レッスン 1-3:OLE DB 接続マネージャーを追加し、構成する

適用対象:SQL Server Azure Data Factory の SSIS Integration Runtime

データ ソースに接続するためのフラット ファイル接続マネージャーを追加したら、データの変換先に接続するための OLE DB 接続マネージャーを追加します。 パッケージに OLE DB 接続マネージャーを追加すれば、OLE DB 対応のデータ ソースからデータを抽出したり、OLE DB 対応のデータ ソースへデータを読み込んだりできるようになります。 OLE DB 接続マネージャーでは、接続に必要なサーバー、認証方法、既定のデータベースを指定できます。

この実習では、Windows 認証を使用して AdventureWorksDW2022 のローカル インスタンスに接続する OLE DB 接続マネージャーを作成します。 参照変換や OLE DB 変換先など、このチュートリアルで後ほど作成するその他のコンポーネントも、この OLE DB 接続マネージャーを参照します。

OLE DB 接続マネージャーを追加し、構成する

  1. [ソリューション エクスプローラー] ウィンドウで [接続マネージャー] を右クリックし、[新しい接続マネージャー] を選択します。

  2. [SSIS 接続マネージャーの追加] ダイアログで [OLEDB][追加] の順に選択します。

  3. [OLE DB 接続マネージャーの構成] ダイアログ ボックスで、[新規作成] を選択します。

  4. [サーバー名]に「 localhost」と入力します。

    サーバー名に localhost という名前を使用すると、接続マネージャーは、ローカル コンピューター上の SQL Server の既定のインスタンスに接続します。 SQL Serverのリモート インスタンスを使用するには、localhost ではなく、接続先のサーバー名を指定します。

  5. [サーバーにログオンする] で、 [Windows 認証を使用する] が選択されていることを確認します。

  6. [データベースへの接続] グループで、[データベース名の選択または入力] ボックスに「AdventureWorksDW2022」と入力するか、またはこのデータベースを一覧から選択します。

  7. [接続テスト] を選択し、指定した接続設定が有効であることを確認します。

  8. [OK] を選択します。

  9. [OK] を選択します。

  10. [接続マネージャー] ウィンドウで、[localhost.AdventureWorksDW2022] が選択されていることを確認します。

次のタスクに進む

手順 4:データ フロー タスクをパッケージに追加する

関連項目

[キャッシュなし]