INSERT - SQL コマンド

指定したフィールド値を含むテーブルの末尾にレコードを追加します。

Visual FoxPro ODBC ドライバーでは、このコマンドのネイティブ Visual FoxPro 言語構文がサポートされています。 ドライバー固有の情報については、「解説」を参照してください。

構文

  
INSERT INTO dbf_name [(fname1 [, fname2, ...])]  
   VALUES (eExpression1 [, eExpression2, ...])  

引数

insert into dbf_name
新しいレコードを追加するテーブルの名前を指定します。 dbf_name パスを含め、名前式を指定できます。

指定したテーブルが開いていない場合は、新しい作業領域でのみ開き、新しいレコードがテーブルに追加されます。 新しい作業領域は選択されていません。現在の作業領域は選択されたままです。

指定したテーブルが開いている場合は、INSERT によって新しいレコードがテーブルに追加されます。 テーブルが現在の作業領域以外の作業領域で開いている場合、レコードが追加された後は選択されません。現在の作業領域は選択されたままです。

[( fname1[, fname2[, ...]])]
新しいレコードで、値が挿入されるフィールドの名前を指定します。

VALUES ( eExpression1[, eExpression2[, ...]])
新しいレコードに挿入されるフィールド値を指定します。 フィールド名を省略する場合は、テーブル構造で定義された順序でフィールド値を指定する必要があります。

注釈

新しいレコードには、VALUES 句に一覧表示されているデータが含まれています。

ドライバーの備考

アプリケーションが ODBC SQL ステートメント INSERT をデータ ソースに送信すると、Visual FoxPro ODBC Driver は、変換なしでコマンドを Visual FoxProINSERT コマンドに変換します。

参照

CREATE TABLE - SQL コマンド
SELECT - SQL コマンド