KEY_GUID (Transact-SQL)

適用対象:SQL ServerAzure SQL DatabaseAzure SQL Managed Instance

データベース内の対称キーの GUID を返します。

Transact-SQL 構文表記規則

構文

Key_GUID( 'Key_Name' )  

Note

SQL Server 2014 (12.x) 以前のバージョンの Transact-SQL 構文を確認するには、以前のバージョンのドキュメントを参照してください。

引数

'Key_Name'
データベース内の対称キーの名前を指定します。

戻り値の型

uniqueidentifier

解説

キーの作成時に ID 値が指定された場合、その GUID はその ID 値の MD5 ハッシュです。 ID 値が指定されなかった場合は、サーバーによって GUID が生成されています。

一時キーの場合、キー名の先頭は番号記号 (#) でなければなりません。

アクセス許可

一時キーは、そのキーが作成されたセッションでのみ使用できます。したがって、アクセスに必要な権限はありません。 一時キーでないキーにアクセスするには、呼び出し側がそのキーに対して権限を持っている必要があり、またキーに対する VIEW 権限が拒否されていないことが条件となります。

次の例では、ABerglundKey1 という対称キーの GUID を返します。

SELECT Key_GUID('ABerglundKey1');  

参照

CREATE SYMMETRIC KEY (Transact-SQL)
sys.symmetric_keys (Transact-SQL)
sys.key_encryptions (Transact-SQL)