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InstanceOf (geography データ型)

適用対象:SQL ServerAzure SQL DatabaseAzure SQL Managed Instance

geography インスタンスが、指定した型と同じであるかどうかをテストします。

構文

  
.InstanceOf ( 'geography_type')  

Note

SQL Server 2014 (12.x) 以前のバージョンの Transact-SQL 構文を確認するには、以前のバージョンのドキュメントを参照してください。

引数

geography_type
geography 型の階層で公開されている 16 種類の型のうちの 1 つを指定する nvarchar(4000) 文字列です。

戻り値の型

SQL Server 戻り値の型: bit

CLR の戻り値の型: SqlBoolean

注釈

geography インスタンスの型が指定した型と同じである場合、または指定した型がインスタンスの型の先祖である場合は 1 を返します。それ以外の場合は 0 を返します。

この geography データ型メソッドは、半球より大きい FullGlobe インスタンスまたは空間インスタンスをサポートします。

メソッドの入力内容は、次のいずれかの種類である必要があります。Geometry、Point、Curve、LineString、CircularString、Surface、Polygon、CurvePolygon、GeometryCollectionMultiSurfaceMultiPolygon、MultiCurve、MultiLineStringMultiPointFullGlobe

上記以外の文字列を入力に使用した場合、このメソッドは ArgumentException をスローします。

このメソッドは正確ではありません。

MultiPoint インスタンスを作成し、InstanceOf() を使用して、このインスタンスが GeometryCollection であるかどうかを判定する例を次に示します。

DECLARE @g geography;  
SET @g = geography::STGeomFromText('MULTIPOINT(-122.360 47.656, -122.343 47.656)', 4326);  
SELECT @g.InstanceOf('GEOMETRYCOLLECTION');  

参照

Geography インスタンスの拡張メソッド