スクロール可能なカーソルの種類

スクロール可能な カーソルには、静的、動的、キーセット ドリブン、および混合の 4 種類があります。 静的カーソルは、ほとんどまたはまったく変更を検出しませんが、実装するには比較的安価です。 動的カーソルは、すべての変更を検出しますが、実装にコストがかかります。 キーセット ドリブン カーソルと混合カーソルが中間に位置し、ほとんどの変更を検出しますが、動的カーソルよりもコストは低くなります。

スクロール可能なカーソルの各種類の特性を定義するには、次の用語を使用します。

  • カーソルによる更新、削除、挿入。 SQLBulkOperations または SQLSetPos の呼び出し、または位置指定された更新ステートメントまたは削除ステートメントを使用して、カーソルを介して行われた更新、削除、挿入。

  • その他の更新、削除、挿入。 同じトランザクション内の他の操作によって行われたもの、他のトランザクションを介して行われたもの、および他のアプリケーションによって行われたものも含め、カーソルによって行われなかった更新、削除、挿入。

  • メンバーシップ。 結果セット内の行のセット。

  • 順序。 カーソルによって行が返される順序。

  • 値。 結果セット内の各行の値。

データを更新、削除、挿入する方法については、「データの更新の概要」を参照してください。

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