        N'Software\Microsoft\MSSQLServer\MSSQLServer',
        N'DefaultLog',
        REG_SZ,
        N'<path_to_log_files>'
    GO
    
  4. 既定の場所を変更した後、SQL Server サービスを停止して開始し、変更を完了する必要があります。