UPDATE - SQL コマンド

新しい値を持つテーブル内のレコードをUpdatesします。

Visual FoxPro ODBC ドライバーでは、このコマンドのネイティブ Visual FoxPro 言語構文がサポートされています。 ドライバー固有の情報については、「 ドライバーの解説」を参照してください。

構文

  
UPDATE [DatabaseName1!]TableName1  
SET Column_Name1 = eExpression1  
   [, Column_Name2 = eExpression2 ...]  
   WHERE FilterCondition1 [AND | OR FilterCondition2 ...]  

引数

UPDATE [ DatabaseName1!] TableName1
レコードが新しい値で更新されるテーブルを指定します。

DatabaseName1! は、テーブルを含むデータ ソースで指定されたデータベース以外のデータベースの名前を指定します。 データベースが現在の名前でない場合は、テーブルを含むデータベースの名前を含める必要があります。 データベース名の後とテーブル名の前に感嘆符 (!) 区切り記号を含めます。

SET Column_Name1= eExpression1[, Column_Name2= eExpression2
更新される列とその新しい値を指定します。 WHERE 句を省略すると、列内のすべての行が同じ値で更新されます。

WHERE FilterCondition1[AND |OR FilterCondition2...]
新しい値で更新されるレコードを指定します。

FilterCondition は、レコードが新しい値で更新するために満たす必要がある条件を指定します。 必要な数のフィルター条件を含め、AND 演算子または OR 演算子に接続できます。 NOT 演算子を使用して論理式の値を逆にすることも、EMPTY( ) を使用して空のフィールドをチェックすることもできます。

注釈

UPDATE - SQL では、1 つのテーブル内のレコードのみを更新できます。

REPLACE とは異なり、UPDATE - SQL では、共有アクセス用に開かれたテーブル内の複数のレコードを更新するときに、レコード ロックが使用されます。 これにより、マルチユーザーの状況でのレコードの競合が減少しますが、パフォーマンスが低下する可能性があります。 パフォーマンスを最大限に高めるには、テーブルを開いて排他的に使用するか、 FLOCK( ) を使用してテーブルをロックします。

ドライバーの備考

アプリケーションが ODBC SQL ステートメント UPDATE をデータ ソースに送信すると、Visual FoxPro ODBC ドライバーは、変換なしでコマンドを Visual FoxProUPDATE コマンドに変換します。

参照

DELETE - SQL コマンド
INSERT - SQL コマンド