データ ソースからの切断

適用対象:SQL ServerAzure SQL DatabaseAzure SQL Managed InstanceAzure Synapse AnalyticsAnalytics Platform System (PDW)

データ ソースの使用が完了すると、アプリケーションは SQLDisconnect を呼び出します。 SQLDisconnect は、 接続に割り当てられているステートメントを解放し、ドライバーをデータ ソースから切断します。 切断後、アプリケーションは SQLFreeHandle を呼び出して接続ハンドルを解放できます。 終了する前に、アプリケーションは SQLFreeHandle を呼び出して環境ハンドルを解放します。

切断後は、割り当てられていた接続ハンドルを再利用して、別のデータ ソースに接続したり、同じデータ ソースに再接続したりできます。 切断してから後で再接続するか、接続した状態を維持するかを決める際、アプリケーションの作成者は各操作の相対コストを考慮する必要があります。 接続メディアによっては、データ ソースに接続し、接続した状態を維持するのに比較的コストがかかる場合があります。 両者を比較検討する場合は、アプリケーションで同じデータ ソースに追加操作が行われる可能性やタイミングについて想定することも必要です。 また、アプリケーションで複数の接続が必要になる場合もあります。

参照

SQL Server との通信 (ODBC)