sys.dm_db_missing_index_groups (Transact-SQL)
適用対象:SQL Server (サポートされているすべてのバージョン)
Azure SQL Database
Azure SQL Managed Instance
この DMV は、特定のインデックス グループに存在しないインデックスに関する情報を返します。
Azure SQL Database では、動的管理ビューでは、データベースの包含に影響を与える情報を公開したり、ユーザーがアクセスできる他のデータベースに関する情報を公開したりすることはできません。 この情報を公開しないように、接続されているテナントに属していないデータを含む行はすべて除外されます。
列名 | データ型 | 説明 |
---|---|---|
index_group_handle | int | 欠落インデックス グループの識別子 |
index_handle | int | index_group_handle で示されたグループに属する、欠落インデックスの識別子 インデックス グループには、インデックスが 1 つだけ含まれます。 |
解説
返される sys.dm_db_missing_index_groups
情報は、クエリ オプティマイザーによってクエリが最適化され、永続化されていない場合に更新されます。 不足しているインデックス情報は、データベース エンジンが再起動されるまでのみ保持されます。 データベース管理者が、サーバーのリサイクル後にインデックス情報を保持する場合は、不足しているインデックス情報のバックアップ コピーを定期的に作成すると便利な場合があります。 データベース エンジンが最後に起動された時刻を調べるには、sys.dm_os_sys_info の sqlserver_start_time
を使用します。
出力結果セットの列はどちらもキーではありませんが、組み合わせるとインデックス キーになります。
注意
この DMV の結果セットは 600 行に制限されています。 各行には、不足しているインデックスが 1 つ含まれています。 600 を超えるインデックスがない場合は、新しいインデックスを表示できるように、既存の不足しているインデックスに対処する必要があります。
アクセス許可
この動的管理ビューをクエリするには、VIEW SERVER STATE 権限、または VIEW SERVER STATE が暗黙的に与えられる権限が許可されている必要があります。
次の手順
不足しているインデックス機能の詳細については、次の記事を参照してください。