定義済みのレプリケーションの警告の構成 (SQL Server Management Studio)

適用対象:SQL Server

レプリケーションには、以下の定義済みの警告が用意されています。これらは、レプリケーション イベントに応答するように構成できます。

• レプリケーション: エージェントが成功しました

• レプリケーション: エージェントが失敗しました

• レプリケーション: エージェントを再試行します

• レプリケーション: 有効期限の切れたサブスクリプションを削除しました

• レプリケーション: データ検証で問題が見つかった後、サブスクリプションが再初期化されました

• レプリケーション: サブスクライバーでデータ検証で問題が見つかりました

• レプリケーション: サブスクライバーでデータ検証を正常に終了しました

• レプリケーション: エージェントのカスタム シャットダウン

Microsoft SQL Server Management Studio の [アラート] フォルダー、またはレプリケーション モニターの [警告] タブからこれらの警告を構成できます。 このタブにアクセスする方法の詳細については、「レプリケーション モニターを使用して情報を表示し、タスクを実行する」を参照してください。

これらの警告に加え、レプリケーション モニターでは、ステータスおよびパフォーマンスに関連する一連の警告を使用できます。 詳細については、「 Set Thresholds and Warnings in Replication Monitor」を参照してください。 SQL Server 警告システムを使用して、他のレプリケーション イベントの警告を定義することもできます。 詳細については、「ユーザー定義イベントの作成」を参照してください。

Management Studio で定義済みのレプリケーションの警告を構成するには

1. Management Studio でディストリビューターに接続して、サーバー ノードを展開します。

2. [SQL Server エージェント] フォルダーを展開して、 [警告] フォルダーを展開します。

3. レプリケーションの警告を右クリックし、 [プロパティ]をクリックします。

4. [<AlertName> 警告のプロパティ] ダイアログ ボックスのオプションを設定します。

   • [全般] ページで [有効化]をクリックし、警告を適用するデータベースを指定します。

   • [応答] ページで、電子メールを送信するかどうか、または、ジョブを実行するかどうかを指定します。

     警告が "レプリケーション: サブスクライバーでデータの入力規則に関する問題が見つかりました" である場合は、レプリケーションがこの警告で使用する応答ジョブを指定できます。[ジョブの実行] を選択し、参照ボタン ([...]) をクリックします。[ジョブの検索] ダイアログ ボックスで、[参照] をクリックします。 [オブジェクトの参照] ダイアログ ボックスで、 [データ検証で問題が見つかったサブスクリプションの再初期化]をクリックします。 両方の開いているダイアログ ボックスで、 [OK] をクリックします。 ジョブを実行するとき、サブスクリプションを再初期化するストアド プロシージャへのリモート プロシージャ コール (RPC) が使用されます。 パブリッシャーがリモート ディストリビューターを使用する場合、パブリッシャーでリモート サーバー ログインを定義して、ディストリビューターからパブリッシャーへの RPC を実行可能にする必要があります。

   • [オプション] ページで、応答のテキストをカスタマイズします。

5. [OK] を選択します。

レプリケーション モニターでしきい値に対する警告を構成するには

1. [警告] タブで、 [警告の構成]をクリックします。

2. [レプリケーションの警告の構成] ダイアログ ボックスで警告を選択し、 [構成]をクリックします。

3. [<AlertName> 警告のプロパティ] ダイアログ ボックスのオプションを設定します。

   • [全般] ページで [有効化]をクリックし、警告を適用するデータベースを指定します。

   • [応答] ページで、電子メールを送信するかどうか、または、ジョブを実行するかどうかを指定します。

     警告が "レプリケーション: サブスクライバーでデータの入力規則に関する問題が見つかりました" である場合は、レプリケーションがこの警告で使用する応答ジョブを指定できます。[ジョブの実行] を選択し、参照ボタン ([...]) をクリックします。[ジョブの検索] ダイアログ ボックスで、[参照] をクリックします。 [オブジェクトの参照] ダイアログ ボックスで、 [データ検証で問題が見つかったサブスクリプションの再初期化]をクリックします。 両方の開いているダイアログ ボックスで、 [OK] をクリックします。 ジョブを実行するとき、サブスクリプションを再初期化するストアド プロシージャへのリモート プロシージャ コール (RPC) が使用されます。 パブリッシャーがリモート ディストリビューターを使用する場合、パブリッシャーでリモート サーバー ログインを定義して、ディストリビューターからパブリッシャーへの RPC を実行可能にする必要があります。

   • [オプション] ページで、応答のテキストをカスタマイズします。

4. [OK] を選択します。

5. [閉じる] をクリックします。

参照

レプリケーション エージェント イベントに対する警告の使用