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ダイジェストのアップロードを監視する

適用対象: SQL Server 2022 (16.x) Azure SQL DatabaseAzure SQL Managed Instance

Azure SQL Database の[メトリック] ビューで、Azure portal で失敗および成功したレジャー ダイジェストのアップロードを監視できます。

Metrics view of the Azure SQL Database failed and successful ledger digest uploads in the Azure portal.

SQL Server の拡張イベントを使用すると、失敗および成功したレジャーダイジェストのアップロードを監視できます。 拡張イベント セッションで ledger_digest_upload_failedledger_digest_upload_success のイベントを選択します。

Azure SQL Managed Instance の拡張イベントを使用して、失敗および成功したレジャーダイジェストのアップロードを監視できます。 拡張イベント セッションで ledger_digest_upload_failedledger_digest_upload_success のイベントを選択します。

ダイジェストのアップロード アラートに関する推奨事項

ダイジェストのアップロードに失敗したときに通知を受け取るには、失敗したレジャー ダイジェストのアップロードにアラートを構成することをお勧めします。 ストレージ アカウントまたはネットワーク構成に対するアクセス許可が取り消され、ストレージ アカウントにアクセスできなくなるため、エラーが発生する可能性があります。 必要に応じて、レジャー ダイジェストのアップロードが成功した場合にアラートを構成することもできます。 他のユーザーがダイジェストの自動アップロードを無効にした結果、成功したレジャー ダイジェストのアップロードの数が特定の値以下またはゼロに減少した場合、アラートはこの問題に注意を引くのに役立ちます。 この場合、明示的に無効になっているダイジェスト アップロードは失敗とは見なされません。

イベント番号 37417 - レジャー ダイジェストのアップロード失敗に対して、アラートを構成することをお勧めします。 アラートは、SQL Agent アラートまたは任意のサード パーティの監視ツールを使用して構成できます。

カスタム SQL エージェント ジョブを使用して、拡張イベント セッションの読み込みと処理を行い、データベース メールを使用してアラートを行うことをお勧めします。 代替案として、何らかの理由でデータベース メールを使用できない場合に備えて、スケジュールされた Azure 関数を使用します。