Linux での SQL Server のレプリケーション

適用対象:SQL Server - Linux

SQL Server 2017 (14.x) (CU18) 以降では、SQL Server on Linux のインスタンス用の SQL Server レプリケーションがサポートされています。

SQL Server Management Studio (SSMS) のレプリケーション ストアド プロシージャを使用して、Linux 上でレプリケーションを構成します。

SQL Server インスタンスは、任意のレプリケーション ロールに参加できます。

  • Publisher
  • ディストリビューター
  • サブスクライバー (Subscriber)

レプリケーション スキーマでは、オペレーティング システムのプラットフォームを混在させて一致させることができます。 たとえば、レプリケーション スキーマにはパブリッシャーとディストリビューターの SQL Server on Linux インスタンスを入れることができ、サブスクライバーには SQL Server on Windows と SQL Server on Linux の インスタンスを入れることができます。

Linux 上の SQL Server インスタンスは、任意の種類のレプリケーションに参加できます。

  • トランザクション
  • スナップショット

レプリケーションの詳細については、「SQL Server レプリケーション」を参照してください。

サポートされている機能

次のレプリケーション機能がサポートされています。

  • スナップショット レプリケーション
  • トランザクション レプリケーション
  • 既定以外のポートを使用するレプリケーション
  • Active Directory 認証を使用したレプリケーション
  • Windows と Linux 間でのレプリケーションの構成
  • トランザクション レプリケーションの即時更新

制限事項

次の機能はサポートされていません:

  • マージ レプリケーション
  • ピア ツー ピア レプリケーション
  • Oracle パブリッシュ