データ コレクターのプロパティの構成

適用対象:SQL Server

この記事では、データ コレクターのプロパティを構成する方法について説明します。

[データ コレクション] のプロパティ ([全般] タブ)

このページを使用すると、管理データ ウェアハウスの設定を構成し、収集したデータをデータ ウェアハウスにアップロードするまで格納しておく場所を指定できます。

[データ コレクションの有効化]

このチェックボックスを選択して、データ コレクションを有効にします。 これは、sp_syscollector_enable_collector ストアド プロシージャを実行する場合と同じ効果があります。 このチェックボックスをオフにすると、データ コレクションが無効になり、sp_syscollector_disable_collector ストアド プロシージャを実行した場合と同じ結果になります。

[サーバー]

管理データ ウェアハウスをホストするサーバーの名前が表示されます。

データベース名

管理データ ウェアハウスに使用されるリレーショナル データベースの名前が表示されます。

接続テスト

データ コレクションの構成時に指定した情報を使用して、 [サーバー] で指定したサーバーへの接続をテストします。

[キャッシュ ディレクトリ]

収集したデータを管理データ ウェアハウスにアップロードするまで格納しておく、データを収集したシステム上のディレクトリを指定します。 キャッシュ ディレクトリ が指定されていない場合、データ コレクターは %TEMP% 環境変数と %TMP% 環境変数を探し、これらの場所を一時ストレージの既定の場所として使用しようとします。 これらの環境変数が構成されていない場合はエラーが発生し、キャッシュ ディレクトリを作成するよう求めるメッセージが表示されます。

[データ コレクション] のプロパティ ([詳細設定] タブ)

このページを使用すると、管理データ ウェアハウスへの接続の再試行の設定を構成できます。

[アップロード失敗時の再試行回数]

アップロードが失敗した場合に、管理データ ウェアハウスへのアップロードを再試行する回数を指定します。 既定値は 1 です。