通知 (マスター データ サービス)

適用対象: SQL Server - Windows のみ Azure SQL Managed Instance

マスター データ サービスは、ビジネス ルールの検証が失敗したとき、モデル バージョンの状態が変更されたとき、または変更セットの状態が変更されたときに、電子メール通知を送信するように設定できます。

通知の送信方法

マスター データ サービス構成マネージャーで通知を設定します。 マスター データ サービス データベースをホストする SQL Server データベース エンジンのインスタンスのデータベース メールを使用することで、通知により電子メール メッセージが送信されます。 データベース メールの詳細については、SQL Server オンライン ブックの「データベース メール構成オブジェクト」を参照してください。

通知の送信タイミング

通知を構成すると、以降は次のインスタンスで自動の電子メール通知を送信できます。

インスタンス 説明
データがビジネス ルール検証に失敗した場合 属性値がビジネス ルールの検証に失敗した場合に電子メールを送信するように、個々のビジネス ルールを構成する必要があります。 通知には次の情報が含まれます。

モデル

バージョン

エンティティ

メンバー コード

失敗したビジネス ルール

その属性値によってビジネス ルールが失敗したメンバーへのリンク

通知発行時間

詳細については、「通知を送信するようにビジネス ルールを構成 (マスター データ サービス)を参照してください。
モデル バージョンの状態が変わった場合 モデル バージョンの状態が変わるたびに、モデル管理者であるユーザーは自動的に通知を受け取ります。 通知には次の情報が含まれます。

モデル

バージョン

バージョンの前の状態と新しい状態

通知発行時間

詳細については、「管理者 (マスター データ サービス)」を参照してください。
変更セットの状態の変更 承認を必要とするエンティティに対する変更セットの状態が変更されるたびに、エンティティの管理者または変更セットの所有者、あるいはその両方が自動的に通知を受信します。 通知には次の情報が含まれます。

モデル

バージョン

変更セットの名前

前の状態

新しいステータス

保留中の変更内容を表示および変更するために変更セットを適用するリンク

詳細については、「変更セット (マスター データ サービス)」を参照してください。

システム設定

マスター データ サービス構成マネージャーには、通知に影響する設定があります。 これらの設定は、マスター データ サービス構成マネージャーで調整するか、直接マスター データ サービス データベースの [システム設定] テーブルで調整することができます。 詳細については、「システム設定 (マスター データ サービス)」を参照してください。

タスクの説明 トピック
電子メール通知を送信するようにマスター データ サービスを構成します。 電子メール通知の設定 (マスター データ サービス)
属性値の変更時に通知を送信するようにマスター データ マネージャーを構成します。 通知を送信するようにビジネス ルールを構成 (マスター データ サービス)