SET PATH コマンド

ファイル検索のパスを指定します。 ドライバー固有の情報については、「解説」を参照してください。

構文

  
SET PATH TO [Path]  

引数

TO [ パス]
Visual FoxPro で検索するディレクトリを指定します。 ディレクトリを区切るには、コンマまたはセミコロンを使用します。

注釈

SET PATH を使用すると、ストアド プロシージャ内で呼び出すことができる他の Visual FoxPro プログラムの検索パスを指定できます。 SET PATH は、接続に指定したデータ ソースのパスを変更しません。

既定のディレクトリまたはフォルダーへのパスを復元するには、 パス を指定せずにパスをに設定するを発行します。

ドライバーの備考

ストアド プロシージャで SET PATH を発行すると、次の関数とコマンドでは無視されます。

  • SQLTablesSQLColumns などのカタログ関数は、新しいパスを無視し、SQLPrepare または SQLExecDirect のデータ ソースによって指定されたパスを引き続き参照します。

  • SELECT、INSERT、UPDATE、DELETE、CREATE TABLE などのコマンドは、新しいパスを無視し、 SQLPrepare または SQLExecDirect のデータ ソースで指定されたパスを引き続き参照します。

ストアド プロシージャで SET PATH を発行し、その後パスを元の状態に戻さない場合、データベースへの他の接続では新しいパスが使用されます (SET PATH はデータ セッションのスコープに設定されていないため)。

データ ソースで指定されたディレクトリ以外のディレクトリ内のテーブルを作成、選択、または更新する場合は、コマンドを使用してファイルの完全なパスを指定します。

参照

ODBC Visual FoxPro セットアップ ダイアログ ボックス
SQLColumns (Visual FoxPro ODBC ドライバー)
SQLDriverConnect (Visual FoxPro ODBC ドライバー)
SQLTables (Visual FoxPro ODBC ドライバー)