STLength (geometry データ型)
適用対象:SQL ServerAzure SQL DatabaseAzure SQL Managed InstanceMicrosoft Fabric の SQL 分析エンドポイントMicrosoft Fabric のウェアハウス
geometry インスタンス内の要素の合計長を返します。
構文
.STLength ( )
Note
SQL Server 2014 (12.x) 以前のバージョンの Transact-SQL 構文を確認するには、以前のバージョンのドキュメントを参照してください。
戻り値の型
SQL Server 戻り値の型: float
CLR の戻り値の型: SqlDouble
注釈
geometry インスタンスが閉じられている場合、長さはインスタンスの周囲の合計長として計算されます。多角形の長さとは、周囲の長さです。地点の長さは 0 です。 geometrycollection コレクション型の長さは、コレクションに含まれるすべての geometry インスタンスの長さの合計として計算されます。
STLength() は、LineString が有効でも無効でも動作します。 通常、LineString が無効になるのは、線分の重複のためです。これは、不正確な GPS のトレースなどの異常によって起きる場合があります。 STLength() は、重複する線分や無効な線分を削除しません。 返される長さの値には、重複する線分や無効な線分が含まれています。 MakeValid() メソッドは、LineString から重複する線分を削除できます。
例
LineString
インスタンスを作成し、STLength()
を使用して、インスタンスの長さを取得する例を次に示します。
DECLARE @g geometry;
SET @g = geometry::STGeomFromText('LINESTRING(0 0, 2 2, 1 0)', 0);
SELECT @g.STLength();
参照
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