SQL Server 2019:ハードウェアとソフトウェアの要件

適用対象: はいSQL Server (サポートされているすべてのバージョン) - Windows のみ はいAzure SQL Managed Instance

この記事では、Windows オペレーティング システムでの SQL Server 2019 (15.x) のインストールと実行に必要な最低限のハードウェア要件とソフトウェア要件について説明します。

他のバージョンの SQL Server のハードウェア要件とソフトウェア要件については、以下を参照してください。

ハードウェア要件

次に示すメモリおよびプロセッサの要件は SQL Serverのすべてのエディションに適用されます。

コンポーネント 要件
ハード ディスク SQL Server では 6 GB 以上のハード ディスク空き容量が必要です。

必要となるディスク空き容量は、インストールする SQL Server のコンポーネントに応じて異なります。 詳細については、この記事で後述する「必要なハード ディスク空き容量」を参照してください。 データ ファイルでサポートされているストレージの種類の詳細については、「 Storage Types for Data Files」を参照してください。
モニター SQL Server では Super-VGA (800x600) 以上の解像度のモニターが必要です。
インターネット インターネット機能にはインターネット アクセス (有料) が必要です。
メモリ * 最小:

Express Edition: 512 MB

他のすべてのエディション: 1 GB

推奨:

Express Edition: 1 GB

他のすべてのエディション: 4 GB 以上。最適なパフォーマンスを確保するために、データベースのサイズが大きくなるにつれて増やす必要があります。
プロセッサの速度 最小: x64 プロセッサ:1.4 GHz

推奨: 2.0 GHz 以上
プロセッサの種類 x64 プロセッサ: AMD Opteron、AMD Athlon 64、Intel Xeon (Intel EM64T 対応)、Intel Pentium IV (EM64T 対応)

注意

SQL Server は x64 プロセッサでのみイントールできます。 X86 プロセッサではインストールできません。

*Data Quality Services (DQS) の Data Quality サーバー コンポーネントをインストールする場合の最小メモリ要件は 2 GB の RAM で、SQL Server の最小メモリ要件とは異なります。 DQS のインストールの詳細については、「 Install Data Quality Services」を参照してください。

ソフトウェア要件

次の要件は、すべてのインストールに適用されます。

コンポーネント 要件
オペレーティング システム Windows 10 TH1 1507 以降

Windows Server 2016 以降

.NET Framework 最小限のオペレーティング システムには、最小限の .NET Framework が含まれています。
ネットワーク ソフトウェア SQL Server でサポートされるオペレーティング システムにはネットワーク ソフトウェアが組み込まれています。 スタンドアロン インストールの名前付きおよび既定のインスタンスでは、次のネットワーク プロトコルがサポートされています。共有メモリ、名前付きパイプ、および TCP/IP。

SQL Server セットアップを実行すると、製品に必要な以下のソフトウェア コンポーネントがインストールされます。

  • SQL Server Native Client
  • SQL Server セットアップ サポート ファイル

重要

PolyBase 機能には、ハードウェアとソフトウェアに追加の要件があります。 詳細については、「 PolyBase 入門」を参照してください。

オペレーティング システムのサポート

次の表では、Windows のバージョンと SQL Server 2019 (15.x) のエディションとの互換性を示します。

SQL Server エディション: Enterprise Developer Standard Web Express
Windows Server 2022 Datacenter はい はい はい はい はい
Windows Server 2022 Datacenter: Azure Edition はい はい はい はい はい
Windows Server 2022 Standard はい はい はい はい はい
Windows Server 2019 Datacenter はい はい はい はい はい
Windows Server 2019 Standard はい はい はい はい はい
Windows Server 2019 Essentials はい はい はい はい はい
Windows Server 2016 Datacenter はい はい はい はい はい
Windows Server 2016 Standard はい はい はい はい はい
Windows Server 2016 Essentials はい はい はい はい はい
Windows 10 IoT Enterprise いいえ はい はい いいえ はい
Windows 10 Enterprise いいえ はい はい いいえ はい
Windows 10 Professional いいえ はい はい いいえ はい
Windows 10 Home いいえ はい はい いいえ はい
   

Server Core サポート

SQL Server 2019 (15.x) のインストールは、次のエディションの Windows Server の Server Core モードでサポートされます。

Windows Server 2022 Core

Windows Server 2019 Core

Windows Server 2016 Core

Server Core への SQL Server のインストールの詳細については、「Server Core への SQL Server のインストール」を参照してください。

言語間サポート

各言語にローカライズされた SQL Server をインストールする場合の言語間サポートと注意点の詳細については、「SQL Server のローカル言語版」を参照してください。

必要なディスク領域

SQL Serverのインストール中は、Windows インストーラーによってシステム ドライブ上に一時ファイルが作成されます。 したがって、セットアップを実行して SQL Serverをインストールまたはアップグレードする前に、これらの一時ファイル用に 6.0 GB 以上の空き容量がシステム ドライブにあることを確認してください。 この要件は、既定以外のドライブに SQL Server コンポーネントをインストールする場合にも適用されます。

