sys.fn_hadr_backup_is_preferred_replica (Transact-SQL)

適用対象:SQL Server

現在のレプリカが推奨されるバックアップ レプリカであるかどうかを決定するために使用されます。

Transact-SQL 構文表記規則

構文

sys.fn_hadr_backup_is_preferred_replica ( 'dbname' )  

引数

'dbname'
バックアップするデータベースの名前を指定します。 dbname は sysname 型です。

返品

現在のインスタンス上のデータベースが優先レプリカ上にある場合は、データ型 bool: 1 を返します。それ以外の場合は 0 です。

解説

バックアップ スクリプトでこの関数を使用して、現在のデータベースがバックアップに適したレプリカ上にあるかどうかを判断します。 すべての可用性レプリカでスクリプトを実行できます。 これらの各ジョブは同じデータを調べて実行するジョブを決定するため、スケジュールされたジョブの 1 つだけが実際にバックアップ ステージに進みます。 サンプル コードは次のようになります。

If sys.fn_hadr_backup_is_preferred_replica( @dbname ) <> 1   
BEGIN  
-- If this is not the preferred replica, exit (probably without error).
      Select 'This is not the preferred replica, exiting with success';  
END  
-- If this is the preferred replica, continue to do the backup.  
  /* actual backup command goes here */

A. sys.fn_hadr_backup_is_preferred_replica を使用する

次の例では、現在のデータベースが優先バックアップ レプリカである場合、1 を返します。

SELECT sys.fn_hadr_backup_is_preferred_replica ('TestDB');  
GO  

関連タスク

参照

Always On 可用性グループ関数 (Transact-SQL)
Always On 可用性グループ (SQL Server)
CREATE AVAILABILITY GROUP (Transact-SQL)
ALTER AVAILABILITY GROUP (Transact-SQL)
アクティブなセカンダリ: セカンダリ レプリカでのバックアップ (Always On 可用性グループ)、Always On 可用性グループ カタログ ビュー (Transact-SQL)