MDX データ操作 - CALL

現在のスコープ内または必要に応じて、指定したキューブで void を返すストアド プロシージャを実行します。

構文

  
CALL SP_Name   
   [ (SP_Argument   
      [, SP_Argument ,...n]  
      ) ]   
[ONCube_Expression]  

引数

SP_Name
ストアド プロシージャの名前を指定する有効な文字列式です。

SP_Argument
呼び出したストアド プロシージャに渡す引数を指定する有効な文字列式です。

Cube_Expression
キューブの名前を指定する有効な文字列キューブ式です。

解説

CALL ステートメントは、指定したストアド プロシージャに対して 1 つ以上の引数を含め、必要に応じて、指定された登録済みストアド プロシージャを実行します。 CALL ステートメントは、void を返すストアド プロシージャでのみ使用されます。 MDX 式の中でこのステートメントと他の関数や演算子を併用することはできません。 値を返す登録済みのストアド プロシージャについては、MDX 式の中で直接呼び出すことも、MDX の他の関数や演算子と併用することも可能です。

キューブが指定されていない場合、ステートメントは現在のキューブでストアド プロシージャを実行します。

注意

ストアド プロシージャがクライアントに登録されていない場合、 CALL ステートメントは Analysis Services のインスタンスからストアド プロシージャの呼び出しを試みます。

参照

MDX データ操作ステートメント (MDX)
ストアド プロシージャの使用 (MDX)