実際に必要なハード ディスク空き容量は、システム構成と、インストールする機能によって異なります。 次の表は、 SQL Server の各コンポーネントに必要なディスク空き容量を示しています。

機能 必要なディスク空き容量
データベース エンジン とデータ ファイル、レプリケーション、フルテキスト検索、および Data Quality Services 1480 MB
データベース エンジン (上記と同じ) と R Services (データベース内) 2744 MB
データベース エンジン (上記と同じ) と外部データ用 PolyBase クエリ サービス 4194 MB
Analysis Services およびデータ ファイル 698 MB
Reporting Services 967 MB
Microsoft R Server (スタンドアロン) 280 MB
Reporting Services - SharePoint 1203 MB
Reporting Services SharePoint 製品用アドイン 325 MB
Data Quality クライアント 121 MB
クライアント ツール接続 328 MB
Integration Services 306 MB
クライアント コンポーネント ( SQL Server オンライン ブック コンポーネントと Integration Services ツール以外) 445 MB
マスター データ サービス 280 MB
SQL Server オンライン ブック コンポーネント (ヘルプ コンテンツを表示し、管理する)* 27 MB
すべての機能 8030 MB

*ダウンロードされるオンライン ブック コンテンツに必要なディスク領域は 200 MB です。

データ ファイルのストレージの種類

データ ファイルでサポートされているストレージの種類は、次のとおりです。

  • ローカル ディスク
    • SQL Server は現在、標準のネイティブ セクター サイズである 512 バイトと 4 KB のディスク ドライブに対応しています。 ハード ディスクのセクター サイズが 4 KB を超える場合、それに SQL Server データ ファイルを格納しようとするとエラーが発生することがあります。 SQL Server でサポートされているハード ディスク セクターのサイズに関する詳細については、SQL Server でのハード ディスク ドライブ セクターのサイズのサポート範囲に関するページを参照してください。
    • SQL Server フェールオーバー クラスターのインストールでは、tempdb ファイルをインストールする場合のみローカル ディスクがサポートされます。 tempdb のデータ ファイルおよびログ ファイルに指定されたパスが、すべてのクラスター ノードで有効であることを確認してください。 フェールオーバー中に、tempdb のディレクトリがフェールオーバーのターゲット ノード上で利用できない場合、 SQL Server リソースはオンラインへの移行に失敗します。
  • ストレージの共有
  • 記憶域スペース ダイレクト (S2D)
  • SMB ファイル共有
    • スタンドアロン インストールやクラスター化されたインストールでは、 Analysis Services データ ファイルに対して SMB ストレージはサポートされていません。 代わりに、直接アタッチされたストレージ、ストレージ エリア ネットワーク、または S2D を使用してください。
    • SMB ストレージは、Windows ファイル サーバーまたはサード パーティ SMB ストレージ デバイスによってホストされます。 Windows ファイル サーバーが使用される場合、Windows ファイル サーバーのバージョンは 2008 以降である必要があります。 ストレージ オプションとして SMB ファイル共有をとして使用する SQL Server のインストールの詳細については、ストレージ オプションとして SMB ファイル共有ストレージを使用して SQL Server をインストールする方法に関するページを参照してください。

ドメイン コントローラーへの SQL Server のインストール

セキュリティ上の理由から、ドメイン コントローラーには SQL Server をインストールしないことをお勧めします。 SQL Server のセットアップ時にインストールが中止されることはありませんが、次の制限事項が適用されます。

  • ローカル サービス アカウントを使用して、ドメイン コントローラー上で SQL Server サービスを実行することはできません。
  • コンピューターに SQL Server をインストールした後で、そのコンピューターをドメイン メンバーからドメイン コントローラーに変更することはできません。 ホスト コンピューターをドメイン コントローラーに変更する前に、 SQL Server をアンインストールする必要があります。
  • コンピューターに SQL Server をインストールした後で、そのコンピューターをドメイン コントローラーからドメイン メンバーに変更することはできません。 ホスト コンピューターをドメイン メンバーに変更する前に、 SQL Server をアンインストールする必要があります。
  • SQL Server フェールオーバー クラスター インスタンスは、クラスター ノードがドメイン コントローラーの場合はサポートされません。
  • SQL Server は、読み取り専用ドメイン コントローラーではサポートされません。 SQL Server セットアップでは、読み取り専用ドメイン コントローラーにセキュリティ グループを作成したり SQL Server サービス アカウントを準備したりすることはできません。 この場合、セットアップは失敗します。
  • SQL Server フェールオーバー クラスター インスタンスは、読み取り専用ドメイン コントローラーのみにアクセスできる環境ではサポートされません。

インストール メディア

関連するインストール メディアは、次の場所から入手できます。

または、SQL Server を既に実行している Azure 仮想マシンを作成することもできます。ただし、仮想マシン上の SQL Server は、仮想化のオーバーヘッドのためにネイティブで実行するよりも低速になります。

次のステップ

SQL Server のインストールのためのハードウェアとソフトウェアの要件を確認したら、SQL Server のインストール計画を開始したり、SQL Server のセキュリティに関する考慮事項を確認したりできます。