LOG (Transact-SQL)

適用対象:SQL ServerAzure SQL DatabaseAzure SQL Managed InstanceAzure Synapse AnalyticsAnalytics Platform System (PDW)Microsoft Fabric の SQL 分析エンドポイントMicrosoft Fabric のウェアハウス

指定したの自然対数を返します float 内の式 SQL Serverです。

Transact-SQL 構文表記規則

構文

-- Syntax for SQL Server, Azure SQL Database  
  
LOG ( float_expression [, base ] )  
-- Syntax for Azure Synapse SQL 
  
LOG ( float_expression )  

Note

SQL Server 2014 (12.x) 以前のバージョンの Transact-SQL 構文を確認するには、以前のバージョンのドキュメントを参照してください。

引数

float_expression
float 型、または暗黙的に float 型に変換できるを指定します。

base
対数の底を設定するオプションの整数引数です。

適用対象: SQL Server 2012 (11.x) 以降

戻り値の型

float

注釈

既定では、 を持つ LOG() 自然対数を返します。 以降で SQL Server 2012 (11.x), 、対数の底を別の値に変更するには、(省略可能) を使用して 基本 パラメーター。

自然対数は e を底とする対数です。ここで、e は、2.718281828 にほぼ等しい無理定数です。

数値の指数の自然対数は、その数値自体になります。LOG( EXP( n ) ) = n。 また、数値の自然対数の指数は、その数値自体になります。EXP( LOG( n ) ) = n

A. 数値の自然対数を計算する

次の例では、指定された float 式の LOG を計算します。

DECLARE @var FLOAT = 10;  
SELECT 'The LOG of the variable is: ' + CONVERT(VARCHAR, LOG(@var));  
GO  

結果セットは次のようになります。

-------------------------------------  
The LOG of the variable is: 2.30259  
  
(1 row(s) affected)  

B. 数値の指数の自然対数を計算する

次の例では、数値の指数の LOG を計算します。

SELECT LOG (EXP (10));  
  

結果セットは次のようになります。

----------------------------------  
10  
(1 row(s) affected)  

例: Azure Synapse Analytics、Analytics Platform System (PDW)

C. 数値の自然対数を計算する

次の例では、指定された float 式の LOG を計算します。

SELECT LOG(10);  

結果セットは次のようになります。

----------------`  
 
2.30

参照

数学関数 (Transact-SQL)
EXP (Transact-SQL)
LOG10 (Transact-SQL